2013/06/30

フロントビューは店頭でどうぞ

悪いけど今日は(いつもだけど)好きなこと書かせていただきますよ。

はい、キタこれ!
「俺のブログは画像使わないから」とか、そんなくだらないプライドなんかどーでもいいぐらいのデキであります。トラッキンのボディをMSシャーシに載せる手法はいろいろあると思いますが、これは左右のクリップではなく、ちゃんと他のマシンと同様にリアのキャッチで止めております。
そして若干のハイリフトになっておりますが、実は内部にスプリングが仕込んであり10mm程度フレキシブルに動くようにしてやったぜ!(走行性能とは全く無関係)
ジョリージョカーがベースながらもペイントで雰囲気をグッと引き締めてやりました。
クローム部分は筆塗りに初挑戦しましたが、筆の先のさらに先で慎重に塗ってる姿はまるでダルマ職人でしたが、かなり面白かったです。

パッと見て、ほとんどの人はなんて事ないように思えると思いますが、日本で5人ぐらいはこの画像に釘付けになってるハズです。そんな超ピンホール狙いが今後の俺の仕事に変な影響を与えなければ良いのですが…。

で、そんな今日の午前中はビオトープ製作のオファーをいただきました。 熱帯魚屋にとって十分にピンホールであります。

2013/06/29

公益財団法人日本財団

2013年も半分終ってしまいます、昨年の年中無休に対して今年はマッタリと過ごす予定でしたが、まるで厄年と見紛うような出来事が頻発してたまに幽体離脱している状態です。あと数年で厄年ですが、これ以上の事が起こるのかと思うとちょっと恐怖さえ感じます。厄払いも兼ねて近いうちに善光寺にでも行こうかと計画中。

毎週土曜の朝に家電量販店の行列に並ぶのが習慣になってきてしまっています、これは明らかに負のルーティンであり、早いうちに断ち切らないとなりません。私ら親子はいつものように誰もいないコーナーに行くのですが、行列の殺到する特売所に群がる人々の購買意欲の高さには驚かされます、商品が欲しいというよりもお買い得感のある物を買うことを楽しんでいるような雰囲気です。

聞いた話によれば関東圏にあるK店の週末はこのような雰囲気に近いそうで、アクアリウム業界にも熱気のあるショップやユーザー様がいるもんだと感心してしまいます。でもね、物ならともかく生き物の投売りはいかんと思いますよ。

セブンスはそんな時代とは逆行してしまうのでしょうか?そのうちコーヒー飲めるような店になりますので、物すら投売りしなくなってしまいます。地球資源とお母さんは大切にしましょう。

2013/06/28

安部 晋三

学校から出される宿題の量が多すぎるのか、小学2年の息子は家に帰ってから寝るまでのほとんどの時間を宿題に費やしている、数日に一度は泣きながらやってるのでノートがグシャグシャになっていたりする。
それに対して小3の娘の方は帰宅してから机に向かってる時間は15分程度、昨日は「授業で割り算が始まったけどチョー楽勝だったよ」とかいいながら「三倍」という漢字を「三部」と平然と書いていたりする。
教えているのは機械ではなく人間なので、多少の差があるのは仕方ないとして、この二人を見ていると教師っていうのは結局は自身の生活のための職業でしかないのかなぁ?なんて思ったりする。
このままだとこの2人は勉強のできるかどうか以外の「人間性」という範囲で残念な事になっている事でしょう(そりゃ親としてちゃんと修正するけどさ)。

自分史上最高に悩んで描いたステッカーデザインの原寸モデルをプリントアウトしたので、良ければ見に来てください。セブンス専属参謀長の意見により、ボツになる可能性が極めて高いのでお蔵入りになる前にせめて感想だけでも…。

2013/06/27

セブンスグルメリポート カレー編

私は気が進まなかったのですが、妻に「食べてみる価値あるから!」と連れられて(地元の人なら確実に知ってる)怪しげな本格インドカレーの店へ行ってきました。元ラーメン店の店舗を最小限の改装作業で作られた内部は言葉のわからない音楽が流れ、名前も知らない(たぶん)インド人女性や曼荼羅のような「いかにも」ソレらしいポスターが壁中に貼られておりました。日本でありながら、しかも家から5分という距離なのに席に座ったと同時に感じるこの完全アウェーな感じ、知らない土地へ一人旅をしているような寂しさが何故かこみ上げてくるのでありました。

店員さんは全員(たぶん)インドの人。カタコトの日本語で最低限の事しか話さないけれど注文とかはまったく問題なし、初戦ということで無難にチキンカレーとエビカレーを頼んだ。じっくりと10分ほど待ったであろうか、出てきたのはジャイアント馬場の足のサイズなんてもんじゃない、40cmを越えるサイズの自家製特大ナン!(←しかもおかわり自由!)まずは何もつけずにナンだけ食べるとフワフワかつ、裏面はクリスピー、コレだけでも十分に食える、そして出てきたカレーにたっぷり浸してかぶりつけばそこはもうタージマハ~ルかっ!?ってぐらいウマイ!たぶんこのカレーは相当日本人向けにアレンジしてあるのだろう、独特なな香辛料臭さもなく、まったく違和感を感じないがその国を感じることができる絶妙なさじ加減である。

俺の好みで言えばやはり王道のチキンカレー、次回があるならもう少し辛くしてもらうといいかもしれない。ジャイアント馬場を2枚食べて大満足、支払い金額を指差しアクションで伝えるような店員さんだったが、その素敵な笑顔で許す。

パスポート不要の日本で味わえる異国文化、旅に出る時間がない俺にとってはこういうのってアリなのかもしれない、ならば次はどこの国へ行こうか?

