2014/12/25

メリークリスマス2014

今年は生ジンジンも食わないし、リアルなダミーDSも作らない。そんな今年のプレゼント放出作戦はコレだ!

家中に隠された暗号書を集めて宝箱の鍵をゲットし、プレゼントにたどり着くというシナリオ。まずは姉と弟各6枚ずつの紙を用意して、1枚目には2枚目の隠した場所を記し、2枚目に3枚目の隠し場所を…という具合に6枚全てを家の各所に隠してそれを全て集めると宝箱の場所が分かるようにしておく。そして箱の鍵はナンバーロックのキーチェーンで難問の算数式を解かないと番号がわからないというリアル脱出ゲーム並みのドキドキシナリオなのである。

キーチェーンは事前に100円ショップで購入し、暗号書とプレゼントは昨日の夜中2時まで作業して配置完了。いつものパターンなら必ず娘が先に起きるのでドアに「弟を起こしてからまず着替えをせよ」と書いた紙を貼っておく、そして着替えの中に1枚目の暗号書を隠しておいてゲームスタートというわけだ。

朝6時過ぎ…結局俺が一番緊張してしまい目が覚めたものの、寝たふりをしていると予想通り娘が起きてドアの前で立ち止まった、確実にメモを読んでいたのですぐさま弟を起こすかと思いきやトイレから戻ってきてまさかの二度寝!?どーいう事だ!確実に怪文書を読んだはずなのになぜ動かないんだ?仕方ないのでそのまま1時間待ったけども誰も起きる気配がないので起きてソファ部屋で開始を待つことに…。しばらくすると姉と弟がやってきてボーっとしている、着替える気配も無い、絶対に怪文書は読んでいるはず…そして俺はキレた。

どういう事だ!と、こっちは夜中の2時までかけて準備したんだぞ!と、とにかくやれよ!と。しぶしぶ着替え始めると1枚目の暗号書が出てきてようやくスイッチが入った様子。家のあちこちでドタバタという音が聞こえ始めてしばらくするとシーンとなった。うんうん、今ごろ難問算数に頭を抱えているんだろうとニヤニヤしていると「ゲットしました~!」と戻ってきた。
いやまて、早すぎるだろ?そんなに簡単な算数じゃないはずなのに?と思ったら粗悪な100円ナンバーロックは数字を回す手応えで数字がバレでしまうらしく算数を解かずに外れてしまったらしい…。あぁ~、俺の構想と綿密な計画が台無しだぁ!

たとえサンタが親父とバレても工夫次第でクリスマスは楽しめます、今はまだ小学生の序の口、中学入学後は失敗すれば大爆発の真剣勝負。聖なる夜は私もキリストも命がけで御座います。