2018/07/03

雷鳴と共に 空に響いた 鶴の声 

落語会の大御所、歌丸師匠がこの世を去りました。学生の頃、友人達と大喜利をやる時はいつも私が歌丸師匠の役でした(理由は聞くな)。

師匠もボヘミアン岡田氏と同様に、休むことは死んでからいくらでもできると、命果てるその時まで年中無休で戦った男でありました(ボヘミアン氏はまだ生きてます)。

そんなお二人のポリシーを尊敬しながらも、私は50歳、あと8年で表舞台から身を引き、裏方に徹すると決めております。理由はいろいろありますが、変動の激しいカルチャーやビジネスの世界において考え方の凝り固まったジジィの存在が発展の足かせになっている事例が田舎であるほど多いのです。もちろん例外もありますが、私の性格であればそういうジジィになると思うので、迷惑をかける前に裏役に回りたいのです。

だからあと8年で次の世代が理不尽な抵抗を受けることなく、自由に、そして多くの事に挑戦できるような環境を作ってやらなければなりません。簡単な事ではありませんけどね。

これは理想ですが、50歳の私が維持する水槽は1本だけ。でもそれは世界に誇る作品です。朝から晩までその1本に手を入れ続けるような日々を過ごせたら幸せですね。

そのためにもよろしく頼むぞ、若人たちよ!