2013/06/05

インダス文明

早くも軽自動車用に買ったタイヤが届きました。
タイヤがワンクリックで翌日に家に届く時代って何だよ!?これじゃ昔ながらの商店街はダメになるわけだよな。売れてない店は不景気だからと言うけれど、お金自体は動いてると思うよ、つまり川と同じで氾濫を繰り返しながら流れを変えているだけで、流脈がずれてしまっているだけなんだろうな。だからそれに合わせて販売のスタイルもどんどん変化させていかないと、あっという間に砂漠にのまれてしまう。ブレずに自分のスタイルを貫き通せるのは、神憑り的な技術を持ったほんの一部の人間だけだと思う。

ちょうど昨日ブラケット発売の話をしたけども、別にアクアリウムを投げた訳ではないよ、本気で水槽置くならその背景までも拘り抜けという話。(なのでタミヤ製品を扱う事は決してありません、あしからず)

さて、そのタイヤですが町乗り程度ならそれで十分だという詳しい友人のアドバイスをもらって決めたアメリカメーカー「ロターラ」の物です。熱帯魚屋(の妻)が乗る車のタイヤメーカーがロターラなんて可笑しくって、多少運命的なものを感じたので即決しました。届いてみるとパターンは国産と似ているし、サイドの雰囲気もたしかにアメリカっぽい、なかなかいいかも~?と、しげしげと眺めていたら「めいどいんちゃいな」の文字が…。まぁ、この値段なんだからそうだわな、じゃ何かい?このタイヤは中国からアメリカに飛んで、それから日本に来たって事か?だとしたら相当なフードマイルになりそうだが、さすがにそれはないか。でも似たような話を最近聞いたけどね。

アクアリウム業界でもさ、価格とかデキの良し悪し関係なく日本のメーカーだからとか、ドイツの製品だから使いたいって気持ちが大きいのに、ことごとく「めいどいんちゃいな」ですからね、それに気付いた時は捨てようかと思ったよマジで。メーカーの懐具合がどうだか知らないけど、川の流れがどう変わろうが、自分たちの製品に本気で自信を持ってるなら貫くところは貫いてほしいよね。メーカーがこのままだったら、そのうちユーザーはお金の流れに溺れてレベルが上がらなくなっちゃいますよ。

私が新ロゴの製品を使うようになった頃は、それなりの答えが見つかったという事になります。