2016/10/31

緊急告知!

11月3日は祝日ですけど、木曜日なので定休日。でも店に行かなければならない用事があるので、ついでに何かできないかなと考えておりました。

そこで、3日(木祝)の13時~16時までの3時間だけ、セブンスをカフェにしちゃいます!メニューは「ブラックコーヒー」のみ。コーヒーは私が豆から焙煎して、提供する直前に挽き、そしてドリップいたします。

焙煎経験?そんなもんありませんよ、むしろそこが面白いんでしょ?美味いコーヒー飲める店なんでいくらでもありますよ。でもね、人生で初めて焙煎した豆のコーヒーを提供するカフェなんてココにしかありませんから!

味の保証はいたしません。しかし、豆は老舗喫茶店「びんのかけら」にて調達、水はセブンスのウォーターサーバーから汲みます、材料だけは間違いありません!

怖いでしょ?一口飲んで「ぐぁっ苦がぁ!」とかあるね。そんなもん人に飲ませて良いんだろうか?マズければもちろん、奇跡的に美味くてもお代はいただきません。

当日の熱帯魚販売業務はいたしません、なんたってカフェですから。熱帯魚屋がカフェって夢があるよね、望んでる声も多いし、やりたいオーナーも多いと思うけど現実は甘くない。だから3時間だけの特別企画、3時間フルでのんびりするもよし、10分だけちょっとお茶するもよし、いつもと違う雰囲気で、いつもと違うBGM、いつもと同じ私でお待ちしております。

2016/10/30

すみませんでした

今までお客様に手助けを頼むのは苦手なので避けてきたけども、今回ばかりは仕方ない。そこで浮かんだ人物は学生時代に体脂肪率一桁まで鍛え上げた(現在は不明)という豪腕の持ち主、空いている時間に来てもらうようにお願いして、脚立と石をスタンバイして待機。

そんな時に自称アスリート(実際そうなんだが)のキレた肉体を持つお客様登場、これはなんとも良いタイミングで登場してくれたものだと、さりげなく話を長引かせて二人が揃うのを待つ。

さぁ、豪腕とアスリートが揃ったところで始めようぜ!さっそく段取りを説明している途中でいきなりアスリートが一人で石を持ち上げた!スゲェ…すげぇけど危ねぇって!だがヤツは止まろうとしない、ならばこの勢いで入れちまえ!

一人であれだけ苦労したのに、三人だとあっけなく石は水槽に納まった。いやぁ、人の力って本当にスゴイわ。

翌日本格的な石組作業に取り掛かるも、どんな角度に置こうが水面から石の頭が出てしまう。強引に傾けて納めようとすると石が不自然な角度になる。う~ん、こりゃダメだな、一度取り出して石を削ろう。

後日、豪腕と二人で石を取り出した。アスリートの立場って…。

2016/10/29

ハムかぁ…

某渓谷で採取してきた特大親石を高さ90cmの水槽台に乗せた高さ60cmの水槽に入れる。それはつまり、その石を地上高150cmまで持ち上げてガラス面を越え、さらに60cm垂直降下させるという事。
石の推定重量は35kg、重さ自体は驚くほどではないものの問題なのは形状。全長70cmの石を立てた状態で持ち上げる事になる、つまり…

高さ90cmの水槽台の上に乗せた高さ60cmの水槽に高さ70cmの石を入れるという事は、投入時の石の先端部は地上高2m20cmにまで達する、想像するだけで恐ろしい光景だ。

さらに恐ろしいのは持ち上げた後に水槽底面まで降ろす時なのだが、腰を折り曲げた状態でキープしつつ、腕の力だけでゆっくりと底面に着地させなければならない。例えるなら重さ35kgの卒業証書をお辞儀した状態で校長先生から受け取るようなものだ。その状態でキープするには超人的な背筋と上腕二等筋力、さらに時速150kmの超高速フォークボールを投げるぐらいの握力が必要だ。

しかし、俺はこの時を待っていたのだ。今こそ日々の肉体鍛錬の成果が発揮されるのだ!誰もいないセブンス店内で脚立の上に立ち、石の「腰」部分を両脇から掴み、呼吸を整える。
「失敗=水槽破壊」チャンスは1回限り…「ヴラァッ!」持ち上げた石は水槽の上辺を越え、設置予定位置の真上に到達!あとは降ろすだけなのだが…ここからがキツイ!石を一切ガラス面に触れさせる事なくゆっくり降ろすだけの自信が無い、降ろし始めたら引き返せない…ダメだ怖えぇ!ギリギリのところで引き返し、一旦床に石を戻した。

今までの筋トレと全く関係ない部分の筋力だなぁ、卒業証書トレーニングなんかWiiフィットメニューに無いもんな。まいったなぁ、このままじゃ先に進めないぞ。

セブンス店長最大のピンチ!?

つづく

2016/10/28

年貢の納め時

8月でミニ四駆大会の運営を引退し、それからは安息の日々を過ごしている。しかし、セブンスカップに関してはちゃんとシメをやっていなかったので「ファイナル」をやる!

12月25日(日)世の中はクリスマス、こんな日に店を臨時休業にしてバカ騒ぎをするのもどうかと思うが、どうせクリスマスに熱帯魚屋なんて誰も来ないと思うし、ちょっと早めに年末休暇をいただく事にします(その代わり大晦日は営業するかもしれぬ)。

せっかくなら新しい1台とも思うが、まだ例の「ライダー」も未完成なので、それで精一杯だろうな。それよりも複雑な自作セクションを作らないといけないので、そっちが大変だ(今回は塗装しないつもり)。

それが終るまで再び三股のブログ投稿…夏の頃から考えていた企画とはいえ、想像するだけで過酷だなぁ。これで最後だと思えば頑張れるか?

2016/10/27

心中お察し申し上げます

紆余曲折ありましたが、なんとかニュービートルは実用一歩手前まで仕上がってきました。これまでご尽力いただいた方々には厚く御礼申し上げます。

あとは夏タイヤを解決させれば完了、今日一日乗り回して問題がなければ仕事用として配備しようと思ってたらステアリングを回す途中で「コキッ」という嫌な感触が出始めた。バイクのハンドルだったら内部のベアリングが損傷した感じだろうが、こんな油圧パワステ仕様のハンドルじゃ何が悪いんだか見当がつかない。ベアリング程度ならいいんだけど、油圧とか電気系だったら嫌だなぁ。

そもそも俺は機械に対して神経質すぎるようなので「外車なんてこんなもんだろ」ぐらいの感覚を身に付けた方が良いのかもしれない。静寂なアクアリウム界ではモーターノイズなんて許されない世界なので、ちょっとした異音や抵抗が気になって仕方が無い。なので、ハーレーとか信用できない車に乗る時はオーディオなんてもってのほか、些細なメカノイズを聞き逃さぬよう五感を研ぎ澄ませた状態で運転しているのである(非常に疲れる)。

特徴的だったリアウイングを取り外して外観はほぼオリジナルの状態に戻った。リアハッチに取り付けるためのボルト穴が6箇所残ってしまうのですが、これをただ埋めるぐらいならちょっと遊んでみようかと考えているところです。セブンス専用車両だけに「らしい」何かを。

最近は車の話ばかりですが、それぐらい日々翻弄されているという事です。お金はかからないけど手間かかるというのは拾ってきた流木を使うのと同じということか。

2016/10/26

サンダー君は非番だったようだ

コスモアイルの入場料は家族4人分で2000円ぐらいだったけど、損ではない金額だと思うよ。展示物とかハリボテの安っぽいのばかりだと思ってたらマジでNASA製の超精巧レプリカとか宇宙まで飛んでった本物とかが展示されていて逆に驚いたからね。
プラネタリウムもあったけど、青少年文化センターみたいなのをイメージしてたら間違い。唯一言うならば、1回行けば満足です。

