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2017/03/19

とりあえずタミヤのパテ買っとけ!

3ヶ月間ミスト方式で育成していた120H水槽に水が入りました、やっぱり水が入ると雰囲気がガラリと変わりますし、アクアリウムらしくなります。ぜひ見に来ていただきたいですが、撮影はご遠慮くだされ。

巨匠が去ってから石組を見る機会が激減したように思えます、ソレっぽいのもありますけど組むというよりは並べているだけだったり、独自の精神論を踏まえていないのが多くて残念です。レベルの高い石組は作品に引き込まれるような魅力があり、石しか入っていないのに何時間でも見続ける事ができるはずです。

今月のアクアジャーナルは石組の特集でしたけど、石組のなんたるかを文章で表すのは非常に困難で、私もアドバイスを頼まれる事がありますが、それを正確に伝える事ができません。むしろ、簡単に説明できるような世界だったら、これほどの魅力は無いとも思います。

せっかくですからアクアジャーナルには載っていない(載せられない)私独自の石組論をちょとだけ語ってみようと思います。

石組は決められた法則(ルーティン)と偶然性が入り乱れたとても複雑な構造をしています、言うなれば人生そのものであります。目覚まし時計で起きて、決まった時間の電車に乗って定時に出社、12時に昼休みがあって5時に退社、家に帰って夕飯を食べて寝る。これがルーティンであり、毎日この予定で過ごそうと自分の中で考えているはず。だけども、全てが予定通りに過ごせるかといえばそうではなく、目覚まし時計が故障したり、電車が遅れたり、弁当を忘れたり、残業があったり、帰りに飲み会に誘われたりという偶然も起こるわけです。

例えば毎日を全て予定通りに過ごすとしましょう、そんな生活を何日続ける事ができますか?数日もすれば朝起きた時点で「あぁ、今日もタイクツな1日が始まるなぁ」と思うようになるでしょう、石組が上手くできない人の作品はそういう感じで、水槽を5分も見ていれば苦痛に感じてきます。

ならば逆に毎日がイレギュラーなトラブル続きだったとしましょう。タイクツはしないと思いますが、同じように1週間も経てば朝起きるのもウンザリするはずです。奇抜なだけの石組もまた5分も見ていられません。

石組の法則性を理解するのは上達への早道ですし、そこまでは誰でもできます。そこから先の部分は石を並べるだけではなく、いかに奥深い人生を過ごすかで決まります。

これまで過ごした人生の山と谷が険しく、深い人の石組ほど面白い。真の石組への第一歩は目覚まし時計の電池を抜くところからアクアジャーナルでは絶対教えてくれないアドバイスでございます。