2013/06/26

セブンスの店名の由来とは無関係です

今日はまだ私が若かった頃の話。

今はほとんどやらなくなりましたが、20代の頃ほぼ毎日のようにパチンコに明け暮れた時がありました。高校3年の時にこの仕事をやる事を決めて、専門学校を卒業してから、セブンスを開業するまでの約半年間無職の時がありました。あの頃のパチンコは今と違い本気でやれば素人でもそれなりに稼げる時代で、私でも朝から夕方ぐらいまで打って日当2~3万円ぐらい、今までの人生の中で最も高収入な期間でありました。
この頃からパチンコもデジタル化されてきて、液晶画面の付いたいわゆるデジパチが主流になりましたが、私の「古い物志向」はこの世界でも例外ではなく、デジタル物にはほとんど興味はありませんでした。その志向がエスカレートしてきて羽根物(ヒコーキ)と呼ばれる機種にハマッたのであります。デジタル物とは違い、玉の動きだけで打ち手を楽しませる仕掛けの創意工夫が最高なのですが、それが古い機種ほど仕掛けの工夫と筐体の作り込みに長けているのです。
たぶんパチンコに画面など無かった時代、いかにして打ち手を楽しませるかの仕掛けを真剣に考えて、少しでも台を豪華に魅せようと手間を惜しまずに作ったのでしょう。それはまだパチンコ業界にも「もったいない」の精神が残っていて、可能な限り長く使えるようにしてあったのだとも思います。現代の発売から3年で廃棄するという意味不明な法律の下ではまず無い事でしょう。
そんな古台マニアとなった私にとって聖地となったのが巣鴨であります、お年寄りの原宿で有名な商店街の端に「天国」という昭和50年代の機種がズラリと並ぶ奇跡のような店がありました。10坪程度の狭くて汚い(味のあるとも言える)店でありながらも全国からファンが勝負ではなく、純粋に楽しむために訪れるというパチンコの本来考え方を教えてくれた最高の店で、わざわざ天国に行くために東京へ行ったぐらいです。それが数年前に施行された「3年廃棄」の法律により閉店に追い込まれたと知って本気でショックでした。
聖地を失って冷静さを取り戻した私はある時を境にパチンコを辞める事になりました。パチンコはどんなにお金を稼げても、それに費やした時間は二度と取り戻す事ができないのです、仮に開業までの半年間、さらにその後の数年死に物狂いでアクアリウムの技術を磨き、店舗設計に従事し、取引先を自らの足で探し回ったならば、今のセブンスは日本を席巻するような店になっていたかもしれません。

だからお金では勝てても、人生には負けています。これだけは絶対に逆転できない事です。

パチンコはお小遣いの範囲で…がオススメですが、人生賭ける貴方様の生きざまも嫌いではございません。

2013/06/25

熱く語る版 海水魚入荷情報

いつもはサラッと種類だけの箇条書き入荷情報ですが、たまには固体ごとの詳しい話や、なぜそれを選んだのかの経緯などをじっくりとお伝えしてみようか?なんて思いました。ところで…たとえばですよ、私が作った情報番組のような動画をユーチューブに載せたら観ますか?俺流アクアジャーナル解説とかB級アクアリウムのススメ、ムービング石ツアーとか、トーキングクロスコラムなんてのも面白そうです。著作権などの制約も多いですが、今までの手ぬぐい販売数を越える数のご要望が集まったら製作してみます。

では入荷情報です。今回はサンゴがメインとなっております、主役はクダサンゴですね、実はクダサンゴをストックするのは創業以来今回で2度目、しかも1度目は業者が間違って送ってきたというぐらい私はクダサンゴが好きではありません。なぜかというと下積み時代に何回クダサンゴを仕入れても数日で溶けていたので、私の中では数日で溶けるサンゴという認識が強烈にあるからです。ですが、今回のは業者がわざわざ現地まで買い付けにいった固体だという事なので挑戦してみる事にしたわけです、たしかに大振りの骨格にメタグリーンのポリプは魅力的であります。

そしてまたしても気まぐれなのがヒメシャコガイです、明らかに人気のある貝なのになぜかいつもストックする気になれません。買った理由はサイズの割には価格が手ごろだったのと、以前石垣島の漁師がシャコガイは水温が高めの方が調子がいいと言っていたのでそれを信用してみようと思います、裏側から食われなければの話ですが…。色は青ベースです。

そしてそして、今度は好きなのにめったに手に入らないのでまとめ買いしてしまったのがグリーンのカワラフサトサカです、石垣便で頼むことができるのですが小ぶりな物が多かったり、ストックがなかったりと種類的にはレアではないのですが、なぜかまともなのが手に入らず悶々していましたので、この機会に4本ストックしました。

あとは定番のネジレタバとキクメイシ、どちらもキレイなグリーンです。魚は西オーストラリアタイプと呼ばれる真っ黒なクマノミです、ブラックオセラリスのクマノミ版というべきか、非常に愛らしいキャラクターをしております。お取り寄せ注文だったのですが、せっかくなので少し多めにストックしました。

本来なら入荷初日にご案内はしないので、これらが販売できるほどのコンディションになるかはわかりませんが、とりあえず定休日明けで調子良ければ販売開始いたします。お待ちしております。

2013/06/24

転んだ分だけ強くなる

今日の営業中は熱帯魚屋のオーナーとして公表できないような事しかやってませんでしたので、他の事を書こうと思います。ですが、ちょっとだけ公表させていただくとトラッキンをMSに乗せるためのボディーマウントを完成させました、それはごく一部の人々にとっては「アヤツめ、ついにやりおったわ!」「僕等に夢を与えてくれてありがとう!」という賛美喝采雨あられの大偉業なのであります。

では本題に入りましょう。新作のミニS製作ではついに自身初の新ロゴが投入されます、ほぼフルセットに近いぐらい気合が入っておりますがフィルターはブッパにするのでジェットフィルターやガラスパイプが必要ないだけフルセットと言えどもかなり現実的な予算で揃うはずです。濾過能力は大丈夫なの?と聞かれそうですが、最近の私の作品には濾過は付いておりませんのでブッパ1台あれば十分です。ただ、銭かけて全てADAで揃えるのは誰でもできる事ですので私がやる必要はありません、30cmクラスは飼育水も含めた総重量でもブラウン管テレビ程度ですので、(おすすめはしませんが)好きな家具と組み合わせて自分だけのスタイルを表現することができます。

今回は見積りから水槽台を外してありますのでここが勝負になります、ミニSを置く予定の場所は新トイレの入り口付近ですが、工事完了後その周辺は白ペンキを塗ったブロックの壁になっています。その壁を背景にして、水槽とトイレの相乗効果を最大限に引き出す選択…。フフッ、俺はトイレ用品だけのために東京行ったわけではありませんよ、新橋のタミ…いや、ちゃんと今後のためにいろいろ調べてきましたのでここで華咲かせてみせましょうぞ!