娘がCDを買いに行きたいから車を出せと言ってきやがった。小6のクセに親父を足に使おうなんて100年早いわ!と思ってたら「家にいるなら夕飯を作れ」と妻に言われたので仕方なく車を出した。ただし、俺が単なる足として動くわけがないだろう、ちょうど良いので春のオイル交換以来ずっと沈黙状態だったワーゲンバスを引っ張り出してやった。

あいにく途中から雨になってしまったが、久しぶりに「乗りがい」のある車を楽しむ事ができた。むしろ現段階ではニュービートルよりもバスの方が信頼性が高く、安心して乗っていられるのである。

不安分子だらけのニュービートルを克服するためにメンテナンスマニュアルの古本を探したら定価の4倍ものプレミアがついていやがった!これって世の中のビートル乗りがみんな困ってるって事でしょ?むしろ元祖ビートルの方が優秀なんじゃねぇの?「ニュー」を付ける方を入れ替えた方がいいな。

2016/10/25

寝不足解消せず

朝5時に出発してどこに向かったかというと、石川県にあるコスモアイル羽咋(はくい)という施設。なんという怪しいネーミング、宇宙的なテーマの施設らしいが、なんというか「コスモ」という言葉の響きが安っぽいというか、「宇宙」というよりも「戦闘力数値」、そこから発展した精力を現す表現みたいな…要するに良いイメージが全く無いのである。

何の興味も沸かないのでスルーしていたのだが、なんとあの矢追純一氏が名誉館長に就任しておられる事を知り状況が一変!なぜかというと俺は高校の卒業式の日に田中ケイスケ君と結成した「チーム矢追」の一員だからである!

交通費を節約するために全て一般道で行くとして、到着まで4時間以上の行程。開館時間は8時30分なので5時に出発すればちょうど良いだろうという計算だった。途中少しだけ遠回りして新湊大橋を渡ってみた。

※走行中の撮影は危険です
以前来た時はまだ完成前で、ずっと気になっていた橋。まるで空を飛んでいるような気分が味わえるとんでもない橋だけど、この橋が出来たからといって、そこまで利便性が良くなったのだろうか?というような場所にある。半分以上は観光的な目的なのかもしれない、最近のニュースでも報じられているが、富山の役人は金遣いが荒いのだろうか?

この遠回りのおかげでコスモアイルに着いたのが10時、ほぼ5時間休憩無しで運転してきた。あぁ~寝不足で頭痛が、頭が割れそうだよ。そんな衰弱しきった俺の姿がこれだ。
痛てぇと思ったら頭割れてんじゃねぇか!

たぶん明日につづく。

2016/10/23

24日(月)は臨時休業です

24日(月)は家族奉仕のためお休みさせていただきます、帰宅も遅くなりそうですのでブログもお休み予定。

ビートルがやってきてから4日が経ちました。普通なら何事もなく乗り回しているのでしょうけど、今回ばかりは事情が違いすぎます。

まずはブレーキに問題が生じているようで、手直しが必要なようです。ご指導いただいた限りでは自分でも挑戦できそうなので近日中に作業してみます。ワーゲンバスもそうですが、この車に関してはできるだけ自分でやってみようと思っています、オイル交換もアリですね。

そしてタイヤの確保、元々スタッドレスは付属していない上に、夏タイヤもボロボロで両方探さないといけません。お金で解決すればいいのですが、そうはいきません。中古タイヤを中心に探してもらって、おかげさまで使えそうな物が出てきましたが、純正ホイールにポンと付くものではなく、別車種や社外のホイール付きの物なのでやたらとホイールが増える事になりそうで…仮にそれらを購入するとビートル1台に対し20本のホイールが我が家に積み重なることになります。コレに関してはもうワケがわかりません。

あとは保険です、コレも面倒な話ばかりで出費は避けられない模様。これらを解決しないといけないので、実戦配備はまだまだ先のようです。

なんというか、まだ4日しか経っていないので確信はもてませんが、私なりにこの車には奥底からにじみ出るような「旧車感」を感じるのです。年式的には超近代仕様ですし、見た目もピカピカなんですが、地味なメンテナンスをコツコツと続けていかないと付き合えないような気がするんです。その度に工場に持って行くようなのを繰り返すのは精神的な負担が大きい。ならば自分で苦戦しながらも改善の喜びを得たほうが楽しんでいけると思うし、実際ハーレーなんかはそうやってきたので同じスタイルで付き合っていこうと考えています。まぁ、旧車感に関しては単純にビートルがポンコツなだけかもしれませんが…。

それでも運転する楽しさは格別ですね、友人が15年も乗り続けているのを見ていて、ずっといいなぁと思っていた車なんですから。たしかにフィットは完璧です、何の不安もないしストレスも感じない。でもそれ以上の感情も沸かないんです。

たとえばエコカー減税や燃費、メンテナンス費を抑えるために自分の好みとは違うエコカーを200万を買ったとしましょう。それに対し、自分の本当に欲しい車のポンコツを20万で買って残りの180万を修理や維持費に充てる。どちらも出費の額は変わらないけど、残る経験や満足感は違うと思います。こういう考え方で車を選ぶのも面白いかなと思いますよ。

明日の出発は午前5時、早く寝なきゃ。


2016/10/22

月曜は臨時休業ですので、ご用命とお買い物は日曜日に。

創業20周年の節目と共に計画され、兼ねてより告知しておりました第1回セブンスアクアリウムフェスは本日華々しい内容と共に無事終演いたしました。

参加希望者は1名でありましたので、特に詳しい内容も決めずに午前9時30分原付バイク2台でセブンスを出発しました。

久しぶりにミンチョを引っ張り出してみたものの、あらゆる機関が本当にガタガタで過去の死闘の激しさを思い出す、引退が近いかな?(誰か買いますか?)
月イチの仕事でお世話になる清里区のロケーションの良い農道を爽快に駆け抜けて三和区に入ります。
※走行中の撮影は危険です
三和区では長い伝統を誇る神社での参拝。荘厳な杉が立ち並ぶ苔生した石段を上り詰めたところにある本殿。今後も末永くアクアリウムフリーク達が楽しんでいけるように、そしてセブンスの商売繁盛を祈っておきました(賽銭は10円なので期待しないでください)。
苔生した石段
それを撮影している俺
その後、棚田が残る牧区の山道を軽く走り、11時に神社の近くにある「キッサコ」で会食パーティをする。
記念すべき1回目のフェスゆえに奮発してオムライスカレーとコーヒーのセットを注文。どちらも素朴な味であった(としか表現できない)が、マッタリとした時間を堪能した。

惜しまれつつもここでフェスは終了。内容が薄い?とんでもない!セブンス店長と普通に観光して、普通にランチができる企画なんて他では絶対にありえない!

次回開催は全く未定、いきなり告知するので参加希望者はとりあえず原付バイクを用意しておく事。

2016/10/21

これだけ書いても出来事の半分しか言えてない

アクアジャーナルと共に2016世界コンテスト作品集入荷いたしました。それとレーサー様の30キューブ水槽ご用意できました、お待たせしてすみませんでした。侘び草エキノをご注文の方もご用意できております。

業務連絡はそこまでにして、昨日からビートル配備までの経緯を報告します!

