2011/07/31

ボルト1本、ビス2本折れました。

午前中は老夫婦宅の水槽を掃除しておりました、外の水道で木化石をゴシゴシやってると近づいてきたじいちゃんが麦わら帽をかぶせてくれました。今の時代には少なくなってしまったやさしさに心が和む。それにしてもこの帽子だけですごい涼しくなった、日光も遮るし、網目から風が通るから蒸れもない、これ考えた人すごいよ(それ以上に麦わらが似合う自分に驚いた)。その後は膀胱がパンパンになるほどお茶をいただいてまいりました。

そして出勤後はさっそく昨日のクーラーオーバーホール作戦の続きをやります。ファンが故障しているので取り出してやるわけですが、ガスタンクとラジエターにきっちり挟まれているので、ラジエターを少しずらして、ファンの土台ごと取り出しました。どういう理由かわかりませんがファンモーターが固着してしまって回らない、きっとベアリングが潰れたんだろうとモーターをバラしてみるとベアリングが無い!?あったのは油を染み込ませておくような穴だけだった。こんなんでいいのか?これじゃ上部フィルターのモーターと同じじゃん、結局その潤滑油が切れて軸受けが焼きついたという事らしい。こんなんじゃ5年で壊れるというか、5年で油切れになるって事か?ここベアリングにするだけでも相当トラブル減ると思うんだけど、どんな事情なんでしょうか。
バラして、掃除してあとは注油。クレ556的な油ではまたすぐに止まってしまうのでグリスが良かったのですが、さすがに熱帯魚屋にはない、そこでスクーターからエンジンオイルを拝借し軸受けに塗りたくります、粘度は足りませんが少しは長持ちするでしょう。軸はグルグル回るようになりましたので、最後はメルトダウンしてしまったファンです、熱変形して中心がずれてラジエターに接触してしまっているので、とりあえず熱で溶かして調整してみたけどいまいち、なので穴を広げてパテと靴底補修材で固めなおして固定。あとは錆びたボルト類に錆び止め塗ってすべて組みなおしました。
明日にはパテが固まると思いますのでいよいよ電源を入れてみたいと思います。

動いたところで自己修理物。販売したり客様のところで使うわけにはいきません、サティアンに眠らせておいていざという時に活躍してもらいます。