2012/12/23

燃え尽き症候群

スワップラジオの中身を買うために家電量販店に行ったのですが、おもちゃコーナーのレジの前が目を疑うような大行列で、財布の中身も気力も全て失ったというような大人達の表情を見て正月明けるまでアクアリウム業界が潤うことは無いと確信しました。そんな大行列をあざ笑うかのように空いてる家電用のレジで1000円の一番安いラジオと電池を買い、ついでに100円ショップに寄って小さい目覚まし時計も手に入れました。

出勤後、昨日バラしたヴィンテージラジオに今日買ってきたラジオの中身を移植する作業を始めました。まずはラジオに付いている時計からです、まずは長針短針を取り外し、交流電源用のムーブメントも取り去って何も無い状態にして、100円で買ってきた目覚まし時計から電池式のムーブメントを取り出してラジオの内部に固定します。できれば針はオリジナルを再利用したかったのですが、残念ながら針穴の大きさが違っていたので、目覚まし時計の物にしました。電池を入れるとしっかりと時を刻み始めたラジオ時計は50年の時を経て再び動き出した事になります…なんか感動的。

いよいよラジオユニットにとりかかります、まずは1000円ラジオを分解して基盤と電池ケースを確保しました、ボリュームとチューニングのスイッチはどうしてもオリジナルの位置とは基盤の形状が異なりすぎたので、オリジナルのスイッチ関係はダミーとして残し、ラジオ本体の裏蓋にに穴を開けて新基盤を固定し、そこにボリュームとチューニングのスイッチを出しました。最後は電池ケースと基盤、そしてオリジナルのスピーカーの配線をハンダ付けしてとりあえずは作業完了。ドキドキしながら電池を入れると「ガー!」というノイズ音、そしてチューニングを合わせるとちゃんと受信できておりました。

自分で言うのもなんだけど俺もなかなかやるなぁ~、アメリカでコレを使ってた人はまさかこんな顛末になるとは思ってもみなかっただろうな。そしてにしもどうして俺はこういう楽しい事を1日で終わらせてしまうんだろうか?せめて3日間ぐらいかけてじっくりやっても良かったと思うんだけどなぁ。

明日から何をすればよいのやら。