引渡しの準備ができたという事で、某塗装工場へ行くとイカツイ車群と並んで佇む青ビートル。しかし、納車の感動に浸る余裕はない。まずは乗る前に装着している社外アルミホイールから純正ホイールに換える作業を行う。
社外アルミも悪いものじゃないんだろうけど、自分のイメージしているビートル像とは離れているため、とりあえず純正に戻してリセットしてしまおうと。雨が降りそうなので急いで進めるが、国産車と仕様が違って手間を食ってしまった。それにしても溝は浅いし、ゴムにクラックが入ってるなぁ、早急にタイヤを換えなければ。

車内にはまだ前オーナーの私物が残っていたりして、カーショップで買う雰囲気とはかなり違う。さすがに試乗もせずに決めてしまったのはマズかっただろうか?

ざっくりと片付けも終ったので、とりあえず家まで乗って帰る。さすがにワーゲンバスの初乗りよりは緊張しないが、このビートルは配管やタイヤがボロボロで違う意味での緊張感がある。フィットと比べるのもナンセンスな話だが、車重の違いははっきりと感じる事ができる。ドイツ車ってそうなの?

タイヤ交換時もそうだが、実は家に戻るまで雨に降られたくないのである。それはワイパーゴムがダメになっていると聞いていたからで、できれば作動させたくなかったのだが、無常にも雨が降り出してきてしまった。仕方なくスイッチを入れるとカチカチ音が鳴るだけで作動しない、えぇ~?いきなり壊れたか?いや違う、そっちはウインカースイッチだ!ってことは右ハンドルなのにスイッチ逆なの!?うわぁめんどくせぇ~、じゃぁこっちが…あぁ~ワイパーから黒いヒモみたいなのがブラブラしてるよ、恥ずかしくて使えたもんじゃない。早く帰りてぇ~。

で、初日は衝撃的なデビューだった。

翌日、ワイパーゴムの確保と車内清掃を行う。まずはワイパーゴムを探しに大手カー用品店に行き店員さんを探す。すると、(そこそこ知識がありそうな)作業用のツナギを着た女性店員が対応してくれたので「ニュービートル用のワイパーゴムをください」と言ったら『メーカーは何ですか?』と、え?ワイパーのメーカーなんて知らないよ、ブラジル製って表示されてたから純正だと思うけどな…念のため「何のメーカーですか?」と聞くと『メーカー名です』と。この人は何を言ってるんだろう?念のため「車のメーカーですか?」と『そうです』…マジか!?この人は俺にドッキリを仕掛けているんだろうか?本当に言うべきか悩んだが言わなきゃいけないなら仕方がない…

「フォ、フォルクスワーゲンです」

恥ずかしすぎるだろ?ニュービートルがフォルクスワーゲンってどれだけの認知度なんだよ?しかもソレを言ったと同時に『あちゃ~』…と。この人は大丈夫なんだろうか?

純正品は在庫ナシ、それは想定内。相談したかったのは安価な社外品があるかどうかで、価格次第ではブレードごと変えてしまおうと話したのだが、返答は純正品一点張り。俺が「ここにあるボッシュのブレードでも大丈夫ですよね?」まで言っても『今日注文すれば明日には純正品が届きます』…ダメだこりゃ、まるで無理問答だ。頼むからツナギを着るのだけでもやめてくれ。

疲れた。もう悩みたくないのでバスのワイパーの時にもお世話になった老舗の外車ショップへ行けば「ニュービートル」というだけで対応品が出てきた。ちょっと割高だけど、やっぱり在庫があるってのは気持ちいい、もちろん知識もしかり。

その騒動だけで午前中が終わり、午後はセブンスに出勤。駐車場にビートルを停めて仕上げの清掃作業を開始。前オーナーには小学生ぐらいの小さな子供がいるようで結構ちらかった状態、そしてワーゲンお約束らしいが樹脂製のパーツがバキバキに壊れている。グローブボックスのフタなんか落ちそうなぐらいだ、こんなぐらいならフタなんて無い方がマシなんじゃいかなと、壊れていない方の部品をペンチで砕き、エイヤッ!と引けば見事にボックスのフタが取れた。ほ~らスッキリした。

灰皿なんかも欠品状態で、オークションを調べれば中古部品で買えるのだけども、誰もが悩んでいるのか壊れやすい部分はどれも高額。とてもじゃないがこれ以上この車に投資する気にはなれないので、逆にコイツは不要な物を全て取り去ってやろう。ハーレーで言うストリップドレッサー作戦だな。

肘掛の小物入れのフタも壊れているので撤去、ヘッドレストも撤去(車検時は戻す)、この勢いでセンターコンソールもぶった切るか!

(中略)

フロアを掃除機、そして車内を全て吹き上げれば見事なまでにカーショップレベルの納車状態に仕上がった。これで一応乗れる状態になったが、細かい整備はもう少し必要だろう。見た目はボロでも整備はキッチリと、それがセブンス専用車両のモットーである。

2016/10/20

なぜか手首が傷だらけに

一週間前から木曜日の午前中はワーゲンでコーヒーツーリングに行く!と決めてスケジュール調整してきたのに、明け方から無常な雨…週間予報じゃずっと晴れ予想だったのに残念。

じゃぁ午前中は何をしようかなと、バナナを食いながら考えれば思いつくのは仕事ばかり。せめて仕事だとしても非日常を感じられる事をやろうと平屋の暖房器具の移設作業をやっつけた。たぶん本来は業者に頼まないといけないのだろうが、やってみて不具合があったら呼べばいいかなと(あくまでも自己責任で)、何よりも初めての事に挑戦するのは面倒な事も多いが、それなりに刺激も多い。

それにしても平屋のある住宅街は静かである、路地に車が通る事はほとんど無いし、ご近所の年齢層が高いせいか外で騒ぐ声もしない。息子が結婚したらこの家で隠居するのも悪くないな、いや…今すぐ一人で越して来るも良しか?

なんて考えながらやっとこさ排気の配管を外した頃、路地をベビーカーを押しながらお爺ちゃんが散歩している、平和だなぁ…ん?いつの間にか天気良くなってるし、くぅ~遅せぇんだよ。

午後の予定はすでに決まっているのだ、ついにビートルがやってくる!内容盛りだくさんゆえ、この様子は明日にお届けする。

ちなみに本日の夕食はひき肉1kgを使用して挑戦したジャンボハンバーグであります。
比較用のミカンは直径5cm、今日で1枚、明日で1枚。しばらくハンバーグは食いたくない。

2016/10/19

饅頭は3日どころか1日と3時間で消えた

最近のセブンスは「オー・クレール」の話題で盛り上がっている。

ネコの話もあるけども、とにかくオークレール店長の「水草マニヤ」ぶりがスゴイらしい。たしかに私が遊びに行く時は必ず袖をまくって水槽に手を入れているし、行く度に店内の「何かしら」が変わっていて、まるで店全体が植物のように成長しているかのようである。

私が行くと、どうしても経営的な話題になってしまって、水草の話をマトモにした事がないのだが、伝え聞いた感じでは私が聞いても半分も理解できないほどのマニヤぶりらしい。それを思うと、開業前に何度かセブンスに来てくれたという事だが、さぞセブンスのストックでは満足できなかった事だろう。その欲求不満を自分の店で爆発させている様子がアレというわけか?

