2017/05/08

赤毛

電子ピアノ騒動についに終止符!

結局新品購入案は白紙に戻り、再び毎晩パソコンに噛り付いていたため、やや寝不足ぎみで日々体調のイマイチな状態が続いておりました。

そんな昨日、いつもより10分早く出勤したので、ついでに歩いて近くのハードオフへぶらりと行ったんです。連休前にも物色に行ったのですが、その時は良さげな候補はなく、そんな頻繁に商品が入れ替わることもないだろうと、特に期待はしていなかったのですが

階段を登った正面にドンッと鎮座していたのはヤマハのクラビノーバ!まさに電子ピアノと言えばソレと言われるぐらいの王道機種。気になる値段はいっ、1万円!?

10万じゃなくて?値札のケタ間違ってんじゃねえの?いやまて、お世辞にもこの店の売値相場は安くない、きっと何か理由があっての値段なんだ。

冷静を装ってじっくり鑑定してみた。まずは型番からして古い機種である可能性が高い、20年前ぐらいのモデルだろうか?それと値札にペダルの反応が悪いと表記してあった。そして何よりもこの巨大な本体サイズである、現行のモデルはかなりスリム化されているので今の住宅事情から考えると不人気なのだろう。

悩むなぁ最近のモデルと比べると明らかに鍵盤の感触がイマイチ、今まで本物でやってきた分だけギャップを感じてしまう。しかし、先日長岡の店にあった同じクラビノーバと比べると、値段は一緒なのに雲泥の差でこっちの方がコンディションが良い。そして向こうはジャンク品だったが、こちらは3ヶ月保証の中古品、この差は大きい。しかも持ち帰りは車で5分という好立地条件である。

悩んでいる間に売れてしまうかもしれないが(と、焦っているのは当人だけなんだろうけど)、落ち着いて3分間だけ考えよう。店内で他の商品を見ている素振りをしながら自問自答を繰り返す。できればローランドが欲しかったでも今の俺のウデマエであればコレで十分すぎる

「そこのクラビノーバください!」

コイツが大学前のハードオフに売られたのはきっと何かの運命なのだ、それが決め手。ただし、今は徒歩で来てしまったため売約にしてもらって夜に軽トラで取りに行った。

ついに我が家にやってきた電子ピアノ。とてもじゃないけど諜報室のデスクに置けるサイズではなかったのでスプラトゥーンをやってたリビングに置かせてもらいました。

さすが古いモデルだけあって弾いた感触と音は本物とは掛け離れていて、ちょうどピアノとキーボード中間ぐらい、それでも20年前でコレならば一体最新モデルってどれだけスゴいのだろうか?

ともかく、これで家族に苦情を言われることなく思う存分に練習に打ち込めるのである。なによりも連夜のオークションバトルから解放されるというのが大きい。ただし、ヘッドフォンを手に入れたらの話だが