2015/02/15

自動ブレーキよりもノーブレーキの方が事故率は下がる

温室にある海水のメイン水槽はトラブルにより現在魚がいない状態になっております、復帰までもうしばらく必要だと思いますのでそれまで在庫の少ない状態が続きます。すみません。
海水魚は1度コンディションを崩すと取り戻すまでに時間がかかるので、復帰よりも予防に力を入れるべきです。海水魚の飼育が上手くいかないという人のほとんどは無理をしてるか急いでいるパターンが多いのです、どういう訳か日本人には水槽で魚が乱舞する「竜宮城」的なイメージが強いらしく、許容量よりも大きなサイズや数多くの魚を入れたがります。
よく「何cm水槽に入れられる魚の数」を聞かれて目安を答えておりますが、それはあくまでも私の考えであり、もっと単純に考えれば地球上の全海水の容量を魚の数で割れば180cm水槽に1匹も飼えないという事になると思います。そんな世界の生き物を限られた容器に入れているわけですから、発病リスクはインフルエンザ流行時の病院の待合室で生活しているようなものでしょう。
関連製品の広告には性能を誇示する偉そうな事が書いてありますが「神様が46億年かけて創った世界を人間がそう簡単に真似できるわけがない」という事です、道具の性能に溺れる前にまず自然の仕組みを理解する事の方が先かと思います。

天気の良し悪しの周期が短くなってきましたね、それは覚醒の時が近いという意味であります。そろそろエンジンの始動テストをしておこうかな。