2015/08/25

すごいぞハキーム

安太郎&ゴン中山のダブル解説も厳しいですが、9日間連続の織田裕二もかなり厳しく思えてきたセブンス店長です。

家で使ってた浄化槽ブロアが動かなくなり、点検業者さんが修理しますか?と言ってきたので「とりあえず自分でやってみます」と店に持ってきてバラしてみました。毎分80リットルという一見無縁なスペックですが、熱帯魚業界では店舗用に使っていたりするのでなんとかなったりします。
15年以上もノーメンテナンスだったので中もズタズタだろうと思いきや、ダイアフラムが破れて安全装置が作動していただけで、各部品の作りも非常に丁寧でまったく問題なし。消耗部品も手に入りそうなのでうまくいけば安く済んでしまいそうな感じ。安全装置はピストンのブレ幅が大きくなるとピンが飛んで電源をカットするという単純な構造でしたが、シンプルながら的を得たアイディアでさすが国産メーカーという感じです。部品の供給があるのも嬉しい。

今月の初旬に某K国製のクーラー(発売元は日本)が作動しなくなり、中を開けてみると冷却用のプロペラファンが割れてオーバーヒートを起こしていたみたいです。樹脂は見るからに質の悪そうなプラスチックで機械の熱で劣化したのだろう、だったらアルミ製とかにすればいいのに…と思ったりして。それでもファンモーターは回るし、扇風機で風を送れば冷却動作が始まるのでファンだけ自分で換えればいいやとメーカーに聞いてみたのですが、部品だけでは販売しない、こっちで修理するから送ってくれの一点張り。じゃぁ修理代はいくらかと聞けば2万近い金額、しかも送料だってかかる。自己責任でいいからと言ってもダメ。
そういう方針なのかもしれないけど、だったらもっと修理費を低く抑えるべきだろう。ユーザーに修理を委ねないというのは「中身を見られなくない事情」でもあるんじゃないかと思ってしまう。元々信頼性に疑問を抱いていた製品だったが、さらに扱いづらいものになってしまいました。

日本製、外国製にはそれなりの「価格差」があるので単純に良し悪しの比較はできないし、俺が優劣を決める権限もないのだけども「売った物に責任をもつなら」と考えれば自ずと決まってしまう。そういう事で御座います。

明日は家族で出かけるので久しぶりの休載です、また木曜にお会いしましょう。