2019/06/28

スタッドレスもイタリア製。目指せ両方売って5万超え!

約1ヶ月ぶりに「半日間何もスケジュールが無い時間」をゲットしましたので、ずっとやりたかったニュービートルのホイール交換を実行いたしました。

今までは前オーナーの趣味であろうイタリア製アルミレーシングホイールに蛍光グリーンに塗られたブレーキキャリパーという組み合わせでしたが、カチっとしすぎていて性に合わない上にノーマルキャリパーをさらに塗装で目立たせようという貧乏くさい手法が許せなかったのです。

一番渋いと思うのは強化キャリパーにも関わらず目立たないようにコッソリと装着して、目を凝らして見ると「スゲェの着けてんじゃん!」みたいなのが最良、ノーマルを蛍光グリーンに…なんてのは正にその正反対そのもので、納車以来ずっと恥ずかしい思いをしてきました。

さらにあの車は細部まで手を加えられており、一片の隙もないみたいな状況だったのですが、悪く見れば足し算しかできない人の終着駅なわけで、前オーナーの才能を全く感じませんでした。

水槽製作と同様に手を加える前からある程度の構想を考えていたわけですが、ダッシュボード上にあったオモチャっぽい3連メーター、一度は外したんですけどスチールホイールにドレスダウンを施せば逆にバランスが取れるんじゃないかと予想。ココを今回の見せ場としました。

前ビートルで使用していたゴルフ4純正のスチールホイールに履き替えさせて、そのついでにブレーキキャリパーをツヤ消しブラックの耐熱塗料でペイント。アルミホイールはスペーサーを使ってツライチにしてあったようですが、オフセットも完全ノーマルに。全ては意味があっての設定のはずですから、見た目だけで安易に手を加える事はしません!そういう事したい人はミニ四駆で好きなようにすればいい。

全部の作業が終わって遠目から全体像を…最高でしょ、コイツは。今までは10人中7人がカッコいいと褒めたかもしれませんが、これからは100人中の3人のB級マニヤが釘付けですよ。そして乗ってみてすぐに違いを感じた旋回性の良さ、そういう事なんですよね。

3連メーターの存在も予想通り許せる範囲になりましたよ、引き算でバランスが取れました。

ニュービートルは最初からしっかりデザインされていますからカスタムの難しい車だと思います。ノーマルよりもカッコ良く出来てる人は少数ですよね。まぁ、好きでやってるんですから文句言える立場じゃないですけどね。

デザインでデザインを殺さないように、そしてデザインしすぎないように。売り出し中のキューブキャビネットに貼ったプライスタグはそのトレーニングとして描き上げたデザインです。気にしてくれたら嬉しいね。