2014/08/23

「いい石だしてるツアー with 家族」 2

それなりに緊張したからだろうか?たしかに普通の家族旅行とはゾクゾク感が違う、2時間ぐらいは寝るつもりだったのだけれど、結局寝れずに午前1時を過ぎてパソコンを立ち上げ、出発の報告を読者に告げてから車に荷物を詰め込んだ。
出発の準備を終わらせてから子供をたたき起こし、車のエンジンをかけたのが午前1時半…いよぉ~し、やったろうじゃねぇか!いつもはただの運転係だが今回の主導権は俺にある、最近のパターンである上越高田インターから上信越道ではなく、国道292号で長野県の飯山市に抜け、今度は中野市から渋峠に向けて山を登る。そう、こんな時間に出発したのは横手山で朝を迎えるため、あの感動を家族と共に味わうのだ。

深夜ゆえただでさえ行き交う車は少ないのに、渋温泉郷を抜けるころには走っている車はこの1台だけ、ライトを消せば暗黒世界の夜の峠をじりじりと登り、徐々に気温が下がってくると気配を感じた家族が起き始めた。空気は澄み渡り空の星はいつもより3倍明るい、そして標高は2000mを越え森林限界の開けた高原世界が広がり始めた。

午前4時、横手山山頂行きリフト乗り場到着。当然リフトは営業前だが東の空がうっすらと明るくなり始めていた。