2016/03/23

店がちょっとだけ広くなった

「アナタの事は好き、だから私達別れた方がいいと思うの…」意味わかんねぇよと、昭和のドラマかよと。

と、今まで思っていたのですが今は理解できます。卒業制作の完成後、これまで買い集めた大量のキットやパーツをダンボールにまとめて片付けました。オークションに出せば数倍の値段がつく物も多々ありますが、金に変えたらそれで終ってしまうというか、今までの良き思い出に泥を塗るような気がするので、その時が来るまでしばしのお別れです。

今まで面白いことなら何でも躊躇ナシに打ち込んできましたが、こうやって断ち切るのは私の中でも稀な事です。ましてやミニ四駆は自分の中でも今がピークだと思うのですが…。
今の現状を冷静に分析すると今はミニ四駆からインスピレーションを受けるのではなく、与えている割合が多くて、新しい経験をする機会が減ってしまっています。もちろん一つの事を徹底して掘り下げる事も良い事なのですが、私にとってそれはアクアリウムであり、それを掘り下げるためにあらゆる経験が必要なのです。だからそれはクリエイターとしての宿命なんだと思います。

ミニ四駆を通じた多くの出会いはとてつもない財産ですが、セブンス店長は常に何かのビギナーであり続けます。とか言いながらすぐにパンドラの箱が開いたりして…。