2018/09/10

え?美化しすぎ!? 失礼だろっ!

たまにはアクアリウムの事を書こうと思うのですが、有名アニメーション映画監督待望の新作がこの夏公開されたわけですが、普通なら公開から1週間ぐらいで「大ヒット御礼」みたいなコマーシャルが流れるんですけど全くナシ。さらに、公開前は情報番組などで話題になっていたにも関わらず、公開と同時にパッタリと触れられなくなった…一体何が起こっているんだ?と、ちょっとだけ調べてみようと検索欄に映画のタイトルを入れると予測候補欄の上部に「つまらない」というワードが…マジか!?

詳しく調べてみると賞賛の声もある反面、他のタイトルとは比較にならない量の批判が飛び交っている事に唖然。

やっちまったかぁ…

メディアが触れなくなったのも納得だわ、この映画を取り上げたら世の批判も受け止める事になっちゃいますからね。どう扱って良いのか分からないんじゃないの?

ストーリー内でアクアリウムが関わるのは一瞬みたいだし、そこに対しての批判は見かけないので、アクアリウムイメージ自体に非があるわけじゃないんだろうけど、それでも2作連続でネイチャーアクアリウムが関わった映画がコケたのは事実。それも自費制作レベルならともかく、どちらもメジャータイトルと言えるほどの監督と役者を使った作品で。

もはやジンクスと言われても否定できないし、仮に次もコケたら「…の呪い」という言葉が出てくるかもしれない。

フィクションに合わないんだよ、ネイチャーアクアリウムは。金魚鉢とか、エンゼルフィッシュが並んでるような水槽ならともかく、ネイチャーアクアリウム自体がフィクション系なのに、さらにそれをフィクションストーリーに埋め込むから気持ち悪いんだと思うんですよね。

例えば牛カルビとホルモンを同時に食べようとは思わないでしょ?一緒に口の中にあったら気持ち悪いじゃん。だからカルビはサンチュと食べたいし、ホルモンには白飯なんですよ。映画にネイチャーアクアリウムを使いたかったらドキュメントなんだろうね、巨匠のリスボン奮闘記なんて(そこそこ)良い作品になると思うよ。

ドキュメント長編映画「男は水中の森に眠る」…良いねぇ。ノンフィクションだったら巨匠役オーディションやらなきゃ!役所広司さん、いかがですか?