2016/10/06

行け!Nature Aquarium Party 2016 その4

慣れない環境と緊張のせいか午前6時過ぎには目が覚めてしまい、テレビを観ながら朝食の時間を待つ。今日のプログラムは社長宅の4メートル水槽見学に続き、本社の駐車場で会食をしながらの交流会、その場でメーカーが出品するレア物のオークションなどもあるが、俺にとっては多くの人と出会える最後のチャンスの場でもある、中でも海外の参加者から世界の水族館事情を聞きたくて、どうにかして交流できないか方法を模索していたのだ。

子供の頃から理科の勉強しかしてこなかった俺にとって英会話なんてもってのほか、いきなり突っ込んで行ってもそんな専門的な話なんてできるわけがない。そこで、前日のうちにADAスタッフの中で英語が出来る人にお願いして通訳をしてもらおうと頼んでみたらオッケーとの事で、どんな切り口で話を始めようかと考えていたら眠れなかったというわけだ。

食欲もイマイチなので朝食をサッと済ませ、まずは今回のイベントのメインであろう社長宅見学。私は2度目なのだが、初めての人も多いようで興奮が伝わってくる。正面からの画像は有名であるので、普段は見られないような角度からのショットを載せておく。
水槽裏側

ビオトープの庭

庭側の真裏がこんな感じ
参加者は思いのままに楽しんでいたようだが、すでに俺の心はここにあらず。頭の中は話の切り出し方と、外国勢のどのグループを標的にしようかで一杯だった。

本社に戻るとすでに会場ではバーベキュー会食パーティが始まっていて諸国入り乱れているご様子。それにしても昨日から素晴らしいおもてなし数々なのだが、マジてゆっくり食ってるヒマがない。いつか一般参加者として存分に楽しんでみたい。
そんな俺とは裏腹に外国勢は存分に楽しんでいるご様子、そんな彼らを物陰からストーカーのように付け狙う。通訳をお願いする以上は1グループしかチャンスはないだろう、一撃で大物を仕留めなければ!

飯を食うフリをしてコソコソしている俺の背後から「相馬さん行きますか!」と、ビクッとした。ついにその時がきたか。ターゲットは決まった…

「あそこのヨーロッパ勢(であろう)グループでお願いします!」

つづく