2015/09/01

kneel down on the ground

オリンピック騒動…もうグダグダじゃないですか。もはやどっかの国をパクリ国家なんて笑えなくなっちゃいましたね。ズバリ今年の流行語は「白紙撤回」これで決まりです、ここまで来たらついでに開催自体も白紙撤回しちゃいましょうよ、スッキリしますよ。
「彼」に味方をするつもりはないんですけど、全くゼロのところから何かをデザインするのって本当に難しい…というか無理だと思います。人間の考えるデザインは必ずこの世界の中の何かをヒントにして生まれてきているはずです、それは植物とか液体とか、あらゆる生き物だったり、気象条件だったり、惑星の配置だったり、時には誰かのデザインだったり…。何かをゼロから生み出せるのは「神様」だけなのです。

私がいつも作っているステッカーやTシャツ、セブンスカップのロゴなんかはほとんど商用フリーの素材に少し手を加えているもので(多少オリジナルもありますけど)、これらをゼロから描き上げるのには相当な想像力と手間がかかります。なのでデザインの苦労を少しは理解しているつもりなのですが、だけどそれを仕事にしている人なら最低限のルールは守らないとダメでしょう?消防部のロゴならまだしもオリンピックロゴなんて…。
何年も前の話ですが、セブンスウェブサイトで使用した画像が著作権に引っかかって指摘を受けた事がありました。それまでは熱帯魚屋ごときのウェブサイトなんて関係ないを思っていたのですが、コレを機会にルールを理解してかなり気を配るようになりました。
上に描いたものは全てロイヤリティーフリーの素材を使ったものです、当然「オリンピック」とか「五輪マーク」なんてのはアウトですから使えません、だけどそれらを使わずとも意味を伝えたりできるのがデザインの面白いところです(もしかしたらコレでもアウトかもしれないけど)。

ここまできたら開き直ってウールマークの下に「五輪」とかでいいんじゃね?