営業終了予定のお知らせ

セブンスヘヴンズは新規事業移行に伴い、店舗及び販売業務を終了させていただく準備を進めております。
終業までの期間によってはお客様のご要望にお応えできない事もございます、ご了承ください。
残り限られたお時間ではございますが、精一杯努めさせていただきます。


www.seventh-heavens.com

2019/12/31

説明責任果たすとはこういう事です

いろいろありましたが今年も年を越せるようで、変わらぬご愛顧に感謝する日々です。

今年は本当にいろいろありまして、それに関しての説明不足の点も多く「アイツは一体何をやっているんだ?」と思っている方も多いと思います。現時点で公表できること、できないこと、その他複雑な事情が重なり合ってこのような事態になってしまっているのですが、今回は現時点で公表できること、そしてコレを読んでいる方にとって必要と思われる事項をできるだけ詳細にお伝えしたいと思います。

まず最初に誤解を解消しなければならず「セブンス店長病気説」ですが、それは全くありません。いたって健康、うつ病のような精神障害もありません。ですが、多くのことに追われているのは事実で、実際に会話や文章でも面白いことを言えなくなったのは感じていますので、多少は何かしらのダメージがあるのかもしれません。むしろ今までが超人だっただけの話で、常人に戻ったのかもしれませんね。

次にブログの定期連載を終わらせた理由ですが、上記のことが一つ、そして営業の終了イメージを明確に表現するという点、もう一つは表現媒体を変えようと考えている事があります。これまで10年ほどネットを使って情報を提供してきましたが、この10年で「情報はタダで手に入れる」という環境に変わりました。手元のデバイスで必要な時にサッと情報が手に入る、提供する側も画像とテキストを指定して送信ボタンを押すだけ。そのおかげで情報に対する重みや責任の度合いが急速に減少しているのを痛感しています。
こんな時代だからこそ私は紙媒体に挑みたくなりました。受け手はお金を払ってその情報を手に入れることになりますが、この時代にお金を出してまで知ろうとしている人のアンテナ感度に興味があるのです。だからこの先はデジタルを使った情報発信を最小限に抑えていきます。それと媒体を言い訳にした弱音発言はジャーナリストとしてダサいと思いますので。

セブンスの閉業タイミングが早まったことに驚いている方も多いです。それは後で説明するCROSS ARTS PROJECT,llcにも関係することですが、もう一つ大きな理由があります。私は20年以上もショップをやってきながらも生き物の命を犠牲にしなければ成り立たないこの職業にずっとストレスを感じていました。それでも起業は私の夢でもありましたし、アクアリウムも好きでしたから毎年動物慰霊碑に手を合わせながらこれまで続けて来たのですが、私の考えを自由に表現できるクロスアーツを始めてから感情を抑えることが難しくなってきました。

アクアリウムは外見上自然思想の高いイメージを持っていますが、窓の外を見れば普通にある植物をわざわざ高出力の照明を使って育てたり、希少な生物や植物を採取して高額でトレードするなどの闇の部分も多く持っています。ここ最近ではエビやメダカが人間の手によって無残な姿に変わり果てました、散々遊び尽くされた挙げ句に残るのは自然環境に与える遺伝子異常危機です。でもこれらはアクアリウムビジネスを発展させたり、維持するには必要なことであって、これらの流れがあったからこそ今私が作品を作れるという事も十分承知しているつもりです。

でも、もう限界でした。「飽きた」という理由だけで魚の入れ替えを要求するメンテナンス契約をすべて終わらせ、明らかに生き物側の飼育負担の大きい海水魚販売も辞め、あとは数年にわたってセブンスをフェードアウトさせようと考えていたのですが、もうその頃には生き物を売ることへの拒絶反応が起きてしまっていました。あと1年半、それが私の判断した可能な限り長い営業期間です。

CROSS ARTS PROJECT,llcは私のアクアリウムに対するストレスを全て取り除いた業務内容になるよう計画が進んでいます。これまでのアクアリウムは一人の人間を満たすために多くの生き物の犠牲が必要でした。だから一つの水槽を大勢で楽しめる施設を作れば生き物の犠牲や負担を最小限にすることができます。その施設を地元に作ることによりアクアリウム文化のアピールだけでなく、観光などの地域貢献もできますし、その施設を自由な発想で使ってもらうことにより今までにない新しい可能性がアクアリウムと共に生まれるんじゃないかと。

その施設は既存の倉庫を改築するか新たに建設する予定です。もちろん資金から始まり、あらゆる作業に至るまで私一人では実現できないことばかりで、今後助けを求めることになると思います。ですが、何も決まっていない状態ではどんな助けが必要なのかも分かりませんし、予測ばかりを語っていると内容がブレることになり信頼を失うことにもなりかねません。だから今は何も言えないのです、そこをご理解いただけると助かります。
でもこんな夢のような話をしただけで予想を超える多くの方が協力を申し出てくれています、これはきっと本来アクアリウムが持っているポテンシャルの高さを表しているんでしょう。

2019年の1年間で、夢を実現するためにはその何十倍もの現実的な準備を重ねる必要があると思い知らされました。だから私はその準備のために一度アクアリウムの表舞台から退きます。でも私自身は見えなくても、この街に点在している私の作品たちが私の歩みを教えてくれるはずです。

私は巨匠の目の前で「アナタを超えます」と宣言しています。今私が生きていられているという時点で持っているこの強力なアドバンテージを駆使して作った世界を驚かすアクアリウムを…この街のどこかに。