2012/10/18

合鍵製作1本2,100円払ったが、コレって、もしかしてやられたか?

水商売といえば夜のお仕事というイメージが大きいですが、熱帯魚屋も立派な水商売であります。別に水槽の「水」とかけているわけじゃないですよ、一寸先は闇の綱渡りで日々暮らしているわけです、すべてのショップが例外無くそうだと思います。そして日々お世話になっているお客様にとっても博打なんじゃないですか?魚なんていつ死んじゃってもおかしくないじゃないですか?買う時って常にその事が頭を過ぎっていることかと思います。そう思うと変な趣味ですよね、買う時から癒されていないじゃないですか?そんで世話してる時もめんどくせぇし、手間隙かけても藻だらけだし、一体いつ癒されるってぇんだよ?私もなるべく皆さまに癒されていただきたいので可能な限り死ににくい魚をご提供させていただいているつもりですが、そでれも鉄板にまではできません。これも全て私の技術の無さ故ご勘弁ください。勝つ見込みの無い負け戦にいつもお付き合いいただき誠にありがとうございます。

店が休みだった今日は久しぶりに博打をしてきました。ん?何を期待しているんですか、違いますよUFOキャッチャーです。子供に「コレ欲しい!」と言われても、子供にやらせては金を捨てるようなもんじゃないですか、ならばココは再び父親の威厳を見せつけるチャンス到来でありますので、千円札を全て両替していざ勝負!なんと娘のは1発で仕留めてやってムードは最高潮に達し、その勢いで息子の注文のマリオカートフィギュアに挑む!100円、200円、300円…600円使ったところでお手上げ、息子に「取れません!」と大声で謝った時にちょうど店員のお兄さんが通りかかって、モノをギリギリの所に動かしちゃってくれたもんだからやめる訳にはいかなくなってしまいました。さらに300円投資しても微動だにせず、もう落ち武者でも何とでも言ってくれ、マジで勘弁してくれという事になり「なら私が1回だけやってみるわ」と妻がやったらあっさりと敵将を討ち取り、子供は「ママすごぉ~い!」の大喝采、父親は残った100円玉を財布にしまい込みながらその場を立ち去るのでありました。

そんな茶番から2時間後、私の目の前には壊されたマリオカートのフィギュアが転がっております。決して癒されることの無い世知辛い世の中でございます。