2012/05/23

本当は教えたくないジュニア自転車カスタム計画3

早くも完結編です、もっとこの企画で1年ぐらいは引っ張ってやろうと思ったのですが、神は許してくれなかったようです。

取り付けた最後のパーツはヘッドライトでした、ライトはバイクでも印象を大きく左右するゆえ妥協無く砲弾型のデカいのを取り寄せました。通常取り付けるフロントタイヤ右側のステーはグラインダーで切り落とし、当然ハンドルの中央に鎮座させることにしました。取り付けには数種のステーを試したのですが、結局前カゴ用に元から付いていたステーが長さも高さもドンピシャだったのでそのまま流用。大げさなぐらいの面構えになりました。

最後はステッカーなどを剥がしたフレームが寂しいのでホワイトのラインをペイントしました、マスキングして下地と白をシューっとやるのですがさすが塗装は難易度が高い!3箇所挑んで徐々になれたので最初と最後の仕上がり具合にすごい差がでてしまった。だが、ここまできてやり直す気にもなれなかったのでならばともう一手間かけてやることにした。

乗り物としてのリアリティを出すためにコーションラベル(黄色の注意書きのシール)を貼ってやろうと思い、通販などで探してもなかなか良いのが見つからない。こういう時いつも俺はこうしてきた…

   鳴かぬなら 鳴かせてみせよう ホトホギス!

そう、自分で作ってしまえばよいのだ。パソコンを立ち上げて英語表記の本物を手本にデザインしてプリントアウト、それをラミネートして完成。チェーン付近にそれと、もう一枚発電機付近にハイボルテージのを作って貼ってやりました。男のロマンチャリは見た目以上に手間かかってます。

完成後いよいよ息子にお披露目、第一声に何を言うのか興味津々でしたがまさかの絶句!「やりすぎたか?」と思いましたが、それなりに気に入ってくれたようです。が、しかし一番のこだわりであるハンモックサドルの固さに悶絶しているようで、乗りながら「チ○コ痛てぇ!」を連呼しておりました。こうやって少しずつ男になってゆくのでございます。