2011/11/14

細かすぎてよくわからない原付カスタム9

久しぶりにやってきましたよ~、このタイトル!
営業にもかかわらずはんだ付けや、オイルで手を真っ黒にして工具を振り回す熱帯魚屋の話。何よりもコレを書くときに気合が入ります。

まず手始めに北日本に今シーズン最初の本格的な雪が降りそうな予報、まず上越では降らないと思いますがそれでも寒さは厳しかろう。今愛用している手袋はフェルト地ゆえ雨が降ったりするとほとんど意味をなさないので手袋を買いに行きました、真っ先に思いつくのはスキーやスノボ用のやつです、暖かいし雨雪にも強いはずですから間違いありません、ですが昨年子供用のグローブを買いに行った時に最低でも2千円以上することに愕然としたことを覚えていましたので、何か代用はないものかとムサシをウロウロしていました、そこで目に入ったのは水産用のゴム手袋冬バージョンです、よくあるゴム手袋にモワモワが入っている!これは間違いないでしょう、価格は千円とゴムテにしては最高級レベルですが大人用スキーグローブよりは間違いなく安価ですし、水が染みることもありえない、手首の辺りにサイズを示す大きな「LL」の文字は金色でそれはまさにゴムテ界のルイヴィトンかのような高貴な雰囲気を醸し出しております。男のバイクに男の手袋が似合わない訳がありません、全身雨具で水産手袋ですが決して朝市に向かうわけではございません。

ムサシに行った本来の目的はゴム手袋ではなく電気用の配線を買いに行ったのです、それは数日前の話。近所に趣味で原付をバラせるほどの腕を持っている後輩がいるのでミンチョのトルク不足について相談したところ「アーシングやってみたらどうですか?」と言われた。はて?アーシングとは初めて聞いた言葉だけど一体何なのか?その時の話と後に学習した要綱で説明すると、ノーマル時の電気の配線とは別に独自に配線を行ってバイク内の電気の流れをよりスムーズにするという事らしい、そうするとプラグの火花の増大など燃焼効率が良くなってトルクアップにつながるらしい。何やら複雑な感じではあるがやる事自体はさほど難しくはなさそうなので早速実践してみることにしました。アーシングの方法は多岐にわたるようなのですが、ミンチョに対して一番簡単で効果がありそうなのはシリンダーヘッドからバッテリーのマイナス端子を配線で直接つなぐ方法でそのために耐熱性の電線などを用意しました。配線の両端に端子をはんだ付けしてシリンダーヘッドの4つあるうちの一つのボルトを外してそこに固定し、もう片方をバッテリーのマイナスに接続しました、12Vとはいえ電気は電気ですから、こんな手荒な配線をほどこしてメインスイッチを入れた途端にヒューズでも飛ばないかとドキドキしていましたが、カチッっとキーを回しても取りあえずは異常なし、いよいよキックペダルを蹴ってエンジン始動、お~普通にかかったぞ、あとは帰宅の時に走行テストをするだけだ。
ワクワクしながらレジ閉めをして店を出る、元々エンジンのかかりは良いバイクだったので一発始動、道路に出たらアクセル全開!おっ、お~?ん、んぁ~?う~ん、あぁ~。良くなってるかもしれない、5分で家に着いてしまうので熱でエンジンがダレた時にこの加速が維持できていたら本物だ、アイドリングは確実に元気になっている、こりゃぁ今後が楽しみになってきた、天気のいい日に普通の手袋で全開テストやってみます、インプレッションを待て!