2016/05/11

酒飲んで書いたのでよく分かんないと思いますが…

神保町で買ってきた本です、たぶん「ガソリンスタンド全集」という内容と思われます。日本じゃガソリンスタンドを本にするなんて考えられません、よくぞやってくれたと著者を称えたいです。

逆を言えば本になるぐらいアメリカのガソリンスタンドは各店ごとに個性があり、どれも秀逸なデザインが施されています。ロゴもそうですし、建物の構造や雰囲気、色使いも素晴らしい。
どうして日本のスタンドはどこも同じようなものばかりなんでしょうか?「給油できればそれでいい 」みたいな考えがにじみ出ております。例えば写真のようなスタンドがあったらどうでしょうか?愛車がそんなスタンドに停まっているだけで楽しくなるじゃないですか?旧車、アメ車オーナーがこぞって集まるでしょうし、その様子がさらに雰囲気を盛り上げる相乗効果もあるでしょう。

午後出かけたついでに本屋に寄ったのですが、インテリアコーナーに「カフェのような部屋をつくる」というタイトルの本が何冊もありました。言いたいことはわかりますけど、ならばカフェは何を目指してそうなったんだよと、カフェ自体が目指したものを追求すべきじゃないのかなと。それと北欧スタイルとか、ブルックリンスタイルなんていうジャンルができましたけど、手法に名前を付けて括るんじゃねぇよと。括っちゃうから広がらなくなっちゃうし、やり尽くされた感が出て白けちゃうんですよね。

鉛筆1本でモノクロ写真のように描く人とか、色鉛筆を使ってカラー写真のような絵を描く人がテレビで紹介されていましたが、たしかに技術はスゴイですけど、限りなく写真に近づけるのが目標なら最初から写真でいいじゃん。できちゃってる物を一生懸命追ってどうすんのよと。だったら写真じゃできなくて鉛筆じゃなきゃできない事をやった方がよっぽどスゴイと思うよ。武田鉄矢を完璧にモノマネしても、それなら本人でいいじゃんって事よ、そこで本人が言わないような暴言を言うから面白いんでしょ?

アクアライフ立ち読みしたって何の参考にもなりませんので、ガソリンスタンド全集を見るのです。10年先のアクアリウムとはそういう事でございます。