2015/02/25

幹線道路が1本できるだけで、街が興廃する。

水族館の水槽を掃除中に県外の方と思われるお客様と話しをしました、「イルカショーはやらないのね?」ええ、イルカは夏だけなんですよ、すみません。でも数年後に施設が新しくなるので、そしたら通年開催しようっていう目標があるんです。「へぇ、新しくなるんだ」…そうか、地元ですら広まってない話だし、ましてや県外なんてそんな情報知られてないんだな。
そして話題は新幹線に…「あんな市街地から離れた所に駅ができて上越の人が可愛そうだわ」いや、いいんですよ。新幹線で騒いでいるのは行政だけで市民はほとんど興味が無いので気にしていませんから、ハハハッ。

いやまてよ、この話が新水族館だったらどうだろうか?行政だけが騒いで新設しても市民の反応が冷ややかなんて事だって起こりうる話だ。市民の意見そっちのけで勝手に計画を進めるからそういう事になるんだろう、すでにそんな兆候を感じてしまうような光景があった。

作業の後に事務所で日誌を書くのだが、ただでさえ活気が無い雰囲気が明らかにいつも以上に沈んでいる。聞けば「管轄が4月から代わって、その後どうなるのか分からない」というのだ。4月ってあと1ヵ月後ですよ?職員でさえ蚊帳の外状態なのに、市民が関与できるわけないでしょう?
こんなんで大丈夫なのかなぁ…新幹線と同じ轍を踏むなんて事にならなきゃいいけどな。新しくなって良くなる事ばかりかと思いきや、こういう陰の部分もあるんだと実感した。

俺ができることは、少しでも興味を持ってもらうためにここから情報発信をすることかな。