2013/03/27

店舗を建て直したいと何度も考えたことがある

今週の休日は全て家族に捧げますので、今日の分は今のうちに書いてしまいましょう。

偶然かもしれませんが「家の新築と同時に水槽設備を揃えたい」という依頼をこの春だけで複数いただきました。家と水槽を同時に買うのは本当にチャンスで、いろんな夢を叶える事ができます。そして家を建ててしまってから水槽を買う人は必ず「もっと早く考えておけば良かった!」と言ってますし、私もそう思います。リビングの壁から水槽だけ見えるようにして、裏側を1坪ほどのメンテナンスルームにした夢のシステムを作った方もいますし、部屋の収納と同じ化粧板で水槽台を作って一体感を出したというオーナー様もいらっしゃいます。予算もそれぞれなのでできることは限られると思いますが、せっかくなので最低限これだけはやっておこうというのを書いておきますので、これから家建てる人は参考にしてください。

水槽台や周辺建具は絶対に作ってもらった方がいいです、最近の安価な水槽台はMDF合板というおがくずを固めたような板でできていますが、この板は水に非常に弱くて水がこぼれた時にボロボロになり強度が極端に低下しますから絶対に手を出さない方がいいです(どうしてそれが水槽専用台として売られているのか意味不明なぐらい)、なので大工さんにちゃんと木材で作ってもらったほうがいいです。上手く交渉すればオマケで作ってくれたりします。普通の家具とは組み方が異なりますので重さなどを踏まえて打ち合わせしてください。

電源は余裕をもった口数を付けてもらいましょう。また、地震で水がこぼれてもコンセントに水がかからない所につけてもらいます。水がこぼれるような震度の時は水槽の処理は後回しにしなければいけない事が多いので、最低でも失火だけは防げます。

予算が許せば水道や小型の流し場などの給排水設備があれば日々の水換えが断然にラクになります!そうでなくとも水道の近くとか、窓から水を捨てられるような位置に水槽を置いた方が良いです。インテリアとして最高の場所に置くのも良いですが、手の行き届いた水槽こそが最高のインテリアですので、メンテナンス性を重視しましょう。

最後に、水槽サイズは無理してでもワンランク大きいサイズを選びましょう。水槽に関しては小さくて後悔することはあっても、大きくて後悔することはありません!仮に大きすぎて後悔しても、その台なら小さい水槽を乗せることができるはずです。逆はできません。

ここまでやるなら一生の趣味です、一生かけて尽くさせていただきます。