製作前にアクアスカイハイタイプだけ先行展示いたします、今週末ご期待ください。

2013/06/23

タミヤ模型様からのご連絡お待ちしております

今日ご来店された方々は私が何を書こうと思っているか想像できると思いますが、その前に本日の午前中の話からさせていただきます。

知人に貸しているチョッパーのエンジンがかからなくなったという事で助けに行ってきました、まずは燃料系の確認をして問題なし、次はプラグを外して火花のチェックをすると片側のプラグだけ反応なし、プラグがダメになっている可能性が高いということでプラグを新品に替えてもう一度キックベダルを踏んでみても…火花出てるか?という程度、ならばと今度はコンデンサーを替えて再びチェックをするとバチッと元気なスパークを発し、プラグを戻してエイヤッとべダルを踏めば見事にパンヘッドが目覚めたのでありました。
やったねぇ~、こういうのって嬉しいなぁ。缶コーヒーを飲みながら感傷に浸っていると隣のお宅からハーレーのドラッグパイプなんて比にならないバイクの爆音が響き始めました。若かりし頃レーサーをやっていた先輩なのですが、今年緊急復活するらしくそのチューニング中なのか?見物に行くとほのぼのとした農機具納屋に原付クラスのコンパクトなシャーシなのに明らかに異常にデカイエンジンを積んだ悪魔みたいなバイクが鎮座しており、マフラーから火を噴いているのでありました。エンジンのふけ上がりをみてはキャブをささっと調整してまたエンジンをかけるその手際の良さを見ているうちに、私の中で眠っていたメカニック魂が猛烈に目覚めてきたのでありました。

そのままミンチョを飛ばして家電量販店の玩具コーナーへ直行し、注文してあった総額5,000円分のミニ四駆パーツを受け取り、「今日は店で徹底的にミニ四駆カスタムするぞ!」と息子を連れて出勤、ご来店いただいたお客様のほとんどは魚よりもミニ四駆が気になってるご様子「今年でミニ四駆は発売30年目なので、初期の子供が父親になって親子で楽しめるんですよ」「ちょっと割高ですけど、この補修部品のベアリングの方が性能も耐久性も良いみたいです」「懐かしいあの頃の車種もちゃんとリメイクされて再販されてますよ」…俺はタミヤの営業か!?ミニ四駆売り込む前にアマノ製品売らなきゃだめでしょ?でも、すでに多くの人を巻き込んでしまっているのも事実、そんな(自称)上越ミニ四駆をやってやろうぜ↑の会発起人としての責任も全うさせていただきます。

とりあえず3レーンサーキットの3セット目を購入させていただきました、フリー走行会ご期待ください。

2013/06/22

「愛」って耐える事なのね

数日雨が降っただけで駐車場に草が生えてきます、ちょうど涼しい日でもありましたので草むしりをしてやりましたが、ホントは塀際を芝生にしたり敷地の片隅で畑でもやりたいのですが、隣が空き地なのがいけないのか蚊が多くで夏場は外に出る気にもなれません。
水槽の草はあらゆる装置を施さなければ枯れる事もあるのに、アスファルトの裂け目に生える草は何もせずともボーボーと育つこのギャップ。「水槽で侘びの風情を表現」とはよく言いますが、ヒーターで温めて炭酸ガスを添加して、電気の照明まで当てて育てられた風情のどこに侘びがあるというのでしょうか?せめて日本人であるならば、侘びの意味だけでも知っておくべきなのかもしれません。

町工場の職人もAKBの親衛隊も物事に没頭するという意味では同じオタク同士。職人は日本の技術を支え、親衛隊は日本の経済を支えます。日本を救うのは政治家でも正義の味方でもなく、オタクで御座います。

2013/06/21

新幹線の駅に水槽置いて「水族館へようこそ」って書いておけばいいのに

平均2週間に1度のペースで上越水族館水槽の様子を見に行っております、自動換水システム(というかちょびっとずつかけ流しているだけ)の威力は絶大なのか2週間放置でもほとんどメンテナンスの必要は感じません、照明の設置方法も効いてると思われます。唯一の問題といえば草が枯れもしなきゃ育ちもしない、イルカが来るまでにそれなりの状態にと思っていましたが、それなりになるのは3年後のイルカの時になりそうです。
それでも特大のブランチに風合いが出てきて巨木の根としての存在感が出てきました、あの浮力をねじ伏せるまでには苦労しましたが、手間かけた分だけしっかり応えてくれるのもアクアリウムの醍醐味かと思います。

ミンチョのテールランプが切れてましたので、その帰りにバイク屋に寄って交換してきました。それにしても極上のビンテージバイクが無造作に並べられている様と、入れ代わりやってくる常連たちのアツイ語りを聞いているうちに俺の中で何かが滾ってくるのを感じずにはいられません。

ってなわけで、今日の勤務中は新作用のミニS一式を発注。さらに格納庫を片付けて内装作業をいよいよ始めてみましょう。公私共にエンジンかかってまいりました。

信頼感は伸びる走行距離に応じて強くなるものです

2年に1度のお楽しみ富山車検遠征であります。

車検といえば万人誰もが抱く嫌なイメージでしょうが、自分史上最高の車にとっては貴重なメンテナンスのタイミングでもありますし、ロングツーリングでもあります。
毎回この時期ゆえ、雨の時が多いのですが今回も昨日の大雨を引きずったような激しさがありました。下手すりゃ親不知辺りで通行止めもあるかと思いましたが、富山市に入ると雨も上がり蒸し暑いぐらいの天気になり、いよいよソレらしくなってきたのであります。雨上がり道路を窓全開にして走るワーゲンの気持ち良さは独特なものがあると思います(脱水症状に注意)。

さすがに3度目ともなれば道に迷う事もなく、3時間のドライブは無事に終了。約束通りオーナー様はドイツに行って不在でしたが、愛車を実家に帰らせた後は残りの時間は富山観光!

