2019/06/10

14日(金)の営業は17時までです

ADAみずくさの森インディアンクラススラご注文のお客様、ご用意できております。

14日(金)はペントラッチャ主催のディナーイベントに出席しますのでセブンスの営業は17時までとさせていただきます。

それだけ書くと美味しい料理と極上のワインを楽しむだけに思えますが、私にとってはその日がエヴォルツィオーネ・スパルジオ(そういうタイトルなんです)の正式発表の場でもあるので、メシを楽しむ余裕なんて全くないんですよ。

クロスアーツプロジェクトのメジャーデビューという記念すべき日でもありますが、やっと臨界点に達する事ができたなと。ここまで言葉に表せないほどの苦労の連続でした(もちろん多大なる支援があっての事です)。

臨界は核融合で使う言葉ですけど、ある一定の出力を越えると勝手に連続して核融合が起こり始めるラインの事で、たぶんこの先は私から仕掛けなくてもある程度は私の意志に関係なくプロジェクトが進んで行くようになると思います。

それはとても嬉しい事でもありますが、今度はしっかり制御しないと弊害もありますので。そこも核エネルギーと似ていますね。

何でも臨界させれば良いとは思っていません。前例としてミニ四駆の時がありますが、あの時も臨界を感じたので急遽引退宣言をしたんです。その先をコントロールする難しさと責任の重さを知っているつもりなので。


昨日書いた植物イベントの話ですけど、私の知る限りこのイベントはショップオーナーなどが集まった団体で企画されているはずです。日本のアクアリウムの歴史を辿れば最初はネオンテトラ一匹1万円の時代はごく一部の愛好家が個人輸入していて、その次が大手企業やメーカーが流通や流行の主導権を担い、そして今度は実力のあるショップや団体がリードするサードウェイブ時代なんだろうなと。

企業主導よりも内容の濃いエンターテイメントを提供できるわけで、そこが今の需要と合致しているんじゃないかな。それに関しては私も大賛成で、今まで出来なかった事にもっと挑戦してもらえば良いと思う。だけどその内容の濃さを(レア植物のような)物販で作ろうとすると、その分だけ誰か(今回は生態系)が負担やリスクを被る事になるわけで、私が物販を辞める理由の半分はソレ。

だけども、過去の愛好家の行動があったおかげで現在ロターラなどの多様な水草が普通に使えるわけで、どちらがダメというわけではなく、互いに理解する懐の深さが求められるんですね(オトナの世界ですわ)。

その喜びの分だけ誰かが犠牲になっている事を忘れてはいけません、そんな歌もありましたね。この世は全て等価交換の法則で成り立っている、わからない人は鋼の錬金術師を観てください。