2013/09/28

あまりの長文作成で日付越えたよ

全く価値の無い物を驚きの高額で購入する産業廃棄物買取屋「セブンスターズ」お久しぶりでございます、今日は久しぶりに大量の産業廃棄物がわざわざクロネコヤマトで運ばれてきましたのでご紹介しましょう。
今までセブンスターズでは回らないバルブやショートする照明器具、そして巨大な燻製機など知れば「マジで!?」と誰もが驚く高額でこれらの産業廃棄物を購入してまいりました、そして今日もクロネコトラックから荷降ろしを手伝わなければならないほどの大物がやってきました。配達に来たドライバーさんが「イスが届いてるんですけど…」と微妙な表情で言ってきたのは、たぶんそのイスが粗悪品にしか見えないので、はたしてこんな物を届けて良いものかどうか動揺していたのでしょう。そんな届け物に対し「キタキターッ!」と嬉しそうにソレを見つめる俺の姿でさらに引いてしまったようで、引越し便にもかかわらず梱包を解かずに帰ってしましました(それはいかんですよ)。
届いたのはベンチ、いつもみなさんが使ってくれていたのがボロボロしてきましたので、リニューアルを考えていました。しかし、届いたのは今まで使っていた物よりはるかにボロイ。それはFRPのシェル型のイスが並んだタイプですが、どこぞやのバス停か公園、もしくは公衆便所の隣に設置されていたかのような貫禄。FRPは経年劣化でクラックが入り、スチール製のベースは錆びて一部が崩れそうになっております。
誰もコレを見て「買った」とは思わないでしょう、せいぜいどっかの廃墟から盗んできた程度にしか思えないと思います。そんなベンチをいつもの場所に設置してやったらどうよ?今までずっとここにあったかのよな存在感、そして格納庫という設定であるセブンスの店内に倉庫感が一段と増したのであります!
シェル型ベンチといえば王道のハーマンミラーですけども、セブンスにハーマンを置いちゃダメなんですよ。例えば道ですれ違う人の服がブランド物で固めてたとするじゃないですか、でもそれを見て「この人は見栄張ってるな~」って思うような人がけっこういますよね?だからちゃんと自分の格を知って、それに合った物を選ぶ必要があるんです。だからトイレの壁はアルミ張りが豪華な分だけペンキは手塗りで十分、外装はプロの仕上げだから内装は手作りで十分、水槽はアマノだから台は燻製機で十分…この絶妙なハズシであの店が成り立っているんです。

そして2個目の配達物はなんとハワイで使用されていたというビンテージ工具箱であります、スチール製で各所にステッカーが貼ってあり、手書きの英語でいろいろ書いてある雰囲気抜群の逸品であります!私はコレをなんとミニ四駆のツールケースとして使ってしまおうと考えたわけですよ、本場アメリカで使われていただけあって、ステッカーのデザインとか貼り方が勉強になるし、フタには赤のガムテープを貼って、その上から白のマーカーで文字を書いてる所もいいね。
さっそく雑巾を絞って掃除をしてやりました、さすが使い込まれていただけあって機械油とか付いてるので入念に拭いて、フタの裏もちゃんと拭いて…ん?なんだこりゃ、表のガムテープ貼った裏側がプレスの文字になってたのか、 え!ウソ!?これカタカナじゃねぇの?「ガンマ」ってカタカナでプレスされてますけど!何だよコレ~日本製じゃねぇかよ~、ガムテープで隠すんじゃねぇよハワイ人!
俺はもうガッカリだよ、じゃ何かい?この工具箱は日本からハワイへ行って、そしてまた日本に戻ってきたって事かい?小錦改めKONISIHIKIかい?お前戻ってこなくてい~よ~、もうやる気なくなちゃったよ~。

とりあえずそのハワイへ行った顛末が知りたいわな。