2016/03/28

神保町が呼んでいる

5月に歯科医院様設置予定の水槽が届きました、アクリルの90×45×60です。やっぱりハイタイプは良いですよ、価格は2倍に上がっちゃいますけど存在感は3倍以上アップします。
今回は海水仕様ということで1ヶ月間かけて準備をします。再びバベルの塔をぶっ建ててやりますよ、またしてもタミヤのパテを大量購入しなくては。

店内と平屋リノベーションイメージの参考になる本を探しています、ですがインテリアコーナーにあるのはソレ風に手掛けられた物件を網羅している雑誌ばかりなのです。私は「ソレ風」ではなく「ソレ」を見たいのですが、海外の朽ちた倉庫や工場をありのまま掲載している雑誌なんてあるのでしょうか?
「ソレ風」という事は誰かが手掛けたものであり、それを参考にしたところで所詮「ソレ風」を越える事はできません。
倉庫や工場の良いところは、あらゆる物が実用性だけを考えられていて作為が全くない所です。そのわざとらしさの無い照明のスイッチや配管、手すりなどが侘びていてクールなのです。

インテリアコーナーの横がペットコーナーでしたのでアクアリウム雑誌も見てみました。「ソレ風」に作られた水景が網羅されておりました。

朽ちた工場の雑誌はありませんが、アクアリウム界には「ソレ」をありのまま掲載した写真集が存在します。凡人が「つまらない」と感じる物ほど重要な創造の原点なのかもしれません。