2017/12/28

期待を裏切らないとはこういう事さ

「爆弾低気圧の影響による暴風雪が予想されますので不要不急の外出以外は控えるように」とニュースで報じられていたのも関わらず、新潟市行こうぜ!と言い出したのがそもそもの間違いだった。でも、久しぶりにハードオフ以外に行ってみたい店があったので…。

フィットはスタッドレスタイヤがないので、エブリィワゴンで行くしか選択肢がない。この車は過去ことごとく家族イベント時にトラブルを起こし、高速道のトンネル内でベルトが切れた時以来、遠出で使用する事は封印されていたのだけども仕方がない、高速に乗らなきゃとりあえず死ぬことはないだろうと朝早く出発したのだが…まず柏崎付近で視界5メートル以下という恐怖のホワイトアウトに襲われ、引き返そうかとも思ったのだが朝マックを食べているうちに視界が開けてきたので再度前進。

分水地区を通る頃には雪すら積もっていない状況で、同じ新潟県内にも関わらず気象の差に驚きながらも快適に走っている時、車の下部から…

 ゴン!ガラガラガラッ!

という凄まじい音が鳴り始め、音は酷くなる一方。近くのウオロクに車を止めて下を覗き込むとマフラーが落ちてやがる…落ちると言っても地面に着く事はなく、フレーム上に乗っているような状況。別に走行できない訳ではないが、その音ゆえ乗っていると恥ずかしい。

とはいえ俺も家族も落ち着いたもので、道中でのトラブルにはすっかり慣れており、マフラーが落ちるのも二度目ゆえ(前回も遠出の時)普通にそのまま走行。新潟市に着いたが、さすがに恥ずかしいのでムサシで引きバネを買い、駐車場で応急処置をすることにした。

地吹雪の舞うムサシの駐車場で車の下に潜り込み常備していた針金と引きバネでマフラーを手近なフレームに吊り下げる。社内から子供のバカ笑いが聞こえてくる中、気温1℃、風速10メートル近い極寒の中で俺は何をやっているんだろうかと…周りの人から見れば凍死した人が車の下に倒れているようにしか見えないだろう。

15分ほどの作業で見事に復活、再び何事もなかったかのようにその日を過ごしたのでありました。

どうしてこの車は家族イベントの時に壊れるんだろう?別に壊れるのはいいんだけど、タイミングが悪すぎるんだよなぁ。今回は引きバネこそは買いましたが、針金や工具類は全て車に積んでありました。これだけトラブル続きだと車載工具もヴィンテージハーレー並になるのです。

ポンコツに乗ると自分も家族も強くなります。