2021/03/10
87.生きる術
2021/03/09
2021/03/08
85.石素材
2021/03/07
84.いらっしゃいませ その2
コンビニバイトでもう一つ気に食わないことがあった。それはレジで会計をする時、最後に性別と年齢層が書かれたボタンを押さなければならなかった事。
どういう年齢層の人が、どんな商品を好むのか?というデータ収集のためなんだと思うけど、見た目で勝手に性別と年齢を判断するという行為が失礼だし、なによりも面倒くさかった(つくづくダメなバイト店員だ)。
だから俺が押すボタンは「20代男性」だけ。ヒーローのシール付ソーセージや生理用品を買うのも全て「20代男性」。そのコンビニは夜22時から翌朝6時まで20代男性しか現れない。
言わずもがな、そのコンビニはもう存在しない。
2021/03/06
83.いらっしゃいませ その1
「いらっしゃいませ」という言葉は後半の10年、もしくはそれ以上使ってこなかった。
そう考えるようになったのはコンビニバイト時代で、「いらっしゃいませこんばんは!」「ありがとうございました、またお越しくださいませ!」というガチガチのマニュアル挨拶に違和感を感じたから。
お客側からしても、そんなマニュアル挨拶をされても全く心に響かないし、店側にとってもメリットは感じなかった(おそらく防犯目的とかもあるんだろうけど)。
だから途中からマニュアル挨拶をやめて自分が好きなように挨拶をしていた。逆に気に食わないヤツにはマニュアル通りの挨拶しかしなかった(そういうアホな店員のためにマニュアルがあるんだ)。
セブンスでは「こんにちは」とか、顔見知りの人だったらもっとラフな挨拶を続けた。もちろん気持ちが込められている本当の挨拶。
普通であれば正面から「こんにちは」と言われて無視するような人はいないけど、店だとスルーする人もいる。そういう人はよっぽど接客されたくないんだろうと判断した。そういう意味でも便利な挨拶だった。
2021/03/05
2021/03/04
81.辞める理由
長く店を続けると多様な人生模様に触れることになる。
その中で突然アクアリウムを辞めるというパターンは、その人に何か深刻な事が起きていることが多い。
それまで何年も楽しそうにエビを買っていた人から突然「機材を引き取ってほしい」という電話があり、ご自宅に伺うと寝衣姿で迎えられ、この時点で理由を聞くのを止めた。
きっと機材だって手放したくはないはず。それでも「全部持って行ってください」という言葉に返す言葉が見つからなかった。
帰り際にこれまでのお礼の気持ちを込めて「頑張ってください」とだけ伝えた。あくまでも俺の憶測だから、この言葉が的を得ているかは分からないけど。
その人の一番のお気に入りだったホワイトのレギュレーターだけはそのまま保管してある。それが俺にとっての希望でもあるから。