雷鳴が轟き、大粒の雹が地面を叩きつける春の嵐。 その嵐と共にやってきたニュービートル用の15インチタイヤ!
いつかは戦う事になる宿敵(とも)であったが、 まさかこんなおあつらえ向きな日に拳を交わす事になろうとは…。
15インチスチールホイール、新品のバルブ、ビードクリーム、 そしてタイヤチェンジャー、役者は全て揃った。 まずはバルブの交換だが、 これはエブリィのタイヤで予習していた事もあり、 難なく交換できた。そしてタイヤにたっぷりとクリームを塗って、 タイヤの片側をホイールに通す作業。
チェンジャーにホイールを固定して上から被せるようにタイヤを押 し込むのだが、タイヤを触っただけで「 こんな硬いモノがハマるのだろうか?」と自信が無くなってくる。
何故か青春時代の淡い思い出が頭を過ぎったが、 余計な邪念を振り払って上からグイグイと押し込んでみるも全く入 る気配がない…
「タイヤ屋さんに持っていくか…」
諦めるの早すぎだろ!?こんな事では読者が喜ぶわけがない、 むしろ流血して喝采を浴びるのがセブンスの流儀といえよう。
ならばとバールを持ってきてグリグリやってみたが、 イマイチな上にホイールが傷付くのでこれもアウト。 まいったなぁ、まだ工程の半分も進んでないのに…。そう言えば、 予習のためにとYouTubeの動画を見ていた時に地面に置いて 踏んでいたような記憶がある、その手があったか!
一度チェンジャーからホイールを下ろし、 地面に置いた状態で上に乗って足でタイヤを押し込む。 それでも入る気配がなく、踏んて、蹴って、飛んで、締め上げて、 ズルッとなってホイールの縁でアキレス腱を強打!( 流血はしなかった) まるで子供が公園のタイヤ遊具で遊んでいるような状態、 それでも諦めずにグリグリやってたらある時スポッとタイヤが通っ た。
一瞬何が起こったのか分からなかったが何かコツがあるらしい、 それでも残り3本苦戦しながらグリグリやってなんとか収めた。
いよいよ最終工程である、 タイヤの反対側もホイールの内側に押し込んで一体化させるのだが 、話によればココが一番の難関らしい。 今度こそタイヤチェンジャーの出番、 もう一度チェンジャーにセットして、 専用の棒をホイールとタイヤの間に差し込み、 テコの原理と腕力を駆使して押し込むというもの。
今こそ日頃のトレーニングで鍛え上げた大胸筋と上腕二頭筋が唸り を上げる時ぞ!おい、俺の筋肉やるのかい?やらないのかい? どっちなんだい!?どっちでもえぇわぁ、よしイケェ! ウオリィヤャ…あ、あれ? すんなりスポッと入っちゃいましたけど?
なんだよ、あっけないなぁ。マグレかもしれないので、 もう一本やってみたがこちらもアッサリと終了。 最初に片側入れる方がよっぽど苦戦したわけで、 もしかしてこのタイヤチェンジャーって超スグレモノなんじゃねぇ の!?
さぁ!これでセブンスは「タイヤも組める熱帯魚屋」 としてさらなる進化を遂げました。 これからは育児相談からタイヤのお悩みまで、 全て当店におまかせください。
いつかは戦う事になる宿敵(とも)であったが、
15インチスチールホイール、新品のバルブ、ビードクリーム、
チェンジャーにホイールを固定して上から被せるようにタイヤを押
何故か青春時代の淡い思い出が頭を過ぎったが、
「タイヤ屋さんに持っていくか…」
諦めるの早すぎだろ!?こんな事では読者が喜ぶわけがない、
ならばとバールを持ってきてグリグリやってみたが、
一度チェンジャーからホイールを下ろし、
一瞬何が起こったのか分からなかったが何かコツがあるらしい、
いよいよ最終工程である、
今こそ日頃のトレーニングで鍛え上げた大胸筋と上腕二頭筋が唸り
なんだよ、あっけないなぁ。マグレかもしれないので、
さぁ!これでセブンスは「タイヤも組める熱帯魚屋」