とはいえ移動手段は徒歩、蒸し暑い天気の下で少し歩けば顔から汗が吹き出し、必殺のセブンス手ぬぐいで汗拭きながら、これだけは確保しなければならない子供への土産を探します。途中の玩具店に入ったのはいいですが、汗だくでミニ四駆パーツを選ぶオッサンの姿は極めて怪しかったと思います(まぁ、二度と会わないからいいや)。

そんな事をしているうちに帰りの電車の時間が近づいてきてしまい、せっかくなので富山名物の路面電車で富山駅まで行こうと、交通整理をしていたオバチャンに道を聞くと路面電車より市鉄の駅の方が近いという事で残念ながらおあずけ。本当に近くにあった駅で、また違うオバチャンに電車の時間を教えてもらったのですが、富山のオバチャンは非常に親切で聞いてない情報までも丁寧に教えてくれたのであります、一人旅な感じでしょ?
無事にJR富山駅に着いて、発車まで30分ほど時間があったので何かご当地物で昼飯を…おっ!?「白えび天丼」いいねぇ、揚げたての白えびがタップリのった天丼はかなりの美味!これは1ヶ月後の後半戦でもアリかもしれぬ。
最後は各駅停車で2時間、直江津まで辛抱すれば前半戦は終了です。車で3時間、徒歩3時間、電車2時間…はっきり言って超ハードではありますが、それでも良ければぜひ富山で極上のワーゲンを買いましょう。

2013/06/19

拘置所のある熱帯魚屋 4

定休日返上の緊急打ち合わせで発表されたトイレ計画の見積り額…

       150万円!!

便器は大理石か!?
暗闇にサンコンがいたぐらいのリアクションをしちまったじゃねぇか!
工務店様の名誉の為にも書いておきますが、この金額はボッタクリではなく、この計画を完全な形で遂行するのに必要な金額で、営業やってる人なら分かると思いますが、見積りを出した以上は後から追加料を取るべきではないので、これ以上は追加料は絶対にないという額です。
とはいえ、トイレに150万は笑い話にもなりませんから、この見積内容を基準に具体的な作戦を決めていきます(そもそも最初から予算を伝えていなかった俺が悪いのだ)。
 
最初に決めなければならない選択肢は3つ
 
・このまま150万のトイレを作る
・計画を抜本的に見直す
・計画は変えずに意地とロマンで予算内で完全させる
 
容易いのは上記の2つ(予算度外視ならね)、そして3番目は困難を極めるものの、セブンストイレ伝説として後世まで語り継がれるような展開になるはず。
それはつまり「できる事は自分でやろう!」という事。塗装やコーキングならできるだろうし、入り口建具なんて必殺のどっかで拾ってきたヤツでもいいんじゃないの?再利用できる物は可能な限り使って、電気工事は誰か手伝ってくれる人いないかなぁ?…いないかなぁ~

予定では1ヶ月ぐらいでサラッと終わる計画でしたが、ここまできたならやってやろうか!?

なんと言っても東京までトイレ用品買いに行って計画倒れなんてアホすぎるでしょ?

2013/06/18

大名物

家の物置から勝手に持ち出して使っていた陶器、花を立てるための物なのかそれと単なる生活用品だったのか?用途は不明なれど、数年間外に放置して置いたらヒビが入っておりました。
あちゃ~、やっちまったなぁ。とりあえず洗っておこうと濯いでいるときにふと目に入ったその亀裂が、ポチャっと油断したなりの器に稲妻のような緊張感を与えている事に気づきました。これは今で言うところのアウトレット、検品基準が厳しいほど世に送り出される器はクローンのような同じ物、誰もが持っているような物よりも、歪みや欠けという世に一つの個性を持つ欠陥品の方が面白いというもの。

私のような未熟な人間ほど不完全な器が似合うので御座います。

2013/06/17

一笑一笑 なんつって

明日からしばらく雨の予報を聞いていましたので、晴れの今日はチャリでムサシまで行ってきました。関川沿いの堤防を川の流れに合わせてのんびりと走っている時はそれなりに無心になれるので、そんな時はこれからのセブンスをどうしようか?なんて真面目な事を考える絶好の時間でもあります。

私の中では手のひらサイズのビオトープが再燃しつつあり、サティアンから貴重なストックを大量に運び出してどのように使ってやろうかと考えております。とりあえずは坊主になってしまった侘び草の土玉にヘアーグラスが生えてホントの頭みたいなったのがありましたので、器にそれを入れて並べてあります。これを育て上げても毬栗頭が盛り上がってゆくだけで侘びも風情もありませんが、試作品ゆえ器を買っていただければ中の坊主はそのまま差し上げます。

坊主頭といえども生えるだけマシと思う私であります。

2013/06/16

上越市消防団操法競技会お疲れ様でした

俺のことをいつも店で仕事と関係ない事ばかりしている人間だと思っている人が多いようなので、今日は真剣にディテールにこだわるための研究をしておりました、私の作品は水槽内だけにあらずその周辺から人生観にまで及びますので細かな技法の習得に手を抜くことはできません。
研究題材は「プラスチックを金属に見せるための創意」であります、手元にはシルバー色のプラスチック製品があり、これにいかにして金属感を表現するかでありますが、まずはつや消しブラックのスプレーで全体を黒くします。今回はステンやアルミといった素材限定ではなく、あくまでも「金属に見える」という事なので、私の中では鉄に黒塗料が塗られた物という位置づけになっています、世の中の金属は塗料が塗られている事のほうが多いので、全体が素地というよりも塗装面の一部から素地が見えるほうが金属感があると思うからです。
全体が黒くなったところで、風雨にさらされて自然に塗料が落ちてくるであろう部分を耐水性のペーパーでこすって下地のシルバーを出してゆきます、シルバー部分が少なければ年月の経過は短く、多ければ長いという事になりますが、多いほど作為も露出することになるのでここが一番の勝負どころといえるでしょう。
最後に半ツヤのクリアスプレーを吹いて光沢をつけやればどうでしょう?加工前はシルバー一色のプラスチックだった物が、見事に黒とシルバーが混ざった単なるプラスチックに生まれ変わったではないか!

