2016/09/02

気持ちに余裕ができた証拠

ラスベガスにあるカスタムガレージは1/1スケールで勝負するが、俺達は1/32で勝負する。子供の遊びと言われようが絶対に負けは許されない、それがバウンディング・カーズ!

やぁ!ベイビーの調子はどうだい?先週のレースは酷かったな、あれを見て思ったんだがウチのガレージにも「破壊力」のあるマシンを1台用意しておく必要があるんじゃないかと思ってな、フルスクラッチで組もうと思うんだが、どんな車をベースにしようか探していたんだ。

そんな時、いつも世話になっているヨドバシパーツセンターからワルな車が送られてきた、それがジルボルフさ。どこぞやのサイトじゃアビリスタの出来損ないみたいな事言われてるが、俺に言わせりゃソイツの眼は節穴だ。コブラ顔負けの面構えとボンネットにダウンドラフトのV8ビッグブロックを搭載できるマシンは他にねぇ。ただし、余計なリアウイングはぶった切ったけどな。

さっそくカスタムを始めたいところだが、俺達には「可能な限り所持してるパーツを使う」という卒業ルールってのが存在する、これがまた厄介でステーは3mmカーボンを使う予定なんだが、MAボディはフロント部分のクリアランスが無くてステーと干渉してボディが付かなくなるんだ。だけども、せっかくのコブラ口を削るようなバカな真似はできねぇって話だ。

厳しい仕事になりそうだが、バイクカスタムと一緒に仕上げてやるつもりだ。俺達ならできる、それがバウンディング・カーズ!