2014/07/30

もう1台買っとくか?

焼きイモ大会の事をまだ書いていませんでしたよね?今日はそのお話です。

ミンチョのマフラー詰まりを改善する方法としてバーナー等で炙ると中のオイルやカーボンが燃えてしまうので有効というのがあります。たしかにバーナーは1本欲しいのですが、お財布事情がキビシイ時期ゆえ焚き木をしてその中にマフラーごと投げ込んでしまおうという作戦です。
格納庫建設などで集めた廃材をキャンプファイヤーのように「井の字」に組んで、その上にマフラーを載せました。ミンチョマフラーは育ちすぎたサツマイモのような形状をしているので焼き芋と呼んでいたのですが、焚き木の上に乗ったその様はまさに「ギャートルズの骨付き肉」そのものであります。
点火の前にまずは水を入れたバケツを用意します、野焼きが原因で消防部長の家が焼けては本末転倒ゆえここはしっかりと準備します。炎天下ゆえ点火はいとも簡単に成功、乾燥した廃材は一気に燃え上がりマフラーを焦がし始めました。するとマフラーの先からモヤモヤと黒い煙が出始めましたのでこのままじっくりと1時間ほど直火焼きにいたしました。

火が消えて熱々の状態のまま店に持ち帰り、ホクホクのマフラーをミンチョに取り付けて交換終了(普通は冷えてから行ってください)。通常ならここで錆取りをして耐熱塗料で塗装したりするでしょうが、私は焦げたままの状態で使います。小奇麗なパーツなんぞ10代のゴムが如くチョッパーには無用で御座います。

緊張のテスト走行。走り出してまもなく凄まじい白煙を噴き始めて「またしてもダメか?」と思ったのですが、吹けあがりはそこそこ良かったのでそのまま走っていると5分ほどで煙は治まり排気はいたってクリーン、ツキの悪さもかなり解消されたので焼き芋は成功だったようです。唯一全開時の排気音というかエンジン音がオバチャンスクーターの限界を超えているであろうケタタマしいサウンドを奏でるようになりました。最高速は変わっていないんですけどねぇ。

今年トラブル続きのミンチョはバッテリー交換、遠心クラッチ交換、その他もろもろで36,000円也。車体購入価格超えてるんですけど…。