2013/12/01

良くある家庭をマンガにするのって意味あんのか?と思ってたらそれを実写化ってたんなる現実じゃん。

明日メンテナンス依頼をいただいた海水60の設置に行く予定です、現場での作業を円滑に進めるために今日のうちに事前準備をしておきます。

砂は洗浄して水槽に敷いてありますし、フィルターにはろ材をいれてありますから配管をつなぐだけです。水は全て店内の水槽で使われていたものをポリタンクで持って行きます、しかも80リットルのタンクにはすでに魚も入れてありますので現場で水合わせの必要もありません。

今回の企画でイレギュラーな事は、水槽の高さが45cmのハイタイプゆえ高さのある岩組みをする必要がありました。しかし、使えるサンゴ岩は現場から引き下げてきた水槽に入っていた物だけなので制約があります。そこで使用したのがタミヤのパテであります、 どういう事情かは知りませんがセブンスにはタミヤのエポキシパテが大量にありますので、まずは塩ビの板に土台となる大き目の岩を固定してその上にキワドイ角度で中サイズの岩を固定すると「それなり」の雰囲気が出来上がります。なぜに不安定な角度にするかというと、座りの良い積み方をするとピラミッドのようになってしまい、結局普通に積んだのと見た目が変わらないのであります。せっかく固定するのですからワザトラシイ事をすると逆に自然な雰囲気なるのです。これは水草水槽の石組とは正反対の効果なので面白いところです。パテなんか使って魚に害はないの?と聞かれそうですが、とある偉人の言葉をお借りするなら「そう思うならやらなきゃいいんだよ」であります。

店の水を持っていくと書きましたが、これは設置後も私が責任を負うメンテナンス水槽限定の方法であり、一般のお客さまには対応できません。ショップにはいろんな業者から水が集まってきますので、どんな病原があるかわかりません。新型インフルエンザ流行時に国際空港の空気を自宅に取り込むのと同じです…と思うと怖いでしょ?