2015/05/27

神奈川にも存在した殺生河原

開門後向かったのは水族館、というか朝はそれしかやってないのでほとんどの人がそうだった。規模は上越の3倍といったところか、それぞれの水槽が大きくて見ごたえはあるのだが、水槽内の出来栄えは比較的大味で自然再現要素は少なめだった。その代わりイルカショーなどのアトラクションは派手にやっていて、展示水槽よりもエンターテインメント重視のように思えた。エプソン品川も似たような感じだったので、これが会社方針なのかもしれない。
普通に考えれば展示水槽なんか経費と手間がかかる割には収益性は低いのでそんなもんなんだろう、でも今後は変えなければいけない考えだと思うよ。
施設中がとにかくイルカだらけで、見てよし、触ってよし、のイルカ好きにはたまらない設定、確実に人件費よりも給料安く、稼ぎは多い、きっとエリート社員なんだろう。

水族館を中心にしたテーマパークとは思い切った発案だと思う、乗り物系のアトラクションもギリギリのところ(最低でもネーミングだけとか)で海洋と結びつけてあるのが面白い。とりあえずレインボータワー(新潟名称)みたいなのに乗って施設全体イメージを掴んだが、乗り物は絶叫系ばかりで子供にはちょっとキツいんじゃないかと。とりあえず激流下りみたいなのは楽しかったけど、他のは怖がってしまいせっかくの1日券がもったいない、どうしようか?残り時間も少なくなってきたので最後のシメにデカイのに挑戦しようと、ならばジェットコースター行くしかねぇな…と。

俺はこの手の「酔う」のは苦手で、地元の遊園地の乗り物を緊急停止させた苦い思い出(2年前ぐらい)がある。子供も超嫌がっていたけども、コレを4人で乗れば確実に記憶に残る、記憶の共有こそが何よりも代え難い宝なのだからやるしかない、何よりもコレに乗らないと1日券の元が取れないのだ!
嫌がる子供達を乗せて昇り始めたコースター、もはや後戻りできない片道切符。最高点は高さ30mぐらいだろうか?目の前一面の東京湾が素晴らしい!ウヒョ~なんて叫びながら両手を挙げるののもつかの間、一気の下りで急加速!「あ゛あ゛ぁ~!胃が、胃が出るぅー!」海の上に突き出たレールが特徴と言うが、そんなもん見ている余裕も無い。1分ほどで終わったけども、家族全員見事に死んだ。

「二度と乗りたくない(子供談)」

どうだ、見事に消えない記憶を刻んだだろう?この肉を切らせて骨を絶つ作戦が見事に成功したってもんだ(娘は吐く寸前だったらしい)。
コースターも怖かったけど、当日は地震もあったからね。その時は運良く地上にいたけども、レインボータワーにでも乗ってたら生きた心地しなかったと思うよ。

上越にはぜひとも日本海に突き出たコースターを作ってほしいね。