水草に限らず、自分の好きな事を熱く語るマニヤは例外なく面白いし、接していて気持ちいい。毎日を心底から楽しんでいる人と接していると自ずと自分のストレスも軽減されるから不思議だ。上越の(たぶん県外からの来客も多かろう)水草フリーク、そして私のためにも益々の発展を祈るばかりです。

なぜこんな事を書いたかというと、上越での水草の認知度がまだまだ低いと実感したから。熱帯魚屋に来る人はアクアリウムのいろんなジャンルを理解しているけども、街を歩く人のアクアリウムのイメージはまだまだクマノミ系が多数。別に俺は水草に勝ってほしいというわけじゃないんだけど、せめてイーブンの状態にして適材適所な扱われ方をしてもらえれば嬉しい。

見たことのない物を理解しろってのは難しいでしょ?だからなるべく効果的な場所に1本設置したいんだけどなぁ。確固たるプランが出来上がればクラウドファンディングに挑戦したいですが、署名活動のプレッシャーで潰されたような今の俺じゃまだ早いです。

2016/10/18

秋の大祭

2016年春の悲劇「赤倉饅頭事件」忘れもしないあの悲しみ。あの時はカブでリベンジするのを目標としたが、あれからカスタムどころか登録すらしてない状況ゆえ、あの時と同じフィットで向かう。

年に2回だけ行われる池の平での仕事は、点検程度の作業ゆえその報酬もガソリン代で消えるぐらいなのだが、帰りにあの饅頭を買えるなら全てが報われるのである。

まずは仕事を終らせるのが先だ、春にヒーターの故障を確認していたので冬の前に交換。魚を追加して、エサを補充、簡単な掃除と足し水をすれば完了。大きな問題は無さそうなのでこれで仕事は終わり。

挨拶を済ませて現場を立ち去る、その頃空には重々しい鉛色の雲が立ち込めて冷たい雨が降り始めてきた。まさかあの時の悲劇が繰り返される前兆なのか?

いや、今日こそは大丈夫だ。春に買えなかった悔しさを爆発させてやるぜ

『いらっしゃいませ』

「おうっ!店にある饅頭全部買わせてもらうぜ」

『お客様困ります、全部買われてしまったら明日旅館に納める饅頭が無くなってしまいます!』

「うるせぇ!こっちは金払うって言ってんだよ、グダグダ言わずに饅頭全部よこせや!」

…なぁ~んてまた入り口がベニヤ板で封鎖されてたりしてね。
うぉ~!饅頭屋の看板光ってる!よぉっしゃぁ!店の前に車を停めると奥にヒマそうなおっちゃんが座っていた。

『あい、いらっしゃい』

「えぇ~、饅頭を全…とりあえず10個入りと、バラで20個ください」

『あいよ』

…まぁ、理想と現実なんてこんなもんだが、それでもトータル30個は自己新記録である。これでも家に帰れば3日もしないで消えて無くなる。来春は悲劇を起こさないために休業の事を聞いてみた。

「春に来た時は長期休業の張り紙があったのですが、来年はどうですか?」

『そうだね、来年も5日から月末ぐらいまでは休むと思うよ』

「…そうですか」
(肝心な部分が抜けているように思えるが、聞き直す気になれなかったのでスルーした)

『それじゃ1個80円だから2400円ね』

池の平の仕事は今回も赤字である。

2016/10/17

ホテル=カレー

24日の臨時休業は文化祭の代休によるものなのですが、子供たちが「文化祭に来ないでくれ」と言っている。

娘はどうでもいいとして、息子までもが言い出すとは。その理由は作品の出来栄えに自信がないってな感じだと思うのだが、俺にとってそんな事はどうでもいいし、行かなくていいというのならありがたくその時間は家で休ませてもらう。

仮に賞でも獲ったというのなら「来るな」とは言わなかったのだろうか?賞が欲しけりゃ審査側の求めているように描けばいいだけ。俺は全国民で審査するなら別として、一部の審査員だけで決められるような品評会は好きではないのだ、だから金賞を獲ったとしても俺から褒める事はないだろう。

俺が褒めるとしたら心底からその作品作りを楽しんだのであればそれでいい、例え人に見せられないような酷いものだったとしても、俺にとっては金賞だ。楽しめたのであれば誰かに見られたくないなんて決して思わない、だから見るなという絵を評価する気にはならない。

正確なパースを描き、光線の明暗を書き分け、人物には躍動感を加える。それを秀逸な児童絵画だと定義した大人はクソだ。自分の価値観を「賞」という名の媚薬で子供達に植え付ける。
子供達はいつから水やガラスを「青」で描くようになるのだろう?水の色は川底で揺らぐ水草、群れで泳ぐ魚たち、時には黒ずんだヘドロの色。ガラスの色は窓の向こうにいる家族の服、太陽が反射した眩しい光。なのに子供達の描くそれらはいつも「青」一色。

大人が余計な固定観念を植え付けなければ子供達の描く「水の色」は無限の広がりを魅せてくれるだろう。俺達が忘れかけていた無垢の色彩感覚と表現方法を思い出させてくれるに違いない。

さぁ息子よ、筆を取れ。一つだけアドバイスをするなら被写体になってくれた全ての物への感謝を絵に込めてみてはどうだろう?

2016/10/16

今ごろ米山大橋の谷底に落ちてるんじゃないか?

お伝えしなければいけない事がたくさんあります!

まず、次週24日(月)は家族奉仕のため休業させていただきます。最近私欲に財を投じすぎているので、できる時にフォローしておかないといけませんので。

世界水草コンテストの作品集が発売か、まもなく発売されると思います。セブンスではお取り寄せ対応とさせていただきますので、ご注文お待ちしております。

今年もADAのカレンダーが12月初旬に発売される予定です。こちらもセブンスだけでの話ですが、今回は事前にご予約いただいた方の分だけの販売にさせていただきます。予約期間は11月末日までです、昨年ご迷惑をおかけしてしまった方がいらっしゃるので、今年はこのようにさせていただきます。

30キューブ水槽をご注文のレーサー様。一旦到着したのですが輸送時に破損があり、現在代品手続き中です。すみませんがもうしばらくお時間ください。

最後に、本日長岡市からお客様がご来店いただきました。しかもヘルメット装着の完璧なロードバイクコスプレでの登場。さすが期待を裏切らないなぁと思ったらマジでチャリで来たってっから意味がわからん!
しかし、マザマザと伝わるその疲労感にウソはなさそうである。 車で2時間近くという距離もそうだけど、長岡から上越の間に山二つ越えるんだよ?そして目的地がセブンスって…愛媛マニヤ以来のクレイジー野郎だ。巨匠も銀座までチャリで水草買いに行った伝説があるからね、ついにセブンスも銀座レベルに成ったという事だ(そっちか!?)。

その年に最もセブンスを騒がせた人に送られる「セブンスオブザイヤー(名誉のみ、表彰無し)」最有力候補であります。

2016/10/15

7代目と喧嘩してでも創業したかった8代目の熱帯魚屋

高田本町に朝8時集合。車群が通り抜ける時刻は10時頃から、それまでに歩道に進入禁止ロープを張り、商店街の南北に伸びる車道を封鎖してイベント会場になる場所を確保する事。

商店街の端から端までロープを伸ばすのだが、普段の街歩きで端まで歩くなんて事がなかったので「本町ってこんなに広いのか!?」と思い知らされた。次は道路封鎖の用意、臨時の標識とバリケードを用意して、予定時刻と同時に路上に並べる、ちょっとした優越感を感じるのはなぜだろう?

あとはカメラ片手にイベントを楽しむだけだな…と思っていたのだが、交通整理的な人がいないんじゃないかなぁと。参加車両は超ヴィンテージ級ゆえ、全ての車両にナビが付いているなんて事はないだろう、ましてや複雑な路地を通ってくるわけだし、入り口の手前に案内人がいた方が良いんじゃないかなぁ…?なんて考えていると前方から第一陣が走ってきた!

考える余地もなく、道端に立っていたのぼり端を1本拝借し、それを片手に路上で交通整理。案の定、交差点を右折して本町通りに侵入するのだけども迷っているドライバーが多数存在、中には1つ手前の交差点で曲がってしまう車も…のぼり旗を振り回したけど気づいてもらえなかった。

こりゃぁ遊んでなんかいられない、トラブルなく上越を通過してもらうためにも必至で翻弄していると30分ほどで車群はいなくなった。えっ!?もしかして終った?1枚も写真撮ってねぇし!近藤マッチどこにいたんだよ!?星三つ巨匠はチューボーですよ!(?)

それでいい、それでいいんんだ。俺の案内に「ありがとう」と言ってくれたドライバー、その気持ちで十分だ。それがイベントの内側から参加する特権、外側からでは絶対に体験できない宝物、何よりもミッレミリアなんていうビッグイベントに携えたという事実だけで大満足。

来年も上越を通過するかはあの「首謀者」に賭けるしかないけども、上越そして再び本町を通ってくれるのであれば今度は一緒に「内側」から参加してほしい(今回は確実に人員不足だった)。「俺になんかできないよ」なんて思ってるヤツに言う、「できるか?できないか?」なんて事はどうでもいい、大事なのは「やるか?やらないか?」の問題だ。俺は犯罪とギャンブル以外は全部やる!

最後にNAパーティで知り合った福井のマニヤ様から「熱帯魚水槽を飾っているお菓子屋の米粉カステラ」が送られてきました。ご丁寧にありがとうざいます、モッチリなのに滑らかな新食感そしてまろやかな甘さ、ご馳走様でした。

2016/10/14

22輪生活

15日(土)はミッレミリアです。博物館展示クラスのクラシックカーが普通に走っているというあのイベントであります。

ありがたい事にお手伝いの依頼をいただきましたので午前中に行ってまいります(アクアリウムとは無関係)。イベント側は私にお手数をおかけして申し訳ない…みたいな感じですが、私からすれば上越を通過するだけでも奇跡と言えるこの凄まじいイベントに内側から参加できるなんて恐悦至極、明日の営業中は浮いているかもしれません。

我が家のクラシックカーはどうなっているかというと、春にオイルを換えて、夏に1度出勤に使って終わり。つまり今シーズンは1度しか公道を走っていないわけで、さすがにサボりすぎな気がします。来週にでもコーヒー道具と好きな本を積んでツーリングに行こうかと企んでいますが、結局その日になると用事ができてしまうというパターン。それでもアクアリウムと違って気が向いたときにだけ接すればいいって所が私にとっての安らぎなんです。

ハーレーは車検切れのままだし…いや、自分の事はどうでもいい、イベントを楽しんでこよう。

2016/10/13

神聖な物は汚される運命にある

とにかく雪が降る前に自宅や格納庫の片付けを終らせたい!ついにアウトオブケージがゴミ箱にぶっ込まれましたし、ベニヤ製ナイアガラスロープも解体されました。フタゴヤマチェンジャー(正式名思い出せない)も明日には灰になるでしょう。こういうのは躊躇っていると前に進めませんからね、決めたからにはガンガンやります。

やるといえば、あと数日で店頭の120Hもカラッポになりますよ。使用している草で必要なのありませんか?さすがに差し上げるわけにはいきませんが、ある程度お得なのは確かです。

昨日盗ってきた…いや、採ってきた石を見ながら構想を考えていたんですが、あまりにも親石がデカイ上に座りも悪い。過去幾度か行われてきた儀式ですが、再び「タミヤパテ」が炸裂しそうであります。今までと違うのは小ぶりなサンゴ岩を連結して造形してきたのに対し、超重量の巨大石を単独で立てるという事なので、相当量のパテが必要なんじゃないかと。

自分の水槽を作るのは久しぶり、「自分の水槽=責任無用」ですので楽しく遊ばせていただきます。

2016/10/12

ソーマの休日

今日はイレギュラーで水曜日の休日となった(説明しよう、セブンス店長の言う休日とは水槽に手を入れる仕事が無い日の事である!)。

そういう日はできるだけ日常と異なる事をするようにしているので、朝から車を走らせて山奥の「とある場所」に向かった。
そこは花ロード水槽で使った石を採取した場所であるが、それと同じ石を使って店頭ディスプレイの120Hで石組をしようという計画である。アマゾニアを使うとまた水の濁りが起こるので、今度はマレーヤで挑んでみる予定。濁りがなくとも硬度は上がるだろうから、どちらにせよリスクの高い石なのだが、それを見越してもなお魅力のある容姿なのだ。

幹線道路から30分以上山奥に入った所ゆえ、誰もいないと思っていたのだが、現場には1台の車が停まっていて近くの施設で何かの作業をしている様子。できれば誰にも見られたくないのだけども(別に悪い事をしているわけではないのだが)この時期は食欲旺盛なクマが出没する恐れがあるので、叫べば助けに来てくれるだろう。

本日のターゲットは120H用の親石である。50センチ以上のサイズという事になるが、ざっと見回しても1メートル超えの超大物ばかりで水槽投入どころか持ち上げる事もできない。そこで、草を掻き分けて入念に探してみるとギリギリ持てるぐらいの重量で約70センチの石を2個キープできた。広いところまで運んで仮組みをして雰囲気を確かめる。
Aの方は形は良いが個性が強すぎるので、他の石と合わせづらい気がする。Bはオーソドックスな形状をしていて無難な石組ができそうだが、直線的な形状の部分があって、他の石でフォローする必要がある。

これだけのサイズになると奥行45センチの水槽で形状をフォローするのは困難と判断し、Aを持ち帰ることにした。そしてなるべくAに近いタイプの石を集める。それにしてもAもBも水槽から飛び出すぐらいの大きさに思えるが、水槽に入るのだろうか?

最後に積み込み作業、ここで日々のトレーニングの成果が発揮されるのである。70センチの石の両端をむんずと掴み、ひざをグッと曲げて全身に力を込める…

  「ンンンングッ、エイドリアーンッ!」

渓谷に響き渡る雄叫び…いや、いつもなら叫んだのだけども今日は近くに人がいるので心の中だけにした。

積み込みが終れば長居は無用、クマとアブに襲われる前にそそくさと下山しセブンスに戻る。帰ってから毎回思うのだが、俺はどうやってこの石を車に積んだんだろう?と思う。それだけ現場ではアドレナリンが出ているという事だ。

その証拠に午後は玄米を精米したのだが、たった30kgの米袋がものすごく重く感じるのだから。明日の腰が逝っているのは言うまでもない。

2016/10/11

サダ子の髪の毛でエクステを作ろう

昨日「毛髪量」という言葉が出たので、私の薄毛論について語らせていただく。

何年か前の話だが、自宅にいるときに俺宛に電話がかかってきた。受話器を受け取るなり「髪の毛のお悩みについてご相談にのりますよ」と。どこから情報を得ているのかは知らないが、俺ぐらいの年代の男に片っ端から電話をかけているような感じ、それよりもイラッとくるのはこの年代の男を全てハゲ扱いにしているところである(図星だけど)。

ならばいいだろう、もしかすると本当に俺の事を知っていて心配してくれいるのかもしれない。その確認も兼ねて「俺の頭はスネ毛よりもボーボーで毟り取りたいぐらいだ」と言ったら「そうですか」と言って電話は終った…やっぱり単なる勧誘電話だった。

俺のこの頭は今に始まった事ではなく、中学1年でソリを入れたらそのまま生えなくなり、高校時代に美容院で「ヤバイね」と陰で言われ、18歳で沖縄県人に32歳と間違われて…と人生で毛のあった時期の方が少ないぐらいで、さすがに20代までは悩んでいたのだが、30歳を超えた辺りからちょっと考えが変わってきた。

30年もこんな状態だと「ありのままの状態こそが俺自身」という感覚になってきて、後ろめたいとか隠すという感じじゃなくて、むしろ個性として利用してみるようになってきた。ここ数年は髪を切るのは年に1度ぐらいで、切る時は坊主手前ぐらいの短髪、そこからその時の長さでできる髪形を考えながら遊んでみて、収拾がつかなくなったらまた坊主という繰り返し。

おかげさまでこの頭はセブンス店長の象徴になってきたようで、先日のNAパーティで札幌の重鎮に再会した時も過去1度しか会った事がないのに覚えていてくれた。俺が「覚えていてくれて光栄です」と言ったら、俺の頭を見ながら「忘れるワケがないでしょう」と二人で笑っていた。人に覚えてもらうという事は仕事をする上で最低限かつ最重要項目ゆえ、俺は心の中で「ヨシッ!」と思ったぐらい。

歯並びは治した方が良いと思うが、ズラ被ってまで周囲の人と同化させるのは損なんじゃないかなと。まぁ、あまり目立ちたくないという人は自由にやってもらえばいい。

ヤゴ氏と撮った写真でもお分かりの通り、今の俺はオールバック。薄毛がコンプレックスだと言うのなら、逆に全てをさらけ出してやる!

30代の祖父と、30代の親父、その写真と今の俺を比べたら俺が一番ヤバかったのは笑えた。まさに血まみれ、俺は折れている方の腕で殴る!毛を増やして個性を減らすという考えは私には無縁で御座います。

2016/10/10

パトラッシュ…なんだか僕はとても眠いんだよ。

初めてのイベント出展…設置も含めてしんどい4日間でした。疲れたぁ。

しばし充電が必要なので年末のセブンスカップファイナル(仮称)までは大きなイベントは何にもやりません!というかできません。その間は店内の水槽を作り変えたり、自身のスキルアップのための勉強に集中します。

もう今年は十分暴れたと思うよ、1年でかなり老けた気がする(特に毛髪量)。ちょっと休みたい気もするが、店舗は休みでも明日も日没までの仕事が待っている。

サンタさんお願いです、年中無休で働きますから今年のクリスマスは私に安らぎを与えてください。

2016/10/09

10日(月・祝)は午後4時までの短縮営業です

このザマです、我ながら本当に情けない。告知までしてもらったのに責任を果たせませんでした。30分ぐらい作業して…
ここまでの状態にはできるのですが、セブンスの真骨頂である「まるで水が無いように見える」あのパーフェクトクリアにはほど遠い状態。ここまでやっても1時間しないうちに白濁してしまう、本当にお手上げ状態です。

この経験を生かせば、やっぱり「ぶっつけ本番」はリスクが大きすぎるなと。今後の課題として使用素材をできるだけ軽量化して、水槽の運搬方法をしっかり確立させる必要がありそうです。水槽台を専用に作れば120クラスまでは一人で運べるかもしれません。

最終日は天気も良さそうなので賑わっちゃうかなぁ?ヌカに釘と分かっているけどクリアダッシュ入れてみよう。「夢」を見たい方は午前中、「現実」を見たい方は午後に花カフェへどうぞ(500円でお茶できます)。

とういうわけで、夕方から撤収作業に行きますので10日(月祝)は午後4時までの短縮営業です。よろしくお願いします。

2016/10/08

まさに苦行

経営の厳しかったセブンス創生期を支えてくれたお客様が永眠され、葬儀に行ってきました。巨匠と同世代ぐらいで、やっと第二の人生を楽しめるという年齢だというのに…今のセブンスがあるのも貴方様のおかげです、謹んでご冥福をお祈りいたします。

お葬式に行く前に花ロード水槽の点検をしなきゃと朝7時前に現場に行くと悪夢のような光景が…ヒドイ濁り。やや茶色がかった白濁、それはつまり(拾ってきた)石とアマゾニアの相性が最悪だって事。この組合せに関するリスクの情報は少なからず届いていた、だが引き返す時間がなかったのだ。
全換水しなきゃいけないが、この時期の水道水はもう20度以下で魚がショックを起こしてしまう。お湯をもらって温度調節しながら水換えしたけど、夕方にはもう濁りが再発しているだろう。

まいったよ~、せっかくのイベントが台無しだ。あと2日間水換えしながら「ごまかす」しかない(できれば朝夕と2回やるべきなんだが…)、明日の朝も水換えに行くけど、せっかくだからヒドイ状態の時の写真を撮ってこよう。

2016/10/07

アンダーマイニング

4日間に渡りお届けしたNAパーティ報告、最終日は怒涛の二弾投稿で強引に終らせました。なぜなら書かなければいけない事が溜まっているからであります。

8日(土)、9日(日)、10日(月祝)の3日間に渡り開催される「城下町高田花ロード」に60センチと20キューブの水槽を出品します。午前中に設置作業を終えましたが、水槽の重さというよりも石組や盛り土を崩さないように慎重に運ぶのが大変、つくづく水槽運搬の難しさを痛感しました。これがもう少しラクになれば多くのイベントで披露することができるようになるんですけどね。

製作に3ヵ月、製作から設置費用まで全て自費(今日の駐車場代は補助していただきました)。設置も一人じゃキツイし、参加は今年限りの可能性が高いです。作品はこのイベント専用に考えた「長期間楽しむものではない一撃必殺」タイプです。私が初めて作った作風ですし、イベントが終れば解体します。ぜひ会場でご覧ください。

コチラは運搬できませんが店頭の120ハイタイプを作り替える事にしました。来週には解体する予定ですが、この水槽で使っているミクロソラム付の特大流木をそのままの状態で1万円で販売します。別に売るために作ったのではないのですが、何人かの方から手放す時は告知してほしいと言われてましたので。ミクロソラムだけでもオッケーです、これだけの株は欲しい時に限って手に入りませんからね。リスボン製作時だったら喜んで提供したんですけど。

先週末2日間も店を休んだせいかスケジュールパンパンで「仕事が忙しくて仕事をしているヒマがない」という訳のわからない状態に陥っております。しかし、こういう時こそ私は人間的に面白くなるのでございます。
月額4万のメンテ契約よりも無報酬の花ロード出品、銭の花咲く仕事に男のロマンは存在しない、365日年中無休で働かせていただきます。

2016/10/06

行け!Nature Aquarium Party 2016 その5

「ナ、ナイストゥ ミーチュー!」一瞬何が起きたんだ?と固まる外国勢だったが、すぐに握手を返してくれた。これほど一度に多くの外国人と握手したのは生まれて初めてだ。

「マイネーム イズ ヒサトソウマ…」出来る限りは自力で話す、自分の中で決めていたがここまでが限界、この先は通訳をお願いする。

この時の「表向きな」状況はフェイスブックに記載してあるので、ここでは「裏側」の心理状況をお伝えする。積極的に話をしてくれたのはスペインでADAの代理店を展開しているヤゴ氏、アクアジャーナルにも登場しているのでご存知の人もいるであろう(俺は知らなかった)。金髪の「いかにも」という容姿のナイスガイであったが、とにかくデカイ!身長180cmの俺を超える長身で何とも言えぬ迫力があるのだ。

そんなプレッシャーと戦いながら丁寧に、そして熱く語ってくれる彼の言葉に集中、たぶん分かりやすい表現で言ってくれているんだろう、俺でもなんとなく理解できるところが嬉しかった。

そしてタブレットを取り出して、彼が展開中の具体的な活動を画像で説明してくれた。あたりまえのようだけど、言葉が通じない状態での画像を用いた説明はとても有効で、自分も取り入れる必要があると痛感した。

最後に一緒に写真を撮ってもらい、フェイスブックに掲載して良いか?と聞くと快くオッケーしてくれた。さらに名刺を渡してくれて「何かあったらいつでもメールしてくれ!」と言ってくれた(たぶん)。

大変失礼な話だが、初めて巨匠と対談した時よりも高揚した。人生でここまで高ぶった事はないかもしれない、自分の中の分厚い殻を1枚突き破ったような感じだ。どう考えても言葉の違いは抵抗になってしまうが、こういう機会に交流しないのは本当に損だ。なんで今まで挑戦しなかったんだろうと後悔した。

大きな使命を果たしてやっと緊張が解けてきた頃にレア物オークションが始まった。ゾーリンゲン時代のツールや20周年記念製品、あとは景観石などのマニヤ向けアイテムが並ぶ。事前に希望金額を書いた用紙を提出し、一番高額で入札した人がゲットできるというルールだったが、トトロ氏を筆頭としたマニヤ軍を前に俺が落とせるわけもないと参加しなかったのだが…結果発表が始まると入札したマニヤ達はステージに釘付けで、完全に自分の世界に入っている。ならば今のうちにトイレに行っておこうとギャラリーに入るとスタッフの重鎮様が疲れた表情で立っていたのでしばし会談。

それにしてもADA内でのこのブログの閲覧率がさらに上がっているらしく、「読んでますよ」と言われる度に謝っているのだが、この場で語っている事はあくまでもユーザー様のための私の率直な意見。誤解の無いようにお願い申し上げておいた。

すっかり長話になってしまいトイレは行かずに急いでオークション会場に戻るとすでに発表は終ってしまったようで、そこには結果が書かれたホワイトボード…マジか!?そこにはレア物を落札した猛者どもの名前と落札金額が書かれているのだが、トトロの名前がやたらと書かれている、その横には眼を疑うような落札金額が…。聞けば会場は異様な空気に包まれたようで、そんな面白い時にトイレに行ったことをものすごく後悔(結局トイレは行けてないけど)。これでもう世界公認だろ?別のワールドランキング1位おめでとうございます…。

閉会式後に再びヤゴ氏と握手、4ヶ月後の再開を誓った。それまでにはなんとしてでも英会話をマスターせねば。

これで全てのプログラムは終了、最後に新社長(奥様)と握手させてもらったが、巨匠とは正反対の細くてしなやかな手だった。一時的な就任なのかもしれないけど、これからもその手で俺と世界中のファンたちを楽しませてもらえれば何よりだ。

おわり

行け!Nature Aquarium Party 2016 その4

慣れない環境と緊張のせいか午前6時過ぎには目が覚めてしまい、テレビを観ながら朝食の時間を待つ。今日のプログラムは社長宅の4メートル水槽見学に続き、本社の駐車場で会食をしながらの交流会、その場でメーカーが出品するレア物のオークションなどもあるが、俺にとっては多くの人と出会える最後のチャンスの場でもある、中でも海外の参加者から世界の水族館事情を聞きたくて、どうにかして交流できないか方法を模索していたのだ。

子供の頃から理科の勉強しかしてこなかった俺にとって英会話なんてもってのほか、いきなり突っ込んで行ってもそんな専門的な話なんてできるわけがない。そこで、前日のうちにADAスタッフの中で英語が出来る人にお願いして通訳をしてもらおうと頼んでみたらオッケーとの事で、どんな切り口で話を始めようかと考えていたら眠れなかったというわけだ。

食欲もイマイチなので朝食をサッと済ませ、まずは今回のイベントのメインであろう社長宅見学。私は2度目なのだが、初めての人も多いようで興奮が伝わってくる。正面からの画像は有名であるので、普段は見られないような角度からのショットを載せておく。
水槽裏側

ビオトープの庭

庭側の真裏がこんな感じ
参加者は思いのままに楽しんでいたようだが、すでに俺の心はここにあらず。頭の中は話の切り出し方と、外国勢のどのグループを標的にしようかで一杯だった。

本社に戻るとすでに会場ではバーベキュー会食パーティが始まっていて諸国入り乱れているご様子。それにしても昨日から素晴らしいおもてなし数々なのだが、マジてゆっくり食ってるヒマがない。いつか一般参加者として存分に楽しんでみたい。
そんな俺とは裏腹に外国勢は存分に楽しんでいるご様子、そんな彼らを物陰からストーカーのように付け狙う。通訳をお願いする以上は1グループしかチャンスはないだろう、一撃で大物を仕留めなければ!

飯を食うフリをしてコソコソしている俺の背後から「相馬さん行きますか!」と、ビクッとした。ついにその時がきたか。ターゲットは決まった…

「あそこのヨーロッパ勢(であろう)グループでお願いします!」

つづく

2016/10/05

行け!Nature Aquarium Party 2016 その3

一般ユーザーとはここで一旦お別れ。ここから先は業者関係の時間、1時間ほど特約店関係者を対象としたミーティングが行われ、今後のADAの営業展開が説明された。これまで社長交代等で混乱もあったようだが、進むべき方向性が定まってきたようである。

さらにその後はADA社員と特約店関係者が入り乱れての懇親会、ユウハ店長とタクシーに乗り居酒屋へ向かう。ここまで落ち着いて話す時間がなかったので、この場を利用して仕事の話や上越水族館の署名活動の時の事を語り合う。俺達の世代の間に少しでも現状を変えたいけど、自分の店を守るだけで精一杯、でも同じ志を持ってくれているだけでも心強い、これからもよろしくお願いします。

できれば居酒屋でも話の続きをしたかったのだけども、乾杯が始まったらもうグシャグシャ。それでもADA社員の方々や各県の特約店の方と話が出来て良かった、でもみんな仕事の話ばっかりだな…なんて思っているとくだらない話で盛り上がっている二人組、あれは研修の時の札幌代表!サスガである(いい石だしてるツアー『虎の穴編』参照)。

話が盛り上がるのはいいんだけど、またしても落ち着いて飯が食えない。急いでタコの足を食べたら窒息しそうになるし、なぜか後半はエビの天ぷらだけ山盛りで出てくるし、とにかくエビ天だけ食べまくって宴の時間は終った。

二日目は不参加のユウハ店長とはここでお別れ。ホテルに戻ったのは夜の10時半、俺の戦いはまだ終らない。ここからはADAメガマニアであるトトロ氏との直接対談である。中華料理店のテーブルを挟みここでもガチなトークを繰り広げる、トトロ氏のすごい所は単なるコレクターではなく業界関係者との交友関係が広く、ちょっとしたショップオーナーなんかとは比べ物にならないほどのコネクションを持っている事。ベンダー側にいたらとんでもないショップが出来上がっていただろう。

生粋のセブンスマニヤでもあるトトロ氏と今後のセブンスについても話し合う。こんな熱帯魚屋の展望にワクワクしてくれるんだから嬉しい限りだ。

そして時刻はもう12時前、壮絶な一日がやっと終ろうとしていた。部屋に入って窓の外を見れば見事な新潟の夜景が広がる…明日はアレに挑戦してみようかな?と思ったら緊張してきた。
午前1時、広いベッドの上で就寝。

つづく(画像ピンボケですみません)

2016/10/04

行け!Nature Aquarium Party 2016 その2

ついに受付開始時間になってしまった。ここから先は未知の世界、何が起こるか分からない。大きく深呼吸をして覚悟を決め日航ホテルの4階に向けて歩き出す。通路のいたるところでADAスタッフがお出迎え、さすがに若いスタッフには「初めまして」だが、重鎮スタッフ様には顔パス!やっと俺もここまできたか。

受付でネームタグをもらい会場に入る、中央には大きなスクリーンとそれを囲むように300ほどの椅子が並べられている。俺は全体の雰囲気を感じたかったので一番後ろの席に座る(決して逃げてるわけではない)、ぞくぞくと人が集まってくるが驚いたのは参加者の4割が外国勢に思える、2002年の時は数人しかいなかったのに50人を超えるだろうか?ブラジルから、ヨーロッパ各国から、そしてアジア諸国から、飛行機代払ってまで日本に来る情熱ってスゴイ。

それにしても俺の知ってる人が誰も来ない、このまま一人で孤独に過ごすのだろうか?気づけば周りの席は外国勢に囲まれて何を言ってるかも分からない。あぁ…やっぱりこの感じなのか?と、ゲンナリしていたら「相馬さん!」と声が。声の主はユウハ店長、よかったぁとりあえず孤独じゃない事は分かった、とりあえず表彰式は一人で乗り越えようとノートとペンを片手に開会を待つ。
正直言ってランキングや作品内容に興味はない、会場にいる世界トップクラスのクレイジーピープルとはどんな人たちなのか、男女の割合、国籍などを分析してノートに書き綴った。作品が発表されるたびに声を上げるのは外国勢だけか、こういうのは日本も取り入れた方が良いと思うけどな。

それにしてもエアコンが強力すぎ。周りの外国勢はジャケットを着始めたが、俺は半袖シャツ1枚しか持ってないので耐えるしかない、終盤には持ってるカバンを抱えて少しでも防寒するがヌカに釘、休憩時間は逃げるように会場から出て体を温めた。
休憩中に突っ立っていると「やっと会えた!」との声が。今度は何度かセブンスに来てくれた東京のトトロ氏(現在は大阪勤務中)、これで後半の立食パーティも乗り越えられそうだ。さらにセブンスで水槽を買ってくれた一般ユーザーも合流、なんとも心強い!

見るからに豪華料理が並ぶ立食パーティ、しかも酒飲み放題。食べつくしたいところだが、立場はショップオーナーゆえ大人の会話に翻弄されて食べてるヒマなんぞありゃしない、とりあえず寿司だけは詰め込んだが遠くに並ぶ料理群には触れる事すらなく会は終了。

終った後に酔ったユウハ店長がからんできた…遅いよ!

つづく

2016/10/03

行け!Nature Aquarium Party 2016 その1

10月1日午前7時。新潟市に向けて出発、こんなに早く出る必要はないのだけども高速代節約して海岸線をゆっくり走りたかったし、せっかくだから市内で買い物もしたいわけで。海岸ルートはあの「原付新潟縦断」以来、今度はちゃんと「バラパン」を買って、フィットに乗っての快適旅。

柏崎のコンビニでコーヒーを買い、出雲崎の海岸でパンを食べる、乗り物は違えどやってる事はあの時と同じ、違うのは所用時間か?原付よりも30分ほど早い午前10時30分に女池のハードオフに到着。ジャンク品を物色するも収穫ナシ、ブックオフでも収穫ナシ、オフハウスには用事ないかなと思ってたら良さげな冬用のコートを発見したので迷わず購入、年明けに旅の予定があるのでその時のために。

まだ11時、集合は1時なのでまだまだ余裕。ならばブックオフのハシゴでもするかと今度は万代のブックオフへ…と思ったらホビーロードを見つけてしまった。もう俺には縁のない店のはずなんだが…ちょっとだけ見学して万代へ向かう。

来たぜ2軒目ブックオフ!こっちは土地柄なのかちょっとだけ洋書が集まっており、じっくり厳選して100円と500円のを2冊購入、洋書なんて読めるのかって?こんなの読めるわけないでしょ、俺にとって洋書は「読む物」ではなく「置く物」なのだ!

到着前に散財してしまったが、時間も近づいてきたので会場の日航ホテルに向かう。さて、ここから先は戦場だ、実はNAパーティに参加するのは記念すべき第1回以来の2度目、あの時の強烈なアウェー感と巨匠の威圧感で完全にノックアウトされ、二度と行くまいと思っていたのだが(いい石だしてるツアー『行け!Nature Aquarium Party 2002』参照)今回の俺には重大な使命がある。セブンス店長というよりもC.A.O.の代表として何かを掴んで帰還するのだ!

俺の兄弟は歳の離れた姉が2人なので、子供の頃はずっと独りで遊んでいた。そのせいか人付き合いが得意ではなく、(こう見えても)人と話すのが苦手なのである。時間ギリギリまで人がいない所で待っていようとエレベーターに乗ったらADAの名札を付けたスタッフが3人乗ってきた…どうする?このまま他人のフリをしていれば話をしなくて済むが、後からバレたら印象悪すぎだろ?40歳にもなってガキみたいなことしてられないので大人の挨拶を交わす…そして逃げるようにエレベーターを降りてテラスに出た。
週末にもかかわらず誰もいないテラス。青空と海からの風が気持ちいい、受付開始時間までここで待機する事にした。

つづく

2016/10/02

とりあえず速報

ただいま。

あまりにも壮絶、あまりにも内容がケイン濃すぎ。画像の整理作業も必要なので詳しい話は明日以降に詳しく報告しますので、とりあえず今日はイベント中に発表されたADAの新製品情報などをご案内します。

まずはNAコントロールタイマーが廃盤になったと思いきやアルミボディ(ステンレス?)になって再登場予定。

アマゾニアの効果を維持した茶色系のソイルが発売される模様、これは比較的近いうちに発売されるようです。

そして注目度No.1だったのがアクアスカイの改良型で、現行のアクアスカイの光よりも緑色の光を強化して草の色をキレイに演出する照明。大幅なデザイン変更はないものの、コードの色がクリア、アダプターはホワイトになるかもしれない。

液体添加剤のグリーンブライティシリーズの成分が変わり、それに伴いボトルの形状が円柱から角柱に変更になる。これはメンテナンススタンドユーザーにとっては悲報と言える。

Do!aquaシリーズはコンセプトが変わるようで、とりあえず60cm水槽もしくはそれ以下のサイズで使われる製品しか発売されなくなる。これによりミュージックグラスやバイオレットグラス等の大型水槽向けサイズは廃盤となる。さらに侘び草などを使って楽しむフィルター一体型水槽が試作されていた。

ソイル以外は来年になってからの発売だと思うので慌てる必要はないと思います。悩むのはアクアスカイで、今の光の色でかまわないという人はそれまでに買った方が良いでしょう、改良型が良いという人は待つべきですが、今のよりは価格が上がると思うのでそれも考慮すべし。

社長交代で停滞していた製品開発が再開されたようですね、今後も私がゾクゾクするような製品をドロップアウトされることを期待しております。