…仮に従業員が勤務中にこんな事やってたら俺の必殺中国拳法がサクレツしていると思います。 明日はまじめに働きます。

2013/06/15

限定量産品

ADAプロレイザーをご予約いただいたお客様にご連絡です、やっとこさ入手いたしましたのでご来店お待ちしております、大変お待たせしてしまいお詫び申し上げます。また、次回いつ入手できるかわかりませんのでミニも含めて1本ずつ在庫分も確保いたしました。2013モデルを見てみたい、もしくはご購入の方はお早めにどうぞ。

普段なら限定商品と言われても興味も湧かないのに、今日は某家電量販店に開店10分前に到着。そこには20人を越える列がすでにできており、もはや限定商品入手は絶望的な状況だったのですが、ここは私の奇策が冴え渡り開店と同時に息子だけ走らせて商品を確保させてしまおうと企てました。大人が開店ダッシュをすると店員に取り押さえられるのがオチですが、子供ならノーマークなのですり抜けていけるはずです。とりあえず列の最後尾に並び、入り口の自動ドアが開いてドドッと大人が詰め寄った瞬間にそれはまるで鷹を放つが如く「行けッ!」と息子だけ店の奥へ消えていきました。
列が散った頃に私も入り口を抜けてドキドキしながら息子の所へ行くと、誰もいない販売コーナーで箱を持った息子がポツンと1人で立っておりました。
自分が欲しいと思った物を誰もが欲しがっているとは限りません、空しさを感じるそんな私の右手には思わず掴んでしまった1000円の特売扇風機が空しく揺れているのでありました。

その扇風機は開封されることなく物置に放置されております、バーゲンセールは二死満塁の配球が如く瞬時の判断が要求されます、衝動買いはセブンスだけでお願いします。

2013/06/14

サニーシャトル

来週の休みに車検で富山に行ってきます。予定を伝えようとショップのオーナー様に電話をしたら「ごめんなさい、来週からドイツなんです。スタッフはいますので車は預かれます」と…。なんとまぁカッコイイセリフなんでしょうねぇ、俺も一度でいいから言ってみたいですわ。俺が臨時で店にいない理由なんてせいぜいメンテ先で腐ったサンゴを処分に行くか、点かなくなった三流メーカーのライトを回収するか、全てが嫌になって盗んだバイクで走り出したかぐらいです。
ヴィンテージカーとか、アンティークショップのオーナーってたまに現地買い付け行くじゃないですか、俺も生き物商売じゃなければいろんな所へ行きたいんですけどねぇ~、いいなぁ。
だから、せめて皆さんはいろんな所へ行ってください!え?魚の世話はどうするかって?それは全てセブンスにお任せください、長期歓迎ですがもちろん短期でもあらゆる維持管理メンテナンス業務お受けいたします!

話は変わりますが、店頭の在庫水槽のDo!aqua製のキューブグラスに関して、今ままで30cmクラスまでしか置いておりませんでしたが、60cmクラスまで常時在庫することにいたしました。「今欲しい!」という気持ちに可能な限りお応えするためではありますが、特にシリコンやビニール製品が含まれた商品は在庫をしているだけで徐々に劣化してしまいそれだけ寿命が短くなります、3年在庫した水槽を「新品です」と販売するには抵抗があります。大型水槽では特に水圧も大きいので、長く使っていただくためにも鮮度の良い水槽をお渡ししたいという考えがあります。それと紫外線の影響も受けやすいので、窓から一番離れた所に在庫を置くようにしています、中古水槽は乾燥にも弱いので重梱包した後、温室内で湿度と温度差の少ない環境に置いてあります。
置く場所が無いという実直な理由もありますが、60cmクラス以上の水槽はすみませんが今後もお取り寄せ対応とさせていただきます。

日本の熱帯魚屋ではありますが、プライドだけはイタリアワインと同等。ビッグボーイでアメリカを夢見る男、申し訳御座いません。

2013/06/13

英孝への架け橋…

ヤバいだろうなぁ、と思いながら店の水槽を見に行くとナガレハナが1本溶けておりました。ジワジワ上がるならまだしも、1日で5℃も水温上がっちゃダメですよ。

昨日の晩は腰痛と暑さの影響なのか?明け方まで悪夢にうなされていました、深夜2時ごろの地震が追い討ちになっていたのも確かです。寝てる時に地震が起きると、その後子供が寝返りする振動だけでドキッとするのでオチオチ寝ていられません。

そして夕方の東の空には虹がかかっておりました、雨なんか降るような天気でもないのに虹が出るなんて不吉だ!?これはきっと台風が影響しているに違いない、さっそく天気予報を観たら台風が消えているではありませんか?週末直撃とか言ってたのにどこ行ったんだよ?

とまぁ、異常気象に翻弄されまくっていた1日でした。それとオープン後初めてメガドンキにいってみたのですが、上越にドンキは不向きな気がします。あの店にしか無いという物もなく、激安と謳っているほど安くも無く、ドンキで買ったと自慢できるわけでもなく、一体何をウリにしているのか残念ながら俺には何も伝わってきません。柏崎にもありますが、その場合「わざわざ柏崎まで行った」という物語がありましたが地元ではそうはいきません。

職業病の一つだと思うのですが、買い物していてもそういう事ばかり考えてしまって、純粋に買い物を楽しめる事はほとんどありません。最近でいえば恵比寿の店がそうでしたが、1時間以上夢中になれるあのようなオーラを放つ店は地元にほとんど無いように思えます。

野球のボールも株価の上昇も、ケーサツだって結局はハッタリばかりの世の中。この乱世の中で並大抵の覚悟では生き抜いてゆく事はできません。皆の者!これは戦ぞ!この業界、私はカネの天下は獲れぬとも、数寄の天下を獲る!

