2016/08/12

13、14、15日は普通に営業してます。

右隅に小さく写っている小屋がエアコン、冷蔵庫、電気調理器にウォシュレットトイレ完備のコテージ。無いものはテレビと風呂だが、風呂は左側に写っている大型入浴施設で存分に味わう事ができ、畳敷きの休憩所でテレビでオリンピックも観れる。はたしてキャンプの定義とは何ぞや?

とりあえず俺の流儀として旅やキャンプは可能な限り荷物を少なくする、自分用に寝袋とエアマット、ひざ掛け毛布、あとは下着とタオル。寝る時のためにジャージを入れようとしたら妻が「このクソ暑い季節に長袖着て寝るのか?」と言うからジャージはやめた。
そしてキャンプだけに自然と遊ぶ。毎回ここでは川遊びができるので存分に水遊びをして、夕飯はガソリンストーブで炊いた米と、電磁調理器で作った豚汁。こういう時は網焼きが定番だが、あれは用意や片付けが面倒なので、我が家では網焼きは家で行い、出先では簡素な料理をするという風習がある。それでも巨匠が登ったらしい絶壁を見ながらの豚汁と白米は最高だった。

夕食を済ませ、入浴施設でたっぷりの湯に浸かり、オリンピックを観戦し、夜10時前に小屋に戻った。小屋ではもう何もする事はない、寝るだけ。いや、何か起こる前に寝てしまおうと早々と眠りについた。

早く寝れば早く眼が覚める、何時かはわからないけど外が暗い時簡に眼が覚めてしまった。でも今回は雨も降っていないし、物音もしない、だからまた寝ればいいのだけども…異常に寒いのだ。ちょうどこの日の気温が低めだったというのもあるが、山の気候を甘く見ていたのもある、しかもジャージを持ってこなかったので裸同然の格好、90×45センチ程度のひざ掛け毛布1枚を最大限い広げ、ギリギリ上半身だけ覆いながら凍えるように寝ていた(ずっと鳥肌が立っていた)。やがて日が昇り徐々に小屋の室温が上がってくるのがわかる、当然ながら風邪をひいたわけだが、今思えば何故エアコンで暖房をしなかったんだろうと…。

小音の横山現象はあったけども、前回ほどの事象は無し。謎は迷宮入りになりそうである。

さらにつづく