2011/08/22

チョッパーは一日にして成らず

雨の合間の青空の下を走るミンチョ、試しに上り坂の続く裏道を通ってみると、やはり感じるトルク不足。当然原因はマフラーなどにあり、ノーマル並の性能に戻すにはさらなる調整が必要なわけで…。自分でできることはマフラーの「ヌケ」具合を変えてみる事、現段階ではバイク屋でもらったスチールタワシと使い込んだグラスウールを徹底的に詰め込んだだけで、排気の反動やらなんやらは全く気にしていない状態。
そこで今日は直径1cmほどのステンレスパイプを短く切って、マフラーの先端部分に突っ込み、その周りをグラスウールで塞いで排気がその細いステンパイプだけに通る状態にしました。グラスウールは建材用ですがこれがまた震災の影響で品不足なうえ、どこのホムセンに行ってもジャイアン3人分ぐらいのデカイ塊でしか販売しておらず、どうしようか悩んでいるとちょうど自宅の客間の改装が始まり、天井裏にあったグラスウールを30cmほど失敬してきました(オヤジにバレたら怒られる)。詰め込み終わった状態では構造上はほぼノーマルと同じになった感じではありましたが、営業中に試乗することもできずぶっつけ本番でそのまま帰宅する事になりました。
帰りは雨が強く降っておりコンディションは良くないものの、キック数発でエンジン始動、アイドリングはノーマル以下の静音でこりゃ神降りたか!?揚々と近くの交差点まで走り、信号が青に変わって走り出そうとするとどんなにスロットルを開けてもエンジンが吹けない!交差点の途中で両足ついて止まっている状態になってしまい、あわてて押してコンビニの駐車場に逃げ込みました。
応急処置だけしたものの、最高速が30kmのチョイノリ並になってしまい、明日再調整しなければなりません、2ストマフラー学は果てしなく深い。