2012/07/15

風呂 トイレ付 屋根無し

おかげさまで無事に帰ってきました。

このテの集まりに参加するのは去年の秋頃の温泉企画以来2度目なのですが、今回は話の内容が比べ物にならないぐらい濃かった!前回は車の話が1割その他9割が(様々な)オヤジネタだったのに対し、今回は車が9割でしかも俺には全く理解できないマニヤな内容でありました。
というわけで軟派なワーゲン乗りの私にできることは食うことですので、肉屋から直接買い付けたホルモンやダッチオーブンで炊いたニジマスご飯、本場ブラジルのソーセージなど、かなりレベルの高いアウトドア食材とビールを満喫させてもらいました。

思えば私は今回が初の野宿体験で、キャンプ場から遥か離れた駐車場に停めた車中で夜明けまで仮眠しようと思ったのですが、外灯一つ無い山中の駐車場は漆黒の闇と耳がおかしくなったかと思うほどの無音空間で、眼を開ければ間違いなく人のようなものを見てしまうに違いない異様な雰囲気でなんとか1時間半は耐えたのですが、その恐怖感と乳児並みの消化機能しかない私の内蔵が高級料理とビールの影響でもよおし始め、こんな所で野○○するぐらいなら今から運転して帰るほうがマシだと決意し、飲酒運転覚悟で山を下りました。そして1時間かかってようやく長岡市までたどり着き、なんとか24時間営業のスーパーへ逃げ込んだのでありました。

長岡から高速道に乗って家に着いたのが朝の4時、片道2時間半での強行日帰りキャンプは無謀極まりないものでありました(今日は営業中死んでました)。

それにしても趣味に人生を賭ける人達のエネルギーはハンパない、というか近寄りがたい危ないオーラすら感じる。一応俺もアクアリウムという方面から見れば同じような存在なんだろうけども、せっかく人生を賭けるならコレぐらいの熱意はありたいものだ。ワーゲンでは勝てないと思うけど、ワーゲンとアクアリウムをシンクロさせるこの感性だけは誰にも負ける事はありません。