2013/06/12

ちょっとだけ入荷情報 「牛乳3人で18杯なら赤い牛も6頭列べるべきだろ!! 」

忘れてましたが、サンゴが少々入荷しておりましたのでお知らせしておきます。
(今日の暑さでやられていないことが前提です)

・シャホウアワサンゴ(薄グリーン)
・バブルコーラル
・バブルディスクコーラル

バブルディスクはカリブ物ではありませんのでお手頃価格なのですが地味です。ですがよくみるとグリーンやパープルが入ってますので、自力で色揚げてやろうって人向けです。

熱帯魚ではジェリービーンテトラとミクロラスボラハナビが入っております。

なにせセブンスの淡水魚ストック水槽は本数が少ないので、種類を厳選しないといけませんが、さすがにちょっとマンネリぎみな気がしますので、今後は売れ残り覚悟のイレギュラーアタックを仕掛けてみようかと思います。

逆に海水は定番の人気種をガッチリ押さえてみようと思います。ただし、売り物になるぐらいのコンディションになればの話ですが…。

今後の参考にしようかと、インターネットで世界のアクアリウム製品をいろいろと検索してみました。さすが世界だけあって凄まじい数の製品が出てきましたが、そのうちの半分はイマイチな物で、残りの半分は某メーカー様のパクリで、いかに日本がアクアリウム文化で先に行ってるかが良くわかりました。

それにしても、この業界の製品は「お国柄」を感じないというのもわかりました。民族衣装までとは言いませんが、車みたいに見ればどこの国の製品なのか分かるぐらいの個性があっても良いのではないかな?と。結局効率優先で別のメーカーのを名前だけ買えて売ってるから文化も何もなくなっちまうんだろうな。

そりゃ車も同じか。

2013/06/11

拘置所のある熱帯魚屋 3.2

いよいよ発売日が近づいてきたMAシャ…いや、アクアスカイハイタイプをどのようにやっつけてやろうか考えております。水槽を買おうと思う人誰もが悩む「置く場所」ですが、さすがのセブンス要塞にも新たに水槽を置く場所なんぞ易々とは確保できません。現在の候補としては拘置所トイレの入り口付近が有力なのですが、いかんせんトイレ計画が見積もりの段階で完全に停滞してしてしまっているのでトイレ周辺の什器のイメージも決められない状況です。

計画が止まっている原因は全て私にあるのですが、理想の「便器への水の供給システム」が全く見つからないのです、本来拘置所などのトイレは悪い事ができないように可能な限り設備が省かれていて、逆にその姿が機能美的な魅力を醸しだしているのですが、トイレに限らず昨今の工業製品は機能を自ら主張する製品ばかりで私の理想には程遠いものばかりなのです。格納庫建設ではそのほとんどが木造、もしくはヴィンテージ品でまかなう事ができたので、このような「既製品の壁」はありませんでした。もはやここから先は工務店様の機動力次第、私がすべき事はじっと待つだけであります。

そんな私がじっと待ってる訳ないでしょう?やれることから進めております。拘置所トイレは洋式に決定済みで、我が家の家訓だと洋式では男であれど座って使用する事になっておりますので、お客様にも従っていただきます。それを伝えるためのイラストを描きましたので、どのように掲示するか考えていたところ、オークションで20cm四方の鏡が付いたスチール製のプレートを見つけましたので、この鏡の部分にイラストを入れようという作戦です。
鏡は取り外す事ができるので、その代わりにガラスかアクリルを切って入れてやればよいのですが、ガラスは特注になるしアクリルは切れるけどキズが増えそうなのでどうしようかと…ふと、鏡の鏡面塗装をカッターでガリガリっと削ったらイケそうな気配でしたので、ペーパーで1時間かけて鏡面塗装を全て削り落とし、ガラスだけの状態にしてやりました。

最近、このまま俺は熱帯魚屋を続けていて良いのだろうか?と思うようになりました。

2013/06/10

敵は本能寺にあり

台風が近づいてきているようであります。私は子供の頃から台風が来ると聞くとワクワクする人間で、当時は強風の中をどれだけこがずにチャリで走れるかとか、台風が去った後に何か金目の物が飛んできていないか探したりしていたものでした。となれば今は嵐の前の静けさとでも表現すれば良いのでしょうか?いつもながらの静かな夜であります。

アクアリウム業界も今は平穏な時代かと思います、目立った新製品もなく、流行の何かもなく、まさに静かな時であります。

一時の天下布武の平穏を打ち破った明智光秀は主君を裏切った反逆者として有名ですが、私はそうは思っておりません。膨大な権力を持った信長を討ったとしてもすぐに他の重臣達の兵に攻められるのはわかっていた事だと思うのです、それでもなお信長討ちを決意したのには並々ならぬ事情と決意があったのではないでしょうか?「時は今 天が下知る 五月哉」時代を変えなければいけなかったその理由は今も謎であります。


♪ 生まれた時が悪いのか~
   それとも俺が悪いのか~
    何もしないで生きてゆくなら
      それはたやすいことだけど~

2013/06/09

日曜日の日曜大工の話

カウンター横のカラーボックス収納をやめて、壁に棚を作ってやりました。改良版の鉄製ブラケットを実際に使ってみる必要がありましたので、ディスプレイも兼ねての作業です。

買ってきた杉板に塗料を塗りますが、今までツヤありを選んでいたのですが試しにツヤ消しを使ってみることにします。完成後に感じたのはビンテージ感には欠けますが、実用感というか店舗というイメージは濃くなったような気がします、塗料の醸しだす影響の大きさを実感です。ついでに書きますが、今までセブンスで使っていたホワイトもツヤありでしたが、トイレではツヤ消しを使う予定です。なぜかって?答えは簡単「使ってみたい」からさ!

ブラケットと棚板の固定にはマイナスネジを使用しました。アンティーク小物をディスプレイに使っているショップもありますが、それを固定するのに現代のプラスネジを当たり前のように使っているのをよく見ます、アンティーク品にとってネジはその時代(の製品)と現代(の壁面)をつなぐ稜線的な存在であると私は考えます。例えて言うなら50年前の車にカーナビをつけるぐらいなら、古い車など乗らない方がいいという事です。出かける前に地図を買って道中で道に迷いながら目的地に行くそそ過程も含めて楽しむべきですし、その地図が時代の隔たりを溶かしてくれるんです。

そんなくだらないこだわりで作った今回の棚のイメージソースはガンショップであります。見たこと無いので全て想像です。

2013/06/08

ええじゃないか ええじゃないか

今日が初乗り、シュウィンの自転車で通勤してみました。まだハンドルもサドルも変えてない状態ですが、あれに乗るとスピードを出そうという気が全くしない、走り出してすぐに感じたのは俺が乗ってるハーレーのFLHに感覚がそっくりで驚いた。どっしり座って、両腕を広げ背筋を伸ばして走る感覚はまさにそれ。同じ国の乗り物なんだなぁ~ってしみじみ思ったさ。見た目はかなりのインパクトがありそうだが(自分の姿は見られないからね)、人目を気にせずにシラ~っと乗るのが良い感じであります。ただし、カスタム後は真逆になると思うけどね。

昨日建具師に調整してもらった格納庫の吊り戸は、自分で付けた取っ手のズレを直してもらい、気持ちいいくらい隙間無くピタッと合うようになりました。何気なくササッとこういう事をやってくれるのが粋であります、もちろん手直し料はいただきません!(ですよね?)

今日届いたアクアジャーナルにアクアスカイのハイタイプが掲載されておりました。写真なので詳細は不明ですが、ステンレスの細い丸棒を曲げてアームを作っているように見えますが、これと同じような物をどこかで見たような気がします。 私が見た(というか作った)のは昨年の10月ですが…まぁ、そんな事はありませんよね。まさか天下のアマノさんが…そんなことはしないですよねぇ~。

たぶん序盤は出荷調整かかると思います、初日から使いたいというマニヤの方は事前お申し込みお待ちしております。

2013/06/07

氷点下をSCHWINNが走る 1

まずは昨日の出来事から。
新しい自転車が届く前に、今のやつを処分しておかないと親父の怒号が炸裂する(ただでさえ仏間がサーキット化している)ので子供の2台と俺のノーブレーキチャリを軽トラに積んで無料回収のところへ持っていきました。子供のはボロイとはいえ、まだまだ使える代物なのですがさすがに俺のは処分料を請求されてもおかしくない容姿ゆえ、回収所のオッサンが気づく前に「じゃ、お願いしま~す!」と礼を言って逃げるように退散しました。その2時間後、その回収所の前を通ったら子供のはその他の自転車と丁寧に一緒に並べられていましたが、俺のは粗大鉄クズと一緒に横倒しにされておりました…。すまない俺のチャリよ、そして今までありがとう!

そして今日、巨大なダンボールが家に届きました。それはSCHWINNのビーチクルーザーであります(コースターブレーキ仕様!)、古のアメリカでサーファーが当時の自転車の豪華な装備を取り去ってサーフボード片手に乗り回したのが発祥とされている、いかにもアメリカらしチョッパーと似たような起源の乗りものではありますが、当然今回のはそれを似して作られたものですので、まずは「めいどいんちゃいな」のシールを剥ぎ取って捨て去りました(いまさらだけど、コレ書くのってマズイんじゃないかなぁ?)。

そしてスタンドで立てた自転車の前に座ってカスタムプランを考えます。まずはコレのカッコ悪い所ですが、このモタァ~っとした冴えないリプロダクトのビンテージ感を払拭しないといけません。ペダルや反射板などのプラスチックパーツは外しましょう、それとロゴと一緒に「ヴィンテージ」と書いてあるのが最悪です、ヴィンテージ物に「ヴィンテージ」なんて事は絶対に書いてありません、如何わしい商品には大抵「高級」と書いてるのと同じです、そのうち消すことにします。あとは豪華すぎるサドルもやる気を感じさせないので交換です、一番の特徴であるワイドハンドルも変えちゃいましょう。それらの代わりに何を付けるかですが、そこらのママチャリのパーツを付けてやろうかと思っていますが、雪道の走破性も踏まえるとどうだろうか?

そんな事を妄想していたら後ろにいた親父が「俺も自転車買おうかな…」と。チャリ旋風伝染拡大中!

2013/06/06

上越にはまだ伸び代がたくさんあります

夕方までは自由時間でしたので、久しぶりにワーゲンを引っ張り出して作ってもらったパネルの取り付け方を本気で考えてみました。とりあえずアンカーの付いたネジを用意しておいたのですが、ネジを打ち込める場所が少ないのと、パネル自体がかなりの重量なので走行中にボロっと落ちようもんなら大事件ゆえ、取り付け方法を考え直す必要がでてきました。次案では木枠を内装にビス止めして、そこにパネルをはめ込むような仕組みにしようかと思ってますが、とりあえず半日で終りそうな作業ではないので、今日のところはそのまま車庫に車を戻しました。

その後、子供が散髪をするというので一緒に付いて行くことに。その美容院は地元のアンティークショップがプロデュースした内装ということで、いつも私がオークションで見ているようなドアや家具使われており、女性にはかなりウケる雰囲気に仕上がっておりました。さすがショップが手掛けているだけあって、目立つ所や小物には本物のアンティークをあてながらも、その他の部分には上手くリプロ品を混ぜて嫌味を消しつつ、予算も抑えたんじゃないかなぁと、俺なりに感じたのだがどうだろうか?あ、ちゃんとトイレも見てきましたよ(嫌な客だなぁと思われたはず)。

私の本当の目的はそこの看板ネコで、久しぶりの生ネコをこれでもかとばかりに揉んでやりました。家ネコの肉球は最高であります!

2013/06/05

インダス文明

早くも軽自動車用に買ったタイヤが届きました。
タイヤがワンクリックで翌日に家に届く時代って何だよ!?これじゃ昔ながらの商店街はダメになるわけだよな。売れてない店は不景気だからと言うけれど、お金自体は動いてると思うよ、つまり川と同じで氾濫を繰り返しながら流れを変えているだけで、流脈がずれてしまっているだけなんだろうな。だからそれに合わせて販売のスタイルもどんどん変化させていかないと、あっという間に砂漠にのまれてしまう。ブレずに自分のスタイルを貫き通せるのは、神憑り的な技術を持ったほんの一部の人間だけだと思う。

ちょうど昨日ブラケット発売の話をしたけども、別にアクアリウムを投げた訳ではないよ、本気で水槽置くならその背景までも拘り抜けという話。(なのでタミヤ製品を扱う事は決してありません、あしからず)

さて、そのタイヤですが町乗り程度ならそれで十分だという詳しい友人のアドバイスをもらって決めたアメリカメーカー「ロターラ」の物です。熱帯魚屋(の妻)が乗る車のタイヤメーカーがロターラなんて可笑しくって、多少運命的なものを感じたので即決しました。届いてみるとパターンは国産と似ているし、サイドの雰囲気もたしかにアメリカっぽい、なかなかいいかも~?と、しげしげと眺めていたら「めいどいんちゃいな」の文字が…。まぁ、この値段なんだからそうだわな、じゃ何かい?このタイヤは中国からアメリカに飛んで、それから日本に来たって事か?だとしたら相当なフードマイルになりそうだが、さすがにそれはないか。でも似たような話を最近聞いたけどね。

アクアリウム業界でもさ、価格とかデキの良し悪し関係なく日本のメーカーだからとか、ドイツの製品だから使いたいって気持ちが大きいのに、ことごとく「めいどいんちゃいな」ですからね、それに気付いた時は捨てようかと思ったよマジで。メーカーの懐具合がどうだか知らないけど、川の流れがどう変わろうが、自分たちの製品に本気で自信を持ってるなら貫くところは貫いてほしいよね。メーカーがこのままだったら、そのうちユーザーはお金の流れに溺れてレベルが上がらなくなっちゃいますよ。

私が新ロゴの製品を使うようになった頃は、それなりの答えが見つかったという事になります。

2013/06/04

鉄製ブラケット発売!

乾いた風が心地いいので駐車場のビオトープに水やりをしていたら1台の車が入ってきました。降りて来た女性に「ここで撮影してもいいですか?」と唐突に聞かれて「は、はい」と水野遥レベルの即答で答えてしまった。作業の邪魔はしたくないので様子は見ていないのですが、何やら格納庫を背景に女性モデルの撮影をしていたらしい。

「誰にでも充実した生活をアクアリウムの枠を越えて提供したい」という願いを込めて作った格納庫が、ほんの僅かではあるけどアクアリウムの枠を越えた瞬間でありました。これから先もっといろんな意味でセブンスをはみ出させてやろうと思います。
そんなセブンスからはみ出した製品がドロップアウトします、格納庫の背景にある棚の鉄製ブラケット(棚受け)の製品版が出来上がりました、サイズは店頭で使用している試作品と同じです、サビ止めのクリア塗装だけしてありますのでそのまま使うも良し、お好きな色に塗っても良いかと思います。製品版には雰囲気に合うマイナスネジが付きます。ネジの色はメッキか黒のどちらか選べます。価格は1個3000円です(ネジが思わぬ高額で…)。

アクアリウムから始まるカッコイイ生活をセブンスが提案します。

2013/06/03

最低でもリヤは230だね

来月ぐらいにアクアスカイ30のハイタイプってのが出るはずです、それを期についに新ロゴを使い始めようかと考えています。このまま自我を貫いても来てくれる人の役に立てないかもしれないので、一応「買える商品」を飾っておくことは必要なのではないか?という思案をしております(まぁ、素直に一式揃えるとは思えんけどな)。

どういうわけか我が家は自転車購入ラッシュで(だいだい車とかも一人が替えると周りの奴らも買いたくなるんだな)毎晩のように自転車談義で盛り上がっております。そんな俺は特に欲しいメーカーもありませんでしたので、オークションで買い集めたパーツで組み上げるという偉業に挑もうとして物色を繰り返していたのであります。ところが、娘の自転車を検索している時に気づいたのですが、あまりの新車の安さにケツが浮きました。パーツごとに集めて組む1/5ぐらいの予算でそれなりの物が手に入ってしまうような世界…こんなだもんな、そりゃアクアリウム業界も価格崩壊するはずだわ。

しばらく悩みましたが、とりあえず軽自動車用のタイヤを買っておきました。

2013/06/02

覚醒寸前

セブンスに来る人々の1時間は、アクアリウムの相談挨拶代わりに5分間、残りは全て無関係な座談会。そして帰り際の殺し文句は「特に用事も無かったんですが…」…来ていただけるだけで十分、売るためだけの商売ならばネット販売でもやってりゃいいだけ。 対面販売にこだわるのはそういう事でございます。

以前も書きましたが、水槽掃除のない日曜日の営業時間内は俺にとっての自由時間であります

まずは二代目(2台目)ミニ四駆の仕上げ作業、意味無い穴だらけで気にくわないFRPステーの使わない穴をパテで埋めてシルバー塗装、ノーマルホイールが装着できるようにロングシャフトを詰めたりしてボディは汚ったないがとりあえず走行できる状態まで完了。先ほど試走させたらスロープで3セクション分の大ジャンプをかましてタイヤが飛ぶほどの大クラッシュ!高回転モーターとそぎ落とした軽量カスタムのハーモニー強烈過ぎ、だがブレーキなんぞオカマの道具は無用、男のオモチャはいつでもノーブレーキ全開であります。
そしてやっと頭が働くようになってきたのでステッカーデザインを進めます、手元にある膨大な資料(某雑誌)を片っ端から読みあさってイメージを掴み、それを溶かしてセブンススタイルに成型してイラストにします。この作業をやっていると世の中のクリエイターの頭脳の凄さがよくわかります。

しばらくは水槽に手を加える事はないと思いますが、やりたい事をやるのが一番自然な事。仕事だからと無理やり作った作品で楽しさが伝わる事はありません。

2013/06/01

1689~1755

朝から水槽5本のメンテ業務を終らせたら午後の出勤時にはまったく働く気力がありませんでしたので、リポビタンゴールド(細いビンの強力なやつ)をグイッと飲み干し「モンテスキューッ!」とひと叫びしたら今日の営業スタートであります。

今度は店の水槽5本のメンテをしながらいろんな事を考えてみました「燻製機水槽から新作を作っていないなぁ、でも水族館のをやってるからとりあえず熱帯魚屋としての立場は大丈夫だ」「なら、ステッカーデザインを仕上げてしまおうか?でも疲労している時にムリヤリ描いてもボツになるかならなぁ」「ボールペンは…まぁいいや」「トイレの構想はどうしよう?あぁ~アレは見積り待ちだったな」「チャリは冬までに作らなきゃいけないから、とりあえずジャンクのフレームから買い集めて組んでみようかな?今日からまたオークションに釘付けか…あぁ~疲れるなぁ」「トラッキンミニ四駆欲しいなぁ…」「今日のブログ何書けばいいんだろう…」。

結局この時間まで何一つまとまっておりません、たまにはこんな日もございます。