2015/03/08

とにかく1度はバラしてみろよ

燻製機水槽のLEDライトが消えました、LEDなのに…とは思いません。ここ数年で私のLED知識は大幅に飛躍し、たかが壊れたぐらいでは全く動じなくなりました。
省エネ、超寿命、は信頼のおける国で作られたLEDでしか通用しません(特に高出力のタイプ)。そうでない国で作られた物は半年で点かなくなる上に、蛍光管よりも高い買い替えコストにより生活を苦しめることになります。

私が愛用しているLEDは全て「そうでない国」製です、なので10個買ったとして半分は1年以内に壊れました。普通なら不良品を買わせやがってとクレームを言うかもしれませんが、私は販売元に自分で直すから部品だけ売ってくださいとお願いしたら対応してくれました。おかげで今では壊れた症状でどこの部品が悪いのか判断できるようになり、簡単な部品交換だけで修理できるほどのスキルを手に入れる事ができ、さらに「信頼できる国」で作られた製品の価格の理由を納得する事ができました。

悪いのは販売元ではなく、安物買いをした自分です。だから今回のケースで販売元に文句を言うのは筋違いというもの、部品を供給してくれたというだけで責任は十分以上にとってくれたので、私はそこを信頼しています。
絶対に壊れない物を売る、トラブルがあったら全てメーカーが責任を取る、そんな「過剰なおもてなし」が蔓延した結果、機械の修理もできないような人間があふれてしまった「おもてなし大国」。裏を返せば修理をしようともせずにメーカーに文句を言う「クレーム大国」です。
日本で捨てられたジャンク家電を直して使っているような国とか、最低限な食べ物を自給自足している国の人の方がよっぽど人間としてレベルが上だし、地球に隕石が落ちて真っ先に死に絶えるのは日本人だと思う。

残念ながら私が買っていた業者はLEDの取扱を辞めてしまうそうです、 また良い出会いがあるといいけどなぁ。