2013/10/01

セブンス専用車両を作ろう 8 (たぶんファイナル)

消費税アップ確定。今まで国会論議とか有識者会議なんかやってましたがそんな事は「真剣に考えてますよ」という雰囲気を国民にアピールするためのパフォーマンスであって、全ては最初から決まっているんですよ、支持率絡んでいる以上は行動全てがパフォーマンス、私たちはそれに踊らされて言いなりになるしかありません。その国に住みたくなくても庶民は国を出る金すらないんですからね。住めば都も生き地獄、せめて店名だけは極楽浄土で申し訳御座いません。

終わりか?

今日はそんな事書く予定じゃないですよ、ついにセブンスの営業車が完成したんですよ!今月はワーゲンが活躍する事が多いので今日こそはプレートをつけてやろうと決めていました、下準備はできていましたので、あとは車内に枠をつけてやればいいだけなんです。ではなぜ作業が中断していたのかというと「踏ん切り」がつかなかったのです、ワーゲンフリークなら誰もが羨むフルオリジナルコンディションのボディに穴を空けるなんて…あぁ、所詮俺はヘタレよ。だけど今日はやっつけちゃうよ!
事前にやっていた事はプレートを固定するための木枠作りなのだが、1×2材に溝を掘らなければならなくて、その方法が分からずに悩んでいると、なんとその道具を無償で貸してくださるというお釈迦様のような人が現れて手に入ったのであります。トリマーというレイシーの縦型ポンプのようなモーターに溝堀用のビットを付けてビヤ~っとなぞるだけで溝がどんどん掘れるではないか! やればなんでも出来るじゃねぇか、と調子に乗ってペースアップすると急に手ごたえが軽くなった。おや?ビットが外れたのかな?と、トリマーを持ち上げてみるとビットが途中からポロッと折れた。
おおおおおお釈迦さまぁ!俺はもう地獄行きだぁ!顔面蒼白、急いでムサシやネットで同じ物を探すもそのビットは限定品で単品では手に入らない(セットで一式2万ぐらい)。だめだ、正直に謝ろう。仁王になるかと思っていたお釈迦様だが、なんとそのままで許していただきました(本当にありがとうございました)。
そんな珍事が過去にあったがついにカーテンレールやスペアタイヤなどを取り外し、ついでにシンクも下ろしてやると予想以上に車内が広くなって仕事向きになりました。そして枠をボルトで固定するための穴を内装のスチール部分に空けます、位置を慎重に決めて、俺にしてはめずらしくポンチで決めてからドリルでギュルルルルルー!ボコッ…あぁ~ついに産業遺産に穴空けちゃいましたよ、お父さんお母さんごめんなさい、今日でわたしは大人の女に…なんかリアルだからやめよう。
俺は単純だからか、一個穴あけるともうどうでもよくなって二個目からはバンバンやっちゃいます、勢い余って外まで貫通させないようにだけ気をつけて10mmの穴を三個空けてやり、木で作った枠にターンナットという中空でも締めることのできる特殊なやつで固定するのだが、木枠の厚みが予想以上でボルトの長さが足りない。なんだよ~ここまでやって中断か、明日ホムセン行って探してみるか…この時点で午後4時、ボルトさえあれば今日中に出来そうなのになぁ、ボルトさえあれば、ボルトさえ…。
ごめんなさい、店のカギ閉めてホムセン行っちゃいました。往復の20分間…誰も来なかっただろう、きっと。ボルト事件以外は思いのほか苦戦することも無く枠の取り付けは完了、そしてついに特注の特大プレートを内側の窓枠にはめて、外に出て見てみる…
 「ゾワッ」っとした、この感覚は久しぶり。あまりにもカッコ良すぎる。昨日のミニSの展開とは真逆で全てが完璧にマッチングしているのだ。これがカッティングシートだったり、安っぽいペイントだったらそうはいかない。ゾワッとしたのは結果が良かったのと同時に営業車が欲しいという一つの夢が叶った瞬間でもあるからだろう。

丸目サンバーの全塗装計画から紆余曲折を経て出来上がった業界最強の専用車両は明日から本格稼動、さすがに雪道は厳しいけどミンチョとコイツで走り回ります。
県外ファンの方のためにも、専用車両の画像は「ちゃんとした方法」でトイレと一緒に公表しますので待っててくださいね~、現在デジカメ常備で準備中でこざいます。