2014/03/25

破壊力抜群 セブンストリプルクロスカウンター計画 1

いやぁ~お待たせいたしました、前夜祭の2日後に無事ランプシェードが届きました。カウンターを作ろうと決めたその日に何気なくオークションを物色していたら思わず衝動買いしてしまった物です。
イギリスかどっかのphotaxというカメラメーカーで作られていた閃光電球(今で言うフラッシュね)を取り付けるためのランプシェードということで、アルミ製のヤレた感じがカッコ良くてこれをカウンターの上に並べてぶら下げたらクールだろうと、何といっても「ヴィンテージ」であります!これ以上この世に増えることがないのであります!

ここまでは完璧だったのですが、一つだけ気に入らないのはその形状であります。横から見ると絵に描いたウンコのような形をしていて、それが決定的な個性でもあるのですが、困ったことに一度ウンコだと思ってしまうとウンコにしか見えないであります。かなり悩みましたが、似たようなリプロダクトが売られていないだけに希少価値もあるだとうと購入に至りました(何よりも自分が気に入っていればそれでいいのだ)。

届いた物はエアクッションに包まれておりましたが、数日間開けるヒマもなくそのまま放置しておりました。そして今日やっと包みを開けて実物を拝見したわけです。

   「あれ?ウンコじゃないぞ?」

注文通り4個届いたのですが形が違う、スリムな傘型のシェードのが出てきた。くっそ~、間違えて送ってきやがったな、文句言ってやろう。…いやまてよ? むしろこっちの形の方が理想的じゃないか?ならば問題はこれが同等のヴィンテージ物かどうかだ、外側はキズだらけでかなりヤレた感じはある、だが金属だけにヤレ感と経年は比例しない。メーカーの刻印はないから製造国の判別もできない、あとは電球を取り付けるソケット部とコードだがこれは日本製の物が付いていた。日本製だったが取り付け方もテキトーだったので明らかに後から加工して交換された物である。つまり、最初から日本製だったら交換する必要もないので、シェード自体は外国製である可能性が高い。
結局最後はインターネット頼み「Aluminium Photax Photographic Lighting」などのワードで検索してみるとウンコ型に混じってスリム型もいくつか出てくるではないか!?これは…当りなんじゃないのぉ~?よし、文句言うのはやめた。このままいただいてしまおう!

テキトーに付けられたソケットとコードは交換するので、今度ホムセンに行ってカッコ良いのを探してみます。 どうですか?初回からこれだけの物語があるんですから終盤なんか鉄道員並の感動巨編になってると思いますよ。

自分、器用ですから。