2018/12/23

ティッシュが手放せない

公言したからにはいつか脱がなきゃいけないなぁと思っていたんですが、なかなか良いタイミングがなかったんですよね。そんな時にペントラッチャで使うスペリアキューブを何か別の事にも使えないかなぁ?と、さらに削ぎ落としマイブームの到来で「これだ!」と。

そこから3ヶ月かけて減量に取り組んだのですが、本格的な減量をしたのは今回が2度目で、10年前は外食での「大盛り」をやめて、コーヒーをブラックにしただけでグングン減ったんですよ。だから今回もちょっと食う量を減らせば落ちるだろうと思っていたら全く変化がなくて、10年で俺の基礎代謝量はここまで衰えたんだなとショックを受けたわけ。

で、けっこうギリギリの食生活をしてなんとかノルマを達成し、撮影のスケジュールが定まってきた頃に世田谷ベース総務さんのゼロヨン大会に行って見事に風邪をひいたわけですよ。そして、その風邪がようやく治りかけてきた時に行われた撮影作業。

会場はフォトグラファー岩崎さんの出来立て新築の撮影スタジオ。ただし、外は雪混じりの悪天候で、空調暖房を入れても肌寒く、そんな中で結露がつくぐらい冷たい水道水がたっぷり入った水槽を素肌で抱えていたんですよ。

寒さと、冷たさと、水槽の重さの三重苦と戦いながらも「我が子を見守るような表情」を作るのは拷問でしたね。本物の我が子にでさえそんな表情したことないのに(家ではブタ死ねぇ!と叫んでいる)、出来上がりがアレなわけですよ。俺スゴくない?

表情だけじゃなく腕の角度とかも全て計算されていて、優しさを表現するために腕でアールを描くようにしているんです。でも、それらの打ち合わせ中ずっと裸で水槽持ってるのツライじゃん?そんな時に手伝ってくれた宮越さんが代わりにポーズ取ったりしてくれたんですよ。「服着てると腕の感じが分かりにくいので僕も脱ぎます!」みたいな…って、外から見られたら年末に男3人で野球拳やってる怪しいヤツらかよ!?って。

岩崎さんはコンテストの時にセブンスの水槽を撮ってくれた方でもあり、最近ついに独立してプロになった新鋭フォトグラファーであります。領収書を発行するような本格的な仕事は今回が初めて。初仕事がオッサンの裸撮影って…(笑

でもホントにお二人には感謝ですよ。巨匠も脱いだ時あったっけ?たしか全裸の「影」ってのはあったよね?まぁ、どちらにせよアクアリウム界に爪痕(黒歴史)を残した事は確かでしょう。

著作権を放棄する訳ではありませんが、使い道があるなら好きに貼り付けてください。私は最期の遺影として使わせていただきます。