2013/06/07

氷点下をSCHWINNが走る 1

まずは昨日の出来事から。
新しい自転車が届く前に、今のやつを処分しておかないと親父の怒号が炸裂する(ただでさえ仏間がサーキット化している)ので子供の2台と俺のノーブレーキチャリを軽トラに積んで無料回収のところへ持っていきました。子供のはボロイとはいえ、まだまだ使える代物なのですがさすがに俺のは処分料を請求されてもおかしくない容姿ゆえ、回収所のオッサンが気づく前に「じゃ、お願いしま~す!」と礼を言って逃げるように退散しました。その2時間後、その回収所の前を通ったら子供のはその他の自転車と丁寧に一緒に並べられていましたが、俺のは粗大鉄クズと一緒に横倒しにされておりました…。すまない俺のチャリよ、そして今までありがとう!

そして今日、巨大なダンボールが家に届きました。それはSCHWINNのビーチクルーザーであります(コースターブレーキ仕様!)、古のアメリカでサーファーが当時の自転車の豪華な装備を取り去ってサーフボード片手に乗り回したのが発祥とされている、いかにもアメリカらしチョッパーと似たような起源の乗りものではありますが、当然今回のはそれを似して作られたものですので、まずは「めいどいんちゃいな」のシールを剥ぎ取って捨て去りました(いまさらだけど、コレ書くのってマズイんじゃないかなぁ?)。

そしてスタンドで立てた自転車の前に座ってカスタムプランを考えます。まずはコレのカッコ悪い所ですが、このモタァ~っとした冴えないリプロダクトのビンテージ感を払拭しないといけません。ペダルや反射板などのプラスチックパーツは外しましょう、それとロゴと一緒に「ヴィンテージ」と書いてあるのが最悪です、ヴィンテージ物に「ヴィンテージ」なんて事は絶対に書いてありません、如何わしい商品には大抵「高級」と書いてるのと同じです、そのうち消すことにします。あとは豪華すぎるサドルもやる気を感じさせないので交換です、一番の特徴であるワイドハンドルも変えちゃいましょう。それらの代わりに何を付けるかですが、そこらのママチャリのパーツを付けてやろうかと思っていますが、雪道の走破性も踏まえるとどうだろうか?

そんな事を妄想していたら後ろにいた親父が「俺も自転車買おうかな…」と。チャリ旋風伝染拡大中!