2013/05/17

拘置所のある熱帯魚屋 3 & 手ぬぐい完成!

ただいま!

本日朝5時に高田駅に無事に到着、予定していた任務を全て遂行してまいりました。過酷な旅になるかと思いきや、しんどかったのは長距離バスで固まっている時だけで、道に迷うこともなくすんなりと終ってしまいました。なので石ツアー掲載にはなりませんでした。

バスの中で池袋に降ろされてからどうしようかと考えていたのですが、序盤は2年前のゴローズの時と同じ事をしてみようと決めました。まずはパチンコ屋のトイレに行って気持ちを落ち着かせて、昼飯も前回と同じ地下の定食屋の500円カツカレー、なかなか店を見つけることができなくて閉店したかと思いましたが、発見した時はちょっと嬉しかったです。
ここから山手線に乗るところまでは同じ、今度は原宿ではなく渋谷で降りました。この俺が渋谷を歩いてるなんて信じられませんが、そんな事よりも方向感覚がまったくわからず、事前にパソコンでプリントしておいた地図と太陽の位置を頼りに(俺の携帯じゃ地図も出ないし)、首都高沿いを中目黒まで歩いて1軒目の「ギャラップ」を発見、作りこまれた店舗には本物のヴィンテージ家具や便利なリプロダクトの鉄製品、外国製の塗料がズラリと並び、さっそく首都圏のレベルの高さを見せつけられた感じ。

そこから目黒川沿いに歩いたのですが、両岸に並ぶカフェや服屋の店作りが印象に残りました。人口が多いとはいえ、どの店も生き残りを賭けてしのぎを削っているから真剣なんでしょう、創意工夫に満ち溢れていながらも同じ経営者としての立場からか緊張感も感じました。田舎ではまず感じない空気です。

地図上では距離があるように思えましたが、楽しい道のりが続き次の恵比寿まではあっというまでした。台地の際の坂の多い地形の一角に今回の大本命である「パシフィック ファニチャー サービス」のショールームが現れました。あまりにもあこがれていた店ゆえ、緊張してこのまま帰りたい変な気持ちになりましたが勇気を振り絞って入店!カッコ良すぎる店内に俺って場違いなんじゃないのかなぁ?と思いつつも初めて見るジェルデのランプなどをじっくりと見物し、最後に受付のお姉さんに「ト、トイレを見させてください!」と許可をいただき(撮影はNG)、狭いトイレ内で一人で興奮しておりました。

苦笑するお姉さんにお礼を告げて、その裏手にあるパーツセンターでいよいよトイレ備品を購入します(この店はトイレ用品専門店ではありません)。まず30分ほどじっくりと時間をかけて店内の商品を一つ残らず確認します、最近はネットオークションばかりだったので買い物ってこんな楽しいものかと改めて思えるほど楽しい時間でした。
それにしてもアレやコレやと買うに買ったら合計5万円近くになってしまいましたが、ここまで来てケチっても仕方ないですし、きっと誰の家のトイレ用品も建築時の見積り見ればそれくらいの価格のはずです、トイレ用品なんてどれも同じみたいに考えて選ぶ楽しさに気づいていないだけなんだと思います。
受注生産商品もあったので、完成後まとめて送ってもらうことにしました。到着は来週末予定ですが、かなり舞い上がって選びましたので届いてから「こんなの買ったかなぁ?」なんてのもありそうです。

そして今日はまだまだ書きます!タイトルにもあるように本日ついに手ぬぐいが届きました!その出来栄えは完璧、私のデザイン画が綿布プリント解像度の限界を超えていたようですが、職人の意地で忠実に作り上げてくれました。そして今回の英文はすべてアメリカ出身のセブンスのお客様監修の元に作りましたので「本物の恥ずかしくない英語」のはずです!ご協力に感謝します。
これらのデザインだけで1ヶ月も費やしたのはこれが粗品ではなく「商品」だからです、お金をいただく以上生体と同じぐらい真剣に取り組まないといけないと思ったからです、だからこれは申し訳ないですが買っていただきます。妻に見せたらすぐに「1枚ちょうだい!」と言われましたが相手が妻でも1枚525円です。その代わりデザイン費用まで含めればほぼ原価で利益も無しです。ノベルティとは使って頂くことが最高の利益であると考えます、ガンガン使ってほしいから包装もしません。

格納庫完成記念セブンス初のノベルティ販売商品第1弾がついにドロップアウト!店頭に見本ありますので買う気がなくてもぜひ見てください。