2016/12/19

エサ食い抜群

内科医院様の水槽に「トンちゃん」を復帰させる計画が水面下で進んでおりました。念のためオーナー様に「本当に戻しても良いのか?」と確認したところオッケーという事なので(あまり気が進まないのだけども)タイミングを計っているところであります。

トンちゃんを戻すという事は現在水槽に入っている5センチ以下の魚が消えるという事になりますので、何か対抗できる相棒をと考えておりましたが、安全性とキャラクター性を兼ね備えたハリセンボンが良いんじゃないかなと。ただし、海外モノは5センチ以下の幼魚ばかりなので、石垣島の海人に10センチぐらいのヤツを捕ってもらうようにお願いしたのであります(予備も含めて2匹)。

約3週間後、石垣島から空輸便の段ボール箱が届きました。箱を開けると新聞紙に包まれた袋が2個、さっそく水合わせをするために開封すれば五郎丸愛用のラグビーボールと見まごうような巨大フグの後頭部が目に飛び込んできた。

そういえば過去にも「15センチのイソギンチャクが捕れたので送ります」と電話が来て、届いてみたら直径50センチ超えだった事もあった。たぶん沖縄の「ものさし」は本州の3倍ぐらいの長さなんだろう。ジャイアント馬場の足は1メートルぐらいって事か?自然豊かな地域だとあらゆる事に大らかなんだね、なんくるないさぁ~ってか?…なんくるならんわ!

どうすんだよ、こんなフルボディのハリセンボンなんて水族館レベルだろうが。それでも1匹はいいよ、コレなら間違いなくトンちゃんには食われないからね。もう1匹はどうすんだよ、予備とかそういう問題以前だよ。

まぁ、サイズはともかくコンディションは万全。サンゴを送ってもらうときも絶好調だし、採取から発送方法に至るまでちゃんと研究しているんだと思うよ、石垣の海の男達に感謝。

どうせウチで飼う事になるんだろうなぁ…どなたか150センチ以上の水槽オーナー様いかがでしょうか?