2011/07/30

マイナスイオンつながりのお話

仕事なので仕方がありませんが、避難準備区域との境目ぐらいをミントで走りました。体にあたる雨が痛いと感じたのは初めてかもしれません。こんな状態が3日も続いたわけですから、三条周辺が水没してしまうのも納得してしまいます。今もミントは代車ゆえ、フルノーマルなのですが取り去ったフロントフェンダーの性能というかありがたさが身に染みました。これが自分のやつだったら全身砂まみれになっていたと思います(というか、スカスカなのでストールしていたでしょう)。

そんな水没寸前の地区のお客様がご来店していただき(避難してきたのかと思った)、壊れた某メーカーのクーラーをいただきました、いただいたというか処分に困るらしく投棄していきました。販売してから8年ぐらいは経過しているので、某国製のわりには長持ちした方だと思います。とりあえずせっかくもらったのでそのまま無料回収にだすのも味気ないので、どこが壊れたのかチェックしてみます。
タンクに水を入れてコンセントを挿す、現在水温や設定は問題なし、つまり基盤は生きてる。しばらくするとカチンという音がして少しだけ水温が下がるも、あの独特なウナリ音がない。小型扇風機でラジエターに風を当てると水温が勢い良く下がりだした、なるほど。ファンがイカれたらしいので、修理に出せばまだまだ回せそうである。とはいえども、こちらのメーカー様も「我が社の製品の寿命は5年です」と胸を張って電話対応してくれた所ですので、8年と言った時点で例の殺し文句が飛んでくるに違いない。ならば自分でできるところまでやってみよう、どうせヒマだし。

というわけでクーラーオーバーホール作戦が始まりました。ファンはラジエターの裏側についているので、正面のカバーを外してラジエターをマウントしているボルトを外すものの、周囲の装置と銅管でつながっているので動かず、結局カバー全体を外すと全容が明らかになりました。手でファンを回してみると異様に動きが重く、ファンの一部がラジエターに接触してしまっている。何かの事情でファンが止まり、排熱でファンのプラスチックがメルトダウンして変形したらしい、う~んこれはちょっとやっかい、コイルまで逝ってなければいいけどなぁ。と原因を究明したところで終業時間になりましたので明日に続きます。
一応ボルトとワッシャーはステンぽいけど、座金とその他のビスがサビサビなんだよなぁ…。なんかねぇ?

念のため書いておきますが、当店でお買い上げいただいたクーラー以外の投棄は受け付けておりませんのであしからず。