最近、石組をやりたいという相談やメールが多いので今日はその話をします。あくまでも個人的な解釈ですので基本的な定義は踏まえた上での話です。
ミニ四駆やRCのボディを作るときにモデルにされるのはレーシン
大まかな所を上げればV8エンジンが収まるような広いボンネット、
これらは実際には存在しない巨大なエンジンを「見えないけど、
コンテスト上位でよく見る石を使った作品はそのほとんどが石組と
日本人は掛軸の横に置かれた小さな石で壮大な山や池の風景を演出
緻密に作り込まれ過ぎた石作品はまるでメッキパーツビカビカのハ
次に、店頭で石を選んでいる方の様子を見るとほとんどの場合、
石選びの基準は表面の質感だけで、あとは一通りのサイズを集めればそれでOK。それを持ち帰って「その素材の良い所を見極めて」組み上げ、持ち帰った石を全て使うのではなく不要な石は迷いなく残す潔さも大切です。
そうやって組んだ石組は時間が経つほどに味わいを増し、ゆっくりと自分の物になってゆくのです。
まもなく解体しますが、LYONロッカーに乗っている「世紀の駄作」は石1個で組まれた究極の石組です。私の飽くなき挑戦は続きます。