寄贈されたUSテトラのヴィンテージポスターのためにフレームを 作成しました。
飲食店や雑貨屋に行くと当時のオリジナルと思われるポスターが立 派な額に飾られておりますが、現代でいえば「 冷やし中華はじめました」 のチラシを額に入れて飾るようなもので、 それでは本来のポテンシャルを引き出す事はできません。
古い物と、現代の建築を違和感無く融合させるには「中和剤」 が必要です。こういう場合はフレームを「 当時の人になったつもり」で作ります。
手頃なサイズの合板をペンキで塗装し、 ガラス板をマイナスネジで固定するだけ。 当時のガレージを探せば出てくるような材料ばかりです。合板はともかく、手頃なサイズのガラス板なんて… と思うでしょうが、 これはなんとADAから販売されている額装用のガラス板… ではなく水槽用のガラスフタです。
ホムセンの資材コーナーじゃこんなサイズ売ってませんし、 ガラス屋行って切ってもらうのも面倒です。 そんな時こそガラスフタがもってこいで、 サイズも豊富にラインナップされているし、 丁寧に面取り済みだし、何よりも安く済むのがサイコーです。 カットの加工料もかかりません。
今まで何個か作りましたが、その厚さゆえ「額にしては重い」 という難点を除けばとても重宝しています。出来上がったら好きな場所に飾るだけですが、 こういうのはテキトーに床に置くのが一番です。 良いものを真剣に飾ろうとすると貧乏臭くなって逆効果になります 。
カッコイイ石ほどテキトーに置くのがいいんですよ、 豪華なツアラーハーレーほど買い物ついでにサラリと乗るのが絵に なります。
美学のさじ加減とは繊細なものでございます、 密会情報ダダ漏れラインメール同様、取り扱いには十分ご注意くだ さい。
飲食店や雑貨屋に行くと当時のオリジナルと思われるポスターが立
古い物と、現代の建築を違和感無く融合させるには「中和剤」
手頃なサイズの合板をペンキで塗装し、
ホムセンの資材コーナーじゃこんなサイズ売ってませんし、
今まで何個か作りましたが、その厚さゆえ「額にしては重い」
カッコイイ石ほどテキトーに置くのがいいんですよ、
美学のさじ加減とは繊細なものでございます、