2017/02/25

安全重視なイメージのくせに、触るとヤケドするぜ!

諜報室は洗濯干し場の半分をもらったと説明しましたが、今でも画像の反対側は物干し場のままで、大きな乾燥機が轟音で回っております。

騒音ぐらいならいいんですが、なにせ物干し場ゆえ冷暖房がありません。今までのようにパソコンの前で1時間もかけてブログを書いていたら凍傷になってしまいます。セブンスの営業日であれば事前に原稿を書いておけますが、定休日中は太陽の差し込む時間に陽に当たりながら暖をとるか、乾燥機の排熱を頼らなくてはいけません(相当高レベルなエコロジー生活である)。

その時に運良く乾燥機が回っていれば良いのだが、毎回そうもいかないであろう、何か暖房手段を考えなくてはと考慮したのだが、まずその部屋にはガスが来ていないのでガスヒーターは不可。灯油式なら設置できるけども、洗濯物に臭いがついてしまうのでこれも不可。残るエネルギーは電気のみ、それもハロゲンなんかだと洗濯物が燃えるリスクもある完全に八方塞がりかと思われたが、ある時「オイルヒーター」というワードを見つけたので調べてみた。

ユーザーの感想だと、良くも悪くもいろいろ言われているようだが、悪く言ってる人は製品というよりも使用環境に問題がある事が多いようで、気にしなくて良さそうである(なんとかとハサミは使いようってやつだな)。それに俺の性分からして他人の意見がどーのよりも、失敗しようが自分で試してみる方が早そうなので物色開始。

「オイルヒーター」というワードの次に真っ先に出てくるのが「デロンギ」である、デロンギってコーヒーサーバーのデロンギだよね?ヒーターまで作っているとは知らなかった(もしかしてコッチが先か?)。そんな俺がビッグネームの影響を受けないわけがなく、今度は手当たり次第デロンギのオイルヒーターを調べまくった。

まぁ、いろいろ出てきたさ。でも気になったのは最近のモデルはアジア国製なんですね、どこのメーカーも同じなんだなでも最初からアジアだったとは思えない、さらに追求するとありましたイタリア製時代のデロンギ!しかもそのルックスの渋さといったらアジア製の比ではない。

たぶん安全面にうるさいクレームが少なかった頃のモデルなんだろう、無骨さがたまらなくクールであるにも関わらす細部の造りも丁寧。モノを探し始めると最後は古いものにたどり着くという毎度の展開であるが(今回もセブンスターズとして書けば良かったよ)、いつもと違うのは送料入れても2000円という破格の安さだ!

はい、届きました。どうやらキッチンで使われていたようで、液体をこぼしたような後や、油汚れなんかで程度はイマイチのように見えるけど、そんな事で俺はめげない!雑巾しぼって徹底的に拭き上げてピッカピカにしてやりましたよ。ビートル納車の時もそうだったけど、手元に来た中古品を生まれ変わらせるのは気持ち良いよね、自分の物になったって感じがする。

で、部屋は暖かくなったのかって?もうそんな事はどうでも良いんです、デロンギが部屋にあるだけで幸せ。だってこれでもうオフィシャルに「我が家の暖房はデロンギだから」って言えるわけですからね。そのセリフが2000円で買えたんだから格安ですよ、買い物ってそういうもんでしょ?

自分はデロンギですから大御所俳優顔負けの名台詞、不器用すぎで申し訳御座いません。