2014/04/04

バイクとワーゲンの工具箱にはライトも入れてあります

昨日の続き

小刻みにカタカタと硬い物が何かに当っているような音だったので後ろに置いた弾薬箱が揺れているのだろと思ったけど、どうも違うらしい。しかも徐々に音が大きくなってきている?もしやタイヤが外れかかっているのか!?さすがに走りながらでは調べられないので最寄のパーキングエリアに逃げ込み、車を降りてまずはタイヤ…異常なし、他に変なところは?ゲッ!マフラーが10cmぐらい下がってるよ、どうすんのよコレ?家族は不安そうにしているので俺ぐらいは冷静にならなくては。

まずはトイレに行って気持ちを落ち着かせて現状を調べる。下から覗くとマフラーを吊るしているステーが錆びて折れている、それで落ちたマフラーが足回りのフレームに当ってあの音がしていたという事か。応急処置をしてとりあえず一般道へ逃げたいところだが、工具箱に入っているのはペンチとニッパー、ヘキサゴンにドライバー、替えの電球にそれと絶縁テープなど。落ちたマフラーをフレームに固定したいところだが、絶縁テープでは熱で溶けてしまうし…ポンコツハーレーのツールバッグにはちゃんと針金とバイスを入れてあるんだけどなぁ、まさか国産の軽自動車でここまでのトラブルがあるとは思わなかったよ(しかも高速道で)。

どこかで針金を調達したいけど、まだ夜7時だってのに売店は完全に終業。峠の途中にあるPAだけに周囲は森で施設も無い、ならば絶縁テープでグルグル巻きにして溶ける前に高速から出ようと思ってたらポータブルのDVDプレイヤーを後部座席に固定するために30cmぐらいの針金を使っていたのを発見!昔の俺でかしたぞ、さっそく針金をはずして車の下に潜り込み、応急処置を施す。まさか高速のパーキングエリアで車の下に潜る事になるとは思わなかったよ、回りの人も何事か?といったような素振りである。

作業は無事終了、駐車場内とぐるっと回り異音が無い事を確認して本線に戻る。仮にマフラーや部品が落ちた場合、高速と一般道では後続車の事故の度合いが激しく異なるのですぐさま次の出口で降りて、 残りは一般道をゆっくりと走って帰りました。

そして今日、ステーを溶接してもらい大きな損害もなく騒動は終りました、修理代4,000円なり。これからは乗り物がなんであろうと旧車仕様の工具を載せておきます。