2017/06/19

ようこそ新潟へ

60センチの海水魚水槽製作の続編ですが、最近は店外の水槽製作依頼が続いてることもあり、どうせこんな水槽誰も気にしちゃいねぇだとうと、さりげなく放置状態にしておりましたが、先日「完成を楽しみにしている」と言われてしまいサボるわけにはいかなくなってしまいました。

現在の目立った作業としてはサンゴ岩の造型作業ですが、想定以上にパテの消費量が多く、費用面で苦戦を強いられておりました。

そんなある日、物置を片付けていると15年ほど前に在庫していたであろうアクアリウム用のパテが出てきました。この頃はまだADA専門店ではなかったので、海水魚用の商品もある程度は揃えていたのです(ELOSとかね)

おぉ、コレはちょど良い。ありがたく使わせてもらおうと固定するサンゴ岩の位置を決めて、パテのパッケージを開け、必要分をちぎって練り始めたのだが

  「うわっ、クサっ!臭ぇ~!」

この臭いを文章で表現する事は不可能だが、あえて言うならば「屁」である。無機物であるエポキシパテからどうすればこんな有機的な臭いを発する事ができるのであろうか?

あぁくせぇ~、でももったいないしどうしようかなぁ?そもそもこんな変質した状態で硬化するのだろうか?試しに1回使ってみて、固まらなかったら捨てよう。

で、翌日カチンカチンに固まっておりました。屁臭パテとの